入力が簡単で三日坊主でも継続できると評判の、シンプル家計簿 MoneyNote。無料機能が充実している点も評価されていますが、ネット上には「クレジット派は使いにくい」「細かく記録したい人には向かない」という口コミもあり、DLするか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、シンプル家計簿 MoneyNoteを含む家計簿アプリ全16サービスを実際に使ってみて、レシート入力の精度・連携サービスの多さ・無料機能の豊富さ・サービスの終了しにくさを比較してレビューしました。DLを検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
脱毛・病院クリニック・サブスクリプション・レンタル・買取業者などのサービス分野において、幅広いジャンルのコンテンツ制作に5,000本以上携わる。自身のモットーとして「選ぶのが難しいジャンルだからこそ、実際の検証や調査でしかわからない情報を届けること」を心掛け、情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
シンプル家計簿 MoneyNoteは、入力項目が多いと面倒で挫折してしまう人におすすめ。誰でも家計簿を継続できるように、あえて管理項目をシンプルにしています。アプリを起動して即入力できるので、お金を使ったその場で登録すれば収支管理も苦にならないでしょう。
家計管理に必要な機能がほぼ無料で使えるのもポイントです。手入力型アプリなのでレシート読み取り機能や連携機能はありませんが、固定費や定期収入設定・カテゴリのカスタマイズ・収支グラフの作成など、家計管理に役立つ機能をしっかり備えていました。
テーマカラーは全20色で、気分に合わせて変更可能。かわいいアイコンやシンプルで見やすい画面は、使っていて気分が上がります。アプリは頻繁にアップデートされており、レビューへの返信もこまめ。ユーザー目線を意識した丁寧な運営姿勢を感じられ、好印象でした。
日々の支出を簡単に入力しておきたい人や、金融サービスとの連携は不安だから手入力したいという人は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
実際にシンプル家計簿 MoneyNoteと比較検証を行ったサービスの中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
シンプル家計簿 MoneyNoteよりも高い評価を獲得したサービスも!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
100本以上のアプリを開発している、株式会社コモレビ運営のシンプル家計簿 MoneyNote。とにかく継続することを重視した、シンプルで簡単な操作性が最大の特徴です。会員登録は不要で、無料で使い続けられるので気軽にはじめられますよ。
ネット上の口コミでも、毎日入力しても苦にならないシンプルな操作性・使いやすさを評価する意見が多く見られました。「入力のヘルプが丁寧」「カラー変更ができて気分転換になる」という声もあり、挫折しにくくする工夫が随所に見受けられます。
毎月の固定費を無料で登録できる点も、多くのユーザーに評価されていました。固定費や定期収入の設定は有料だったり、登録数に制限があったりするアプリも多いなか、光熱費・サブスクなど固定費がなにかと増えがちな今どきの家計に重宝されるサービスです。
今回はシンプル家計簿 MoneyNoteを含む、家計簿アプリ全16個を実際にインストールして、比較検証レビューを行いました。
検証①:レシート入力の精度
検証②:連携サービスの多さ
検証③:無料機能の豊富さ
検証④:サービスの終了しにくさ
まずは、簡単にアプリのデザインの確認です。基本画面は、支出・収入の入力フォーム。起動してワンステップで入力できるよう配慮された設計です。日付・金額・カテゴリと、入力が必要な箇所も初見でわかるシンプルなデザインでした。
テーマカラーは、かわいい系からクールなものまで全20色用意されており、気分によってチェンジできます。ホーム画面上のアイコンのカラー・デザインも選べるなど、モチベーションアップに繋がるちょっとした工夫もうれしいですね。
年間・月間の分析レポート機能も無料で使えます。カテゴリ別に月平均の出費額や全出費に対する割合が自動で集計されるので、家計の見直しに役立ちますよ。
カテゴリーは生活スタイルに合わせてカスタマイズ可能。既存のカテゴリはスライドで削除・新規カテゴリも自由に追加できます。より細かく費用を分析したいとき、カテゴリを整備しておけば自分好みの分析レポートが完成しますよ。
続けて、アプリの入力機能を確認します。公式サイトのリサーチや実際にアプリをインストールしてみて使い勝手を検証しました。
調査の結果、シンプル家計簿 MoneyNoteは、とにかく機能のシンプルさにこだわった手動入力型の家計簿アプリであることがわかりました。スピーディに登録作業ができるよう入力項目は最低限。電卓入力機能では、ワンタップで税率計算ができるなど効率化につながる工夫も見られます。
支出や収入の登録方法は、シンプルな手入力型です。「カメラでレシート撮影が面倒で使わなくなってしまう」「金融機関連携は不安」というユーザー分析のもと、あえてレシート読み取りや金融機関・クレジットカード連携などの機能はつけていません。
