「スポーツ好きな相手と恋するきっかけが見つかる」と謳うスポ活・恋活・婚活アプリ、ENSPORTS(エンスポーツ)。「自分の好みの相手が見つけやすい」と評判ですが、「会員数が少ない」との気になる口コミもあり、利用を迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の8つの観点から検証しました。
さらに、主要な婚活アプリとも比較。サクラはいるのか、身バレを防ぐ方法はあるのかなどもご紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
マッチングアプリ・結婚相談所・婚活パーティーなどの恋愛・婚活サービスを担当。実際にサービスを利用するだけでなく、専門家・ユーザーへの取材を通じてサービスを比較検証してきた。「ユーザーが出会いの機会を増やせるサービスを紹介する」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ENSPORTS(エンスポーツ)は、スポーツ好きの人と出会えるのが魅力ですが、会員数に期待できないのがネック。2024年1月提供開始の新サービスなので、「会員数が少ない」との口コミどおりと考えられます。大手マッチングアプリは会員数1,000万人以上だったことを思うと、こちらは多くの出会いのなかから自分に合う相手を探したい人には不向きです。
プロフィールで結婚観を確認しづらいのも惜しいポイント。結婚時期の希望こそプロフィールで確認・検索もできるものの、結婚後の仕事・子ども・家事分担・育児分担などの項目はありません。結婚観が伝わる項目が充実していた婚活専用アプリと比べると、早く結婚したいと考えている人は使いづらく感じる可能性があります。
一方で、好きなスポーツ・運動習慣をきっかけに出会える機能は魅力的。好きなスポーツについて詳しく語れる「好きなスポーツベスト」機能を備えています。一緒にプレイ・観戦などができる相手を募集する「スポ活」機能も特徴的。「自分の好みの相手が見つけやすい」との口コミどおり、スポーツをきっかけに気が合う相手を探しやすいですよ。
24時間365日監視やブロック・通報機能など、多くのアプリに備わっていた基本的な安全対策もあり。女性はほかの大半のマッチングアプリと同じく無料で、男性は有料のベーシックプランを1ヶ月3,500円とリーズナブルな料金で利用できます。比較した全アプリの男性料金平均は4,400円ほどだったので、コストを抑えたい人にもおすすめです。
居住地・体格・年収・休日など、婚活に欠かせないプロフィール項目・検索機能も充実していました。スポーツ好きという共通の趣味を持つ相手のなかから、さらに条件に合う人を選べるでしょう。ただし、会員数に期待できない点・結婚観がわかりづらい点はネック。早く結婚したいならENSPORTSはサブアプリとして活用し、婚活向け・会員数の多いアプリをメインにするのがおすすめです。
<おすすめな人>
実際にENSPORTS(エンスポーツ)と比較検証を行ったサービスのなかで、総合評価1位を獲得した婚活アプリと、各検証でNo.1を獲得したアプリをピックアップしました!
ENSPORTS(エンスポーツ)のデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!
ENSPORTS(エンスポーツ)は、スポーツ好きな相手と出会えるマッチングアプリ。「スポーツ好きな夫婦やカップルの総量を増やすこと」をミッションに2024年1月に提供が開始された新しいサービスで、共通の価値観や趣味をきっかけに結婚相手を探せるのが魅力です。
運営元は、2023年設立で札幌に本社を置く株式会社エンスポーツ。スポーツを起点として、縁結びのきっかけとなるサービスを提供しています。マッチングアプリ「ENSPORTS(エンスポーツ)」のほかに、恋愛スポーツメディア「ENSPORTS magazine(エンスポーツマガジン)」や、デートスポットを紹介する「ENSPORTS place(エンスポーツプレイス)」なども展開中です。
婚活に便利なツールには、婚活アプリ・マッチングアプリ・結婚相談所などがあります。それぞれ機能や会員の目的が違うため、どんな人に向いているかが異なります。
ENSPORTS(エンスポーツ)を含む恋活・婚活向けマッチングアプリは、会員数の多さが特徴。友達作りから結婚相手探しまで会員の目的も幅広く、多くの人が出会いを求めて利用しています。たくさんの出会いを経験しながら、じっくり理想の相手を探したい人におすすめです。
