洗剤なしでピカピカになると人気のSteamGo(スチームゴー) by Light’n’Easy スチームクリーナー。インターネット上の口コミでは高評価が多いものの、「汚れが落ちない」「畳や絨毯には使えない」というネガティブな評判も見られ、購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、SteamGo by Light’n’Easy スチームクリーナーを含むスティックスチームクリーナー14商品を実際に使ってみて、洗浄力・温度管理機能・使い勝手のよさを比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
今回検証したSteamGoは、フローリングに使いたい人におすすめ。カレー・コーヒー・クレヨンの3種類の汚れを、すべてを簡単に落とすことができました。また、ストレスを感じさせないなめらかさと軽さを備えています。
家電が苦手な人でも説明書を読まずに組み立てられるほどわかりやすく、使い勝手も良好。軽くて小回りも効くので、ストレスフリーに掃除できますよ。自宅の床材をフローリングで統一しているなら、ぜひ検討してみてください。
一方で、じゅうたんや畳での洗浄力はいまひとつです。とくに、カレーとクレヨンで汚れたじゅうたんに関しては、クリーナー掛けの前後でほとんど違いがありませんでした。
スチームの最高温度が23.4度と低いからか、畳や絨毯の汚れを浮かせて落とすことはできませんでした。裏を返せばその分火傷のリスクが低いので、お子さんのいるご家庭にもおすすめできます。執筆時点のAmazonの価格は6320円。比較的お手頃なので、ぜひチェックしてみてください。
日本に限らず、アメリカやヨーロッパでもシェアを獲得しているイギリスの家電メーカー・Light’n’Easy。ハイクオリティな製品を手に取りやすい価格で提供する、コストパフォーマンスの高さが魅力です。
今回はLight’n’Easyが誇るSteamGoシリーズから、白くてシンプルな見た目が特徴のモップタイプをご紹介します。フローリングはもちろん、畳やタイルの掃除にも対応した商品です。
独自設計のG2ボイラーで140℃まで加熱したスチームを噴射し、汚れを浮かしとります。洗剤は使わず水だけで掃除できるため、幼いお子さんがいるご家庭にもぴったりです。
スチームは約100℃で吐き出されるように設計されており、モップ掛けの後に乾拭きする必要はありません。また、高温による除菌効果も期待できますよ。
ヒートアップタイム(スチームが噴射されるまでの時間)は約20秒。
タンクには約220mlの水が入り、一度の給水で約12〜17分間の連続使用が可能です。水が足りなくなったら継ぎ足しをすれば、さらに長時間の清掃もできますよ。
スチームのオンオフは、ボタンではなく専用のコントロールポンプで操作します。使用中以外はスチームが出ないようにデザインされており、ポンプを動かす速度に応じて噴射量の調整が可能。
アタッチメントには、専用マイクロファイバーのほかに給水カップと専用トレイがあります。別売りで絨毯やカーペットに使えるカーペットリングも用意されているので、必要ならセットで購入してみてください。
今回はSteamGo by Light’n’Easy スチームクリーナーを含むスティックスチームクリーナー全14商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1~5点の評価をつけています。
検証①:洗浄力
検証②:温度管理機能
検証③:使い勝手のよさ
まずは、洗浄力の検証です。
じゅうたん・畳・フローリングに、カレー・コーヒー・クレヨンの3種の汚れをつけて1日放置し、1番強力なモードで洗浄しました。
この検証での評価は、全ての汚れが落ちた場合を5点、全く落ちなかった場合を1点として、5点満点で評価しました。
洗浄力は、3.5点と合格点を獲得。フローリングのアイスコーヒーとクレヨン汚れを簡単に掃除できたのは高評価です。
カレー汚れについても、何度か擦ればきれいになりました。フローリングで使うなら申し分ない性能と言えるでしょう。
畳の汚れも見てみましょう。アイスコーヒーの汚れに関しては、サッと時間をかけずに拭き取れました。クレヨンの汚れも落とすのに時間がかかったものの、きれいに落とすことができています。
カレー汚れに関しても、目立たない程度まで落とすことができています。繰り返しこすったため、少し畳が荒れてしまいましたが、比較的きれいに汚れを落とせています。
