アスカ 6ローラーラミネーター L620A3の口コミ・評判は？実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー！

仕上がりのきれいさは高評価を獲得。「どの厚みでも端が定着しない」という口コミに反してフィルムはぴったり貼りつき、四隅のズレも見られませんでした。

機能性も申し分ありません。「速く仕上がる」という口コミ同様に、かかった時間は立ち上がりに約1分・A4サイズ1枚の加工時間は約9秒とかなりスピーディです。

比較したなかには、加工時間がA4サイズ1枚あたり1分を超える商品もありました。対して、本品はA3サイズまで対応しているため、A4サイズを横向きで投入すればさらに作業効率が上がるでしょう。

また、フィルム詰まりを簡単に解消できる逆転スイッチも搭載。インターバルなしで連続投入しても1枚目と同等にきれいに仕上がり、できあがりにバラつきが出にくいのも魅力のひとつです。

温度設定機能は、用途に合わせてオートモード・マニュアルモードの2つから選べます。比較したなかには、フィルム厚に対する温度を対応表で確認しながら設定するものもありました。一方、本品はオートモードならフィルム厚に合わせて温度・速度が自動的に選択されるので便利です。

また、仕上がりにこだわりたいときは、マニュアルモードに切り替えるのがおすすめ。フィルム厚は75・100・150・250μmと幅広く対応しているため、より適した温度に調整可能です。紙の厚さとフィルムの厚さを設定する手間はかかりますが、よりきれいな仕上がりを目指せるでしょう。

連続使用しても、過度な温度上昇はありませんでした。250μ用で30分間稼働したところ、本体の右側がやや温かくなったものの温度はぬるいと感じる程度です。低温やけどのリスクは低いでしょう。

また、比較したなかにはコーナーカッターが付属しているものもありましたが、本品に付属品はありません。意図せず格納箇所が開く心配をしなくて済みます。

本体の重さは約4.3kgと重く、移動させて使用したい人には向きません。サイズも幅52.2×奥行き36.3（ガイドトレー含む）×高さ12.cmと大きめです。

比較したなかには重量が約0.92kgと軽く、持ち運びやすいものもありました。一方、こちらは定位置に置きっぱなしにして使用するのがおすすめです。

本品の投入口は3.5mmと広めなので、指の巻き込みに注意が必要です。比較した商品の約半数が高評価の基準とした3mm未満であったのに対し、こちらの投入口は少し大きめ。小さい子どもがいる家庭では、ラミネート作業中に目を離さないようにしてくださいね。