一方、婚活専用アプリ利用者の目的は結婚相手探し。マッチングアプリと違って男女ともに料金がかかりますが、婚活向けの機能やプロフィール項目が充実しています。多少の費用をかけても効率的に婚約・結婚を目指したい人にぴったりです。
結婚相談所は、婚活専用アプリよりもさらに真剣度の高い人が利用しています。婚活専用アプリよりも高いコストがかかりますが、出会いから婚活・成婚までの過程で手厚いサポートを受けられるのが魅力。恋愛に苦手意識がある人や、とにかく早く結婚したい人に適しています。
今回はENSPORTS(エンスポーツ)を含む、人気の恋活・婚活アプリを調査して、比較検証を行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
ENSPORTS(エンスポーツ)について調査してみると、よい点は主に4つ。スポーツ好き同士のマッチングに特化している点や、プロフィール項目・検索機能も充実している点が特徴です。
ENSPORTS(エンスポーツ)は、スポーツ好きのためのマッチング機能が充実。たとえば「好きなスポーツベスト」として、スポーツに関連するアピール写真・文章を大きく掲載できます。
さらに、興味のあるスポーツを登録できる「スポーツタグ」では、膨大な種類の競技が選択可能。野球やサッカーなどメジャーなスポーツ以外に、登山やハンマー投げといったややマイナーな競技も選べます。同じ競技に興味がある相手を見つけやすいですよ。
<スポーツタグに登録できる競技例>
運動習慣などのライフスタイルでもユーザーの絞り込みが可能。ジム通いやランニングなどを一緒に楽しめる人も探せます。デート以外に、日頃から一緒に体を動かして仲を深めたいという人にもぴったりです。
一緒にスポーツをしたり観戦をしたり、好きな選手・スポーツについて話したりする相手を募集できる「スポ活機能」も特徴的。「自分の好みの相手が見つけやすい」との口コミにも頷けます。
比較したサービスのようなアプリ上での通話機能・メッセージ内容へのアドバイスをするチャットサポート機能などはありませんが、共通の趣味・目的があるためデートまでの流れを作りやすいでしょう。
実際にスポーツをする人だけでなく、観戦が好きな人も利用OK。
同じチームを応援している人とマッチングして、試合観戦デートを楽しむこともできます。ENSPORTS(エンスポーツ)ならではの強みといえるでしょう。
スポーツ関連以外の一般的なプロフィール項目も充実。居住地・体格・年収・お酒・タバコなど、基本的な項目が揃っていました。比較したアプリのなかでも、項目数はトップクラス。設定できるプロフィール項目について、すべて検索できるのも強みです。比較したなかには、プロフィール項目のうち一部しか検索できないものも多くありました。
アプリ側がおすすめのユーザーを表示してくれる、レコメンド機能もあり。おすすめユーザーを表示するスワイプ画面で、好きなスポーツを確認できます。種類豊富なスポーツタグもあり。好きなスポーツが共通の人を探し、ほかの項目を見て条件に合うかチェックして絞り込むのもよいでしょう。
安全への配慮も高評価を獲得しました。不適切なユーザーや行動について、24時間365日監視。迷惑ユーザーの通報・ブロック機能も搭載しており、比較した多くのアプリと同様に安全に使えるための工夫がされています。利用には本人確認(年齢確認)が必要。顔認証が必要な一部アプリには及ばないものの、一定の安心感を持って使えるでしょう。
18歳未満(高校生含む)および既婚者の登録は禁止されています。ただし、独身証明書の提出はできないため、ある程度自分でも気をつけておく必要があります。既婚者を可能な限り避けたい場合は、独身証明書を提出できるPairsやyoubrideなどを検討してみてください。
連絡先交換もできますが、アプリ外でのやり取りには注意が必要。規約違反者への取り締まりは、アプリ内にメッセージが残っていないと対応が難しいためです。トラブルに巻き込まれないように、相手のことをしっかり知ってから連絡先を交換しましょう。
<安全のための取り組みの検証結果>
公式サイトでは「サクラ=ユーザーのポイント課金を促進するために運営側が雇っているユーザーはいない」としていますが、ほかの出会い系サイトへと誘導しようとするユーザーや、アクセサリーなどを販売する目的で会おうとするユーザーなどの業者を完全に排除することはできません。
