軽くて使いやすいと評判のMLMLANT スチームクリーナー MLA-SC8522。インターネット上ではスチームが細かく、拭いたところがすぐに乾くと高く評価される一方で、「給水しづらい」「温度にムラがある」という気になる口コミも見られ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、MLMLANT スチームクリーナー MLA-SC8522を含むスティックスチームクリーナー全14商品を実際に使ってみて、洗浄力・温度管理機能・使い勝手のよさを比較してレビューします。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
MLMLANT スチームクリーナー MLA-SC8522は、滑りのよいモップで掃除しやすい点が魅力です。
検証では、じゅうたんにつけた汚れが全体的に薄まり、フローリング・畳の汚れもある程度きれいに洗浄できました。重量1.4kgと軽いため片手でも扱え、簡単に持ち運べるのも好印象です。また、ヘッド全体の熱ムラが少ないのも評価できます。
一方、組み立てには手間がかかりました。部品同士の接続ボタンが固く、モニターからは「一度組み立てると戻すのは難しい」との声も。さらに給水する際には、本体を横向きに倒さなければなりません。
しかし準備さえ終わってしまえば、軽量なボディにより少ない力で操作できるので、力の弱い人でもスムーズに掃除を進められるでしょう。
MLMLANTは、クリーニング・キッチン用品を手がけるアメリカ生まれのブランド。AmazonなどのECサイトを中心に、商品を販売しています。
今回ご紹介するスチームクリーナー MLA-SC8522は、日本の伝統工芸を参考にデザインしているのが特徴です。
最新のナノテクノロジーを活用しており、マイナスイオンを含んだナノレベルの微細な水蒸気を放出します。
そのため拭いた場所に跡が残らず、素早く乾くのも魅力です。
また内部で熱せられた145℃の高温スチームにより、洗剤を使わなくても、微生物などの除菌効果が期待できます。
小さな子どもが誤って触れてしまうのを防ぐため、電源スイッチの上にカバーが装備されているのもうれしいポイントです。
さらに持ち手は握りやすいよう、人間工学に基づいて設計されています。
自在に動かせるフレキシブルヘッドを採用しており、家具の下など狭い場所まで届くのも便利ですね。
サイズは、幅265×奥行き136×高さ1200mm。タンクの容量は230mlあり、最大で15分の運転が可能です。
本体はヘッド部分で自立するのに加え、長さ調節に使うフックにコードをまとめておけるので、スッキリ収納できますよ。
今回は、MLMLANT スチームクリーナー MLA-SC8522を含むスティックスチームクリーナー全14商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。それぞれの検証で1〜5点の評価をつけています。
検証①:洗浄力
検証②:温度管理機能
検証③:使い勝手のよさ
まずは、洗浄力の検証です。
じゅうたん・畳・フローリングと材質の異なる3つの床材に、コーヒー・クレヨン・カレーで汚れをつけます。1日放置したあと、各商品の一番強いモードで洗浄し、汚れの落ち具合を評価しました。
この検証での評価は、下記のようにつけています。
洗浄力の検証では、3.5点とそれなりによい結果に。
フローリングでは1分11秒ほどスチームを噴射させると、すべての汚れをきれいに落とせました。カレーの汚れは何度か擦る必要があったものの、コーヒー・クレヨンの洗浄に手間はかかりません。
また畳においても、スチームをあててから1分16秒で汚れ落ちが確認できました。コーヒーの汚れは素早く落ち、クレヨン・カレーは畳の目に沿って擦れば洗浄できます。
擦ったあとに汚れカスが残ってしまったのは気になりますが、スチーム量のわりに畳が傷まなかった点も好印象です。
一方、じゅうたんにおいては、汚れが全体的に薄くなる程度となりました。3分間スチームを噴射しても、落とし切れません。
しかし本体が軽いうえにモップの滑りもよく、スムーズに掃除を進められた点では評価を伸ばしました。
次は、温度管理機能の検証です。
ノズルから5cm離れた場所に温度計を設置し、スチームが出てから1分間の温度を測ります。あわせて、ヘッド部分をサーモカメラで撮影し、全体への熱の伝わり方もチェックしました。
