水洗いできて便利な、シチズン電子体温計 CTE707。インターネット上では「検温が早い」「デジタル表示が見やすい」などの好意的な口コミが目立ちますが、実際のところ評判どおりか気になりますよね?
そこで今回はシチズン電子体温計 CTE707を含む電子体温計全10商品を実際に使って、正確性(実測式)・正確性(予測式)・測定速度を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
ビューティ系の編集・ライターとして編集プロダクションで7年間従事。マイベスト入社後は薬事法管理者の資格を活かし、医薬品や介護用品をはじめレディースインナーや寝具にいたるまで、1000商品以上に及ぶヘルスケア系の商材の検証に携わっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
シチズン電子体温計 CTE707は、出勤・登校前に手早く検温できて、清潔に使えるものがほしい人におすすめです。測定時間をチェックしてみると、予測式はわずか13秒で検温できました。比較した全商品の平均値が24秒(※執筆時点)だったことを思うと、「検温が早い」という口コミにも頷けます。
実測式も9分57秒で測定が終了し、なかなか優秀。比較した多くの商品が10分前後かかりましたが、そのなかでもとくにスピーディに測れました。素早く検温できるので、外出前に慌てなくて済みますよ。
実測式で表示された値の正確性も申し分ありません。各メーカーの体温計較正(こうせい)に使われる恒温水槽という装置を使って確かめたところ、基準値との誤差を0.1℃にとどめる正確さを発揮。病院に行くか迷った際など、正確な体温を知りたいときに活躍します。
一方で、モニター5人の協力のもと行った予測式の正確性の実験では、まずまずの評価。アナログ体温計の測定値と比較したところ、平均で0.24℃の誤差が出てしまいました。比較した商品の平均値である0.3℃(※執筆時点)よりは誤差を抑えたものの、実測値ほど正確とはいえません。
とはいえ、精度の高い実測式でも素早く測定できるので、使いにくさは感じないでしょう。比較した商品には先端しか洗えないものがあったなか、防水仕様で本体を水洗いできるも魅力。複数人で使いまわしたいときにも清潔に使えます。家族の体温を素早く知りたいなら、ぜひ購入してみてくださいね。
血圧計・体温計・体重計など、様々なヘルスケア製品を手掛けるシチズン。今回ご紹介する電子体温計 CTE707は、水で洗える防水仕様で衛生的に使用できる点が魅力です。
先端部分が柔らかく、脇の下にフィットしやすいのもメリット。ボタンの中央が本体より凹んだ設計で、検温中に誤ってボタンを押さないよう工夫されています。
サイズは幅約22×長さ139.5×厚さ11mmで、重さは約15g。収納ケースも付属しているので持ち運びにも便利ですよ。
電池は、LR41型を1個使用します。電池カバーはコインで開閉できるので、電池交換も簡単です。電池交換後は、予測検温で約2800回・実測検温であれば約900回使用できます。
体温計には複数の種類がありますが、どれも核心温の測定を目的としています。
核心温とは、環境温度の影響を受けにくい温度のこと。脇や口内は環境の変化で温度が左右される外殻温に属していますが、それぞれ一定時間閉じていると核心温近くに到達。その仕組みを利用しているのが、脇で測定する電子体温計です。
耳式体温計は、核心温そのものの鼓膜温を計ることができます。額・こめかみ式の体温計は、皮膚温から脇の下もしくは舌下の温度に換算し、核心温に近い数値を測定するのが特徴です。
本商品を含む脇に挟む体温計は、正しく使うことで正確な体温が測定できるうえ、手軽に扱えるのが魅力。自宅で行う毎日の検温におすすめですよ。
正しく測るために、まずは脇の下の汗を乾いたタオルなどで軽く拭きとりましょう。体温計の電源を入れ、画面にLが表示されたら測定準備完了です。
脇の下のくぼみに、体温計の先端があたるように挟みます。このとき、斜め下方向(約30度)から挟んで脇を閉じてください。
約15秒(※)で予測検温は完了。ブザーが「ピポピポ」と5回なったら体温計を取り出しましょう。実測検温の場合は、予測検温後も体温計を取り出さずに検温を続けます。約10分後(※)にブザーが5回なるため、体温計を取り出して温度をチェックすればOKです。
公式サイトに記載の数値
なお、体温計がうまく挟めていなかったり連続して測定したりすると、エラー1・エラー2といった表示が出る場合も。対策は取り扱い説明書に記載されているので、参考にしてみてくださいね。