公式サイトの記載どおり、相手を信頼できるまではアプリ内で連絡を取るほうがよいでしょう。
有料のベーシックプランは女性無料、男性は月3,500円です。比較した全アプリの男性料金平均約4,400円よりもやや安め。3〜12ヶ月プランなら、さらに費用を抑えて利用できます。女性が無料なのは、ほかのマッチングアプリと同様の傾向。マッチングアプリにかける費用を抑えられるでしょう。
ベーシックプランに登録すると、気になる相手へのいいねやマッチング、メッセージの閲覧・送信(無制限)ができます。ユーザーの詳細条件を検索でき、スポーツきっかけで会える相手を募集できる「スポ活」も利用可能。ENSPORTS(エンスポーツ)の強みを活かした婚活ができるようになります。
無料のフリープランでも、いいね・マッチング・メッセージのやり取りはできますが、送信できるメッセージは毎日1通まで。相手との仲を深めるには効率が悪いため、アプローチしたい相手が見つかったら有料プランへの加入を検討したほうがよいでしょう。
<ベーシックプラン料金(男性のみ)>
<ベーシックプランにできること>
<フリープランにできること>
ENSPORTS(エンスポーツ)の気になる点は2つ。登録者数に期待しづらい点と、結婚観を確認しにくい点が惜しいポイントです。
ENSPORTS(エンスポーツ)の会員数は非公表ですが、2024年1月(正式なサービス開始は2024年7月)に開始した新しいサービスで、会員数は多くないと予想されます。「会員数が少ない」との口コミもあるように会員数には期待できないので、あくまでサブアプリとして活用したほうがよいでしょう。
とはいえ、スポーツ好きとの出会いに特化したサービスとして興味を持つ人も多いことから、今後会員数が増えていくことに期待できます。年齢層は公表されていないものの、スポーツという共通の話題があるためマッチングする可能性は高いと考えられます。
ENSPORTS(エンスポーツ)の結婚に関するプロフィール項目・検索項目は、結婚時期の希望のみ。婚活専用アプリにあるような結婚後の仕事・子ども・家事分担・育児分担などに関する項目はほとんどありません。ひとまず結婚時期の希望が合う人とマッチングし、ほかの価値観をすり合わせていく手順が必要です。
出会う相手の結婚観を事前に確認したいという人は、やや使いにくく感じる可能性があります。婚活専用アプリには上記のような項目に加え、収入証明や卒業証明の項目があるものもあったため、結婚観重視の人はチェックしてみてください。
会員数 | 不明 |
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アプリの種類 | 恋活・婚活アプリ(スポーツ好き向け) |
価格については、2025年05月20日時点の公式サイトを参照した標準価格が記載されています。
良い
気になる
男性の登録・プロフィール閲覧無料 | |
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使用可能な本人確認書類 | 運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、在留カード、健康保険証、特別永住者証明書 |
任意提出可能な証明 | |
安全のための取り組み | 通報システム、24時間体制での監視 |
ブロック機能 | |
フリーワード検索 | |
スワイプ機能 | おすすめユーザーが表示される |
主な検索条件 | 身長、体型、居住地、年収、結婚歴、子供の有無、喫煙の有無、飲酒の頻度、年齢、学歴、勤務地、出身地、職業、休日、同居人、結婚の時期・意思 |
主なプロフィール項目 | 居住地、勤務地、出身地、身長、体型、年齢、職業、年収、休日、学歴、同居人、喫煙の有無、飲酒の頻度、結婚歴、子どもの有無、結婚に対する意思 |
通話機能 | |
付加機能 | デート募集 |
ENSPORTS(エンスポーツ)が向いていない人におすすめの婚活アプリを紹介します。
Pairsの特徴は登録者数の多さ。たくさん人とマッチングしながら、理想の相手を探したい人におすすめです。
Pairsの会員数は約2,000万人。with・Omiai・タップルと並ぶ4大マッチングアプリで、そのほかのアプリと比べて多くの人が利用しています。婚活目的ではない人も多いものの、マッチングする確率は高いといえるでしょう。