この検証での評価は、下記のようにつけています。
温度変化が目立ち、評価は3.4点です。
電源を入れた直後は24.9℃でしたが、50秒後には最高温度である43.9℃に到達しました。しかし1分経過する頃には最高温度から5℃近く温度が下がってしまい、安定性にもの足りなさを感じます。
サーモカメラを確認すると、端はやや温度が低めですが、全体的に高温を示す赤色が広がっていました。
温度が下がりやすいのは気になるものの、熱ムラが少なく、ヘッド全体を均一に温められます。
最後は、使い勝手のよさの検証です。
3人のモニターに実際に各商品を使用してもらい、組み立てやすさ・給水のしやすさ・操作性などを評価してもらいました。
この検証での評価は、下記のようにつけています。
組み立ての手間がかかり、評価は3.4点となりました。
部品同士の接続ボタンが小さいうえに固く、組み立てには時間がかかります。モニターからは、「一度組み立てると、簡単には戻せない」との声も。
またタンクが大きいかつ、タンクのみを取り出せず、給水するには本体を横向きにしなければなりません。家電の扱いが苦手なモニターは、「手順は難しくないが、給水のたびに横向きにするのは入れづらい」と回答しています。
しかし、水の残量を確認できる点は好印象です。
一方、重量は1.4kgと軽く、女性でも楽に持ち運びできます。さらに重さによる圧力がヘッド部分に伝わるため、少ない力で掃除できました。小回りが利くのに加え、片手でも操作が可能です。
組み立てや給水はしづらいものの、掃除の面ではストレスを感じることなく動かせました。
最後に、より高評価を獲得したほかの商品をご紹介します。
使い勝手にこだわる人には、KARCHERのスチームクリーナー SC 2 EasyFixがおすすめです。アタッチメントはワンタッチで接続でき、簡単に組み立てられます。さらにスチーム噴射ボタンは柔らかく、押し続けても疲れないとモニターから好評でした。ノズルの最高温度も68.5℃と高く、しっかり汚れを落とせます。
SteamGoのモップタイプ S5は、じゅうたんの汚れ落としに優れています。検証ではカレーの油汚れもほとんど落とせ、フローリング・畳においても高い洗浄力を発揮しました。重さ1.8kgと比較的軽く、楽に操作できます。インテリアになじむ、おしゃれなデザインも魅力ですよ。
ケルヒャー スチームクリーナー SC 2 EasyFixをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | スティック |
---|---|
タンク容量 | 450mL |
加熱方式 | 不明 |
コードレス対応 | |
集じん方式 | |
ヒートアップタイム | 不明 |
スチーム最高温度 | 140℃ |
操作方法 | ボタン |
標準モードの連続使用時間(公称値) | 約20分 |
1分あたりの水量 | 83mL |
チャイルドロック機能 | |
空焚き防止機能 | |
スチームロック機能 | |
セーフティーキャップ機能 | |
ヘッド種類 | 不明 |
温度ヒューズ | |
充電時間(公称値) | |
騒音値(公称値) | 不明 |
標準モードの運転音 | 不明 |
最強モードの運転音 | 不明 |
コードの長さ | 約5m |
集じん容積 | |
消費電力 | 不明 |
吸込仕事率 | 不明 |
ダストステーション付き | |
充電スタンド付き | |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
ヘッドライト付き | |
水拭き対応 | |
ゴミセンサー付き | |
静音モード搭載 | |
節電モード搭載 | |
10cmの隙間に差し込める | 不明 |
付属品 | 専用マイクロファイバー(1枚)、給水カップ、専用トレイ |
本体重量 | 約1.8kg |
本体幅(公称値) | 267mm |
本体奥行(公称値) | 130mm |
本体高さ(公称値) | 1200mm |
スチームゴー モップタイプ S5をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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