一方で、じゅうたんのカレー・クレヨン汚れはほぼ落とせませんでした。アイスコーヒーの汚れは半分程度消えていますが、不満が残る結果に。ただし、今回検証したスティックタイプのスチームクリーナーで絨毯の汚れを落としきれた商品はありませんでした。
フローリングと畳に使う予定であれば、十分な洗浄力を発揮してくれるでしょう。
続いて、温度管理機能を検証します。
ノズルから5cmの位置に温度計を用意し、スチームの噴射が開始してから1分間の温度を測定し最高温度を確認。さらに熱の伝わり方をサーモカメラで撮影しました。
なお、この検証での評価は以下の3点に基づいて評価しています。
温度管理機能は2.8点と、今回の検証ではいまひとつの結果です。
スチームが出始めた時点で温度は22℃。そこから時間経過で徐々に温まっていき、60秒時点で計測した23.4℃が最高温度でした。
今回の検証で68.5℃まで到達した商品もあったことを考えると、低く感じてしまいます。
また、端のほうまで均等に熱が行き渡っていない点も気になります。中心部のモーターばかりが熱くなっており、熱ムラがはっきりと出ました。
とはいえ、モーターが広範囲を占めているためか、そこそこの面積が赤く表示されています。ムラはあるにせよ、面積比で見れば熱くなった部分も多いですよ。
最後に、使い勝手のよさを検証します。
組み立てやすさ・片手での操作感などの項目について、モニター3人が実際に使って、5点満点で評価しました。
使い勝手のよさは、3.5点と平均以上の評価を獲得。本体が色分けされており直感的に組み立てられるうえ、ほどよい重量感で持ち運びにも困りません。
なめらかな挙動で引っかかりを感じることもなく、スムーズに掃除ができました。操作性も高く、片手が塞がった状態でも難なく扱えます。
一方、掃除の際に小回りが効きづらい、という正反対の指摘も。やや使い心地の評価は別れました。スチーム機能だけを切ることができず、掃除を中断するたびに電源をオンオフしなくてはならない点も気になります。
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SteamGo by Light’n’Easy スチームクリーナーはじゅうたんの汚れを落とせなかったので、最後にほかのおすすめ商品をご紹介します。
スチームクリーナー SC 2 EasyFixは、高温スチームが魅力。今回の検証では、ノズルから5cmの位置で68.5℃を記録しました。フローリングの頑固な汚れを数回擦れば取り除けるうえ、じゅうたんのクレヨンも比較的きれいに掃除できました。スチーム噴射ボタンやアタッチメント類も使いやすいですよ。
スチームゴー モップタイプは、じゅうたんに付着したしつこいカレー汚れをほとんど落とせました。フローリング汚れの跡も残らないほどの洗浄力で、力をこめなくてもスムーズに清掃できる使い勝手も優秀です。給水タンクのフタが本体にくっついているのもポイントで、紛失の心配をせずに済みますよ。
タイプ | スティック |
---|---|
タンク容量 | 450mL |
加熱方式 | 不明 |
コードレス対応 | |
集じん方式 | |
ヒートアップタイム | 不明 |
スチーム最高温度 | 140℃ |
操作方法 | ボタン |
標準モードの連続使用時間(公称値) | 約20分 |
1分あたりの水量 | 83mL |
チャイルドロック機能 | |
空焚き防止機能 | |
スチームロック機能 | |
セーフティーキャップ機能 | |
ヘッド種類 | 不明 |
温度ヒューズ | |
充電時間(公称値) | |
騒音値(公称値) | 不明 |
標準モードの運転音 | 不明 |
最強モードの運転音 | 不明 |
コードの長さ | 約5m |
集じん容積 | |
消費電力 | 不明 |
吸込仕事率 | 不明 |
ダストステーション付き | |
充電スタンド付き | |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ヘッドライト付き | |
水拭き対応 | |
ゴミセンサー付き | |
静音モード搭載 | |
節電モード搭載 | |
10cmの隙間に差し込める | 不明 |
付属品 | 専用マイクロファイバー(1枚)、給水カップ、専用トレイ |
本体重量 | 約1.8kg |
本体幅(公称値) | 267mm |
本体奥行(公称値) | 130mm |
本体高さ(公称値) | 1200mm |
スチームゴー モップタイプ S5をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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