ENSPORTS(エンスポーツ)と同じく婚活専用ではないものの、Pairsには結婚に関するプロフィール項目も豊富。結婚時期の希望に加え、子どもや家事・子育ての分担に関する項目から結婚観を確認できます。独身証明書の提出も可能で、独身者に限定して相手を探せるのも利点です。
Pairsでは、ENSPORTS(エンスポーツ)にはなかったアプリ内でのビデオ通話も可能。さらに相手のデート意思を確認できる機能も搭載しています。なかなか積極的にデートに誘えない人も、婚活をスムーズに進められるでしょう。
ゼクシィ縁結びは婚活専用のアプリです。真剣度の高い相手に絞ってマッチングし、確実に婚約・結婚を目指したい人に適しています。
結婚時期・子ども・家事分担・育児分担・結婚後の仕事の希望や、収入証明・卒業証明など、結婚相手を選ぶうえで重要な項目がプロフィール画面で確認可能。結婚観や結婚相手に求める条件に合う相手を、効率的に検索できます。
デートの設定をサポートするお見合い調整機能もあり。恋愛に慣れていない人にとって心強い支えとなるでしょう。登録者数は約210万人で、ENSPORTS(エンスポーツ)より多いと予想されます。早く結婚したいなら要チェックです。
ENSPORTS(エンスポーツ)の利用を開始するには、まずアプリをダウンロードして新規登録を行いましょう。新規登録とその後のログインには、電話番号(SMS)・Googleアカウント・Appleアカウントの3種類の方法があります。新規登録時に選択した方法は変更できないため要注意です。
会員登録が完了したら、プロフィールを作成しましょう。写真や自己紹介文などを登録し、プロフィール画面を作ってください。
出会う相手探しでは、絞り込み検索やスポ活機能が活用できます。気になる相手が見つかったら「いいね」を送ってアプローチしましょう。相手からも「いいね」が返ってきたらマッチング成立。メッセージのやり取りを開始できます。
画面に表示される相手には、「いいね」以外に「ごめんなさい」「スキップ(SKIP)」が選択可能。「ごめんなさい」をすると、その相手は画面に表示されなくなります。「スキップ(SKIP)」をすると、相手を保留にして、あとで確認することが可能です。
スポ活を使って相手を募集する手順は以下のとおりです。
<スポ活の利用方法>
① アプリの「スポ活」から「Myスポ活」を選択
② 「募集する」をタップ
③ 募集ジャンル・スポーツタグ・スポ活希望日・地域・募集内容を入力
④ 「募集スタート」をタップ
募集状況はMyスポ活から確認できます。スポ活募集は公開から3日間で自動的に終了するため、それまでに応募してくれた異性から1人を選んでメッセージを始めましょう。
相手のスポ活に応募したい場合は、「スポ活」の「スポ活一覧」から気になるものを選び、「応募する」をタップするだけ。募集者から選ばれたらマッチングします。
ENSPORTS(エンスポーツ)に関するよくある質問とその回答を紹介します。
ENSPORTS(エンスポーツ)で最初に設定したニックネームは、途中で変更できません。どうしても変更したいときは、一度退会して再登録する必要があるため注意しましょう。
ENSPORTS(エンスポーツ)は匿名で利用できるため、身バレを防止できます。知人に知られたくない場合は、特定されにくいニックネームを登録しましょう。
ENSPORTS(エンスポーツ)を退会したくなったら、以下の手順で退会をしましょう。有料プランを利用中の場合は、自動更新の停止手続きも忘れずに行ってください。
<退会の手順>
① アプリの「マイページ」より歯車のマークをタップ
② 下部の「退会」をタップ
③ 有料会員の場合は、「自動更新の停止方法はこちら」から停止の手続きを実施
④ 「退会手続きを進める」をタップ
⑤ 退会理由を選択して「退会する」をタップ
有料プランの自動更新の停止手続きは、iPhone・iPadの場合とAndroidの場合とで異なります。それぞれ以下の手順で停止手続きを実施してください。
<iPhone・iPadの場合>
① iTunes・App Storeの「サブスクリプション」をタップ
② ENSPORTS(エンスポーツ)を選択
③ 「サブスクリプションをキャンセルする」をタップ
<Androidの場合>
① 「Play ストア」の自分のアイコンから「お支払いと定期購入」をタップ
② 「定期購入」を開き「ENSPORTS(エンスポーツ)」をタップ
③ 「定期購入を解約」をタップ
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