使い方は、アプリを起動して日付・メモ・金額・カテゴリを入力して登録するだけ。非常にスピーディに登録できるので、お金を使ったその場で作業が完結します。
カレンダーから日付をタップして、入力画面を呼び出すこともできます。過去の支出や収入を入力したいときも、入力画面で過去の日付を設定するより簡単です。
自由入力のメモ欄には、お店の名前や買い物の内訳などを登録可能。何に使ったかまで確認できるので、家計の無駄を見つけるのに役立ちます。
家計簿アプリは、実際に操作してみないと使いやすさがわかりません。そこで今回は、各アプリの無料で使える機能を調査しました。無料で使用する場合の機能の制限もチェックしています。
調査の結果、本アプリは最低限の機能だけほしいシンプル志向の人におすすめなアプリということがわかりました。機能はそこまで多くないものの、無料で使える範囲は広く、支出・収入の記録を取るには十分です。
独自に設定した便利な機能17項目のうち、対応していたのは12項目。非対応の機能を省けば、ほぼすべてを無料で利用できます。
【無料機能の調査結果】
「シンプル・続けやすい」がコンセプトなだけあって、連続入力・固定収支の自動入力といった入力の効率化に役立つ機能はひととおり備えています。電卓にはワンタップで税率が計算できるボタンも用意されていました。
家計の見直しをしたい人には、収支レポートや残高推移(資産)レポート活用しましょう。月間・年間・全期間それぞれ集計でき、カテゴリや期間別の分析もできます。
残高推移レポートは、月ごとに集計した結果の残高の推移をグラフで表示。節約の成果がひと目でわかるので、家計管理のモチベーションもアップするでしょう。ただし、残高推移レポートは詳細メニューからしか開けず、やや使いにくさを感じました。
過去データのバックアップ機能も搭載されていました。CSVファイル形式で出力できるので、ファイルを共有すれば、新しい端末に簡単にデータを引き継げます。スマホ紛失時などに備え、パスワードを設定することもでき、セキュリティも万全ですよ。
なお、プレミアムプランは買い切り方式で税込860円※です。課金すると、広告表示なし・iCloudバックアップ・Excelデータ出力・印刷などの機能が使えるようになります。
執筆時点の価格です。アプリインストールページより。
アプリのサービスが終了してしまうと、これまでのデータが水の泡に…なんてことにもなりかねません。そこで今回は、サービス終了の可能性が低いアプリか検証するために、アップデートの頻度や運営会社の規模も調査しました。
調査した結果、サービスが終了する可能性は低いとの評価に。運営元は、スマホ普及が進み始めた2015年から100本以上のアプリを手がけてきた株式会社コモレビ。未上場企業ですが、アプリ専用のサイトも用意されていて運営体制がしっかりしていました。
アップデート履歴は1〜3か月に一度のペースと高頻度です。ユーザーからのレビューに対してもこまめな返信があり、力を入れて運営している様子がうかがえます。
レシートの読み取り機能 | |
---|---|
予算設定可能 | |
カテゴリのカスタマイズ可能 |
良い
気になる
PCでの利用 | |
---|---|
連携可能な主な金融機関 | |
連携可能な主なクレジットカード | |
連携可能な主な電子マネー | |
連携可能な主なQRコード決済 | |
連携可能な主なポイント | |
連携可能な主な証券口座 | |
主な有料機能 | 広告非表示、データダウンロード |
集計期間の切替可能 | |
デザイン変更可能 | |
手動入力機能 | |
銀行との連携方法 | |
2段階認証 | |
不正利用アラート機能 | |
パスコードロック機能 | |
自動連携できる決済方法 |
シンプル家計簿 MoneyNoteは、最低限の機能でシンプルに収支の管理をしたい人におすすめのサービスでした。最後に、ぜひ一緒に検討していただきたいアプリを紹介します。
Zaimは、レシート読み取りや金融サービスとの連携機能が無制限で使えるアプリ。10年以上の実績があり、1,000万以上インストールされている安心感があります。グラフでの収支分析や予算管理もできるので、月ごとに収益が異なる・しっかりお金を管理したいという人にもおすすめですよ。
マネーフォワード MEは、金融サービス連携の幅が広く資産管理にも向いているアプリ。連携可能なサービスは1,560種類と、今回の検証では最も連携機能が充実※していました。カテゴリごとの予算管理機能も備わっていて、予算・収支把握・資産管理とお金をまるごと管理できます。
2022年7月執筆時点
レシートの読み取り機能 | |
---|---|
予算設定可能 | |
カテゴリのカスタマイズ可能 |
良い
気になる
PCでの利用 | |
---|---|
連携可能な主な金融機関 | 三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、ゆうちょ銀行、楽天銀行、PayPay銀行、住信SBIネット銀行、セブン銀行、イオン銀行 |
連携可能な主なクレジットカード | 楽天カード、JCBカード、イオンカード、セゾンカード、エポスカード、オリコカード、dカード、PayPayカード、JALカード、三井住友カード、ビューカード、NICOSカード、