今回、はシチズン電子体温計 CTE707を含む電子体温計全10商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、正確性(実測式)を検証しました。各メーカーの体温計較正にも使用される恒温水槽を使い、水温を37℃にキープ。高精度温度計を水面近い場所に設置して、その水温を基準値とします。高精度温度計の近くで5回計測し、基準値37℃に近いものほど高評価としました。
検証の結果、高精度温度計との誤差はわずか0.1℃。実測式では比較したほとんどの商品と同様に、正確性の高さを発揮しました。病院に行くか判断する際にも活躍するでしょう。
続いて、正確性(予測式)の検証です。モニター5人にアナログ体温計を使ってもらい、体温を測定。その後、電子体温計の予測式で測定を5回行い、平均値を算出しました。アナログ体温計の数値と差が少ないものほど高評価としています。
実際にチェックすると、予測式では平均で0.24℃の誤差が出る結果に。比較した全商品の誤差の平均値である0.3℃(※執筆時点)よりは差を抑えたものの、なかには誤差0.1℃未満を記録した商品もあり高評価を逃しました。時間が許す際は、実測式を使ったほうがより正確な体温を確認できますよ。
最後は、測定速度を検証しました。実測式・予測式でそれぞれ5回測定し、最大値と最小値を除いた平均を算出しています。
結果は非常に優秀です。実測式・予測式ともに比較した全商品の平均よりスピーディに検温できました。詳細な結果は以下のとおりです。
<計測結果>
とくに予測式は、全体平均を10秒以上下回る数値を記録。これなら忙しい朝や体調がすぐれないときでも、スムーズに検温を済ませられるでしょう。
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シチズン電子体温計 CTE707は、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトでも購入できます。各ECサイトの販売価格には少し差があり、送料がかかる場合も。購入の際は合計金額をリサーチしておきましょう。
シチズンではほかにも、アプリで簡単にデータ管理できるCTEB723CAや、よりリーズナブルなCTE507など幅広い体温計を展開しています。気になる人は公式サイトもチェックしてみてください。
最後に、予測検温の正確さで高評価を得た商品をご紹介します。
アズワンのMicrolife 電子体温計は、予測・実測のどちらも優れた正確性を発揮。実測は基準値と同じ温度を計測し、予測式もモニター5人の体温の誤差を0.08℃にとどめ、高評価を獲得しました。測定速度の検証結果も申し分なく、予測式18秒・実測式9分51秒で検温が完了。スピードも精度も備えています。
素早さ重視の人は、タニタの電子体温計もチェック。予測式の測定速度は12秒と、比較したなかでもトップレベルでした。予測式の検温では0.18℃の誤差が出たものの、比較した商品の平均数値が0.3℃(※執筆時点)だったことを思うと悪くありません。先端が脇にフィットしやすいのも魅力です。
測定方式 | 予測式、実測式 |
---|---|
数字の縦幅 | 0.9cm |
予測式検温時間(実測値) | 平均16.8秒 |
振動機能 | |
測定終了音の大きさ(実測値) | 69.7dB |
バックライトあり |
良い
気になる
分類 | 管理医療機器 |
---|---|
医療機器番号 | 230AHBZX00014000 |
生産国 | 中国 |
電池交換可能 | |
電池残量表示 | |
自動オフ機能 | |
付属収納ケースあり | |
高温時に色が変わる |
アズワン Microlife 電子体温計 MT550をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
測定方式 | 予測式、実測式 |
---|---|
医療機器番号 | 229AFBZX00027000 |
生産国 | 中国 |
幅 | 13.6cm |
奥行 | 1.5cm |
実測式検温時間(実測値) | 平均10分2秒 |
予測式検温時間(実測値). | 平均12秒 |
水洗い可能 | |
全長 | 2.9cm |
重量 | 約23g(電池含む) |
電池交換可能 | |
バックライトあり | |
メモリー機能 | |
電池残量表示 | |
アプリ連動 | |
自動オフ機能 | |
付属収納ケースあり | |
保証期間 | 1年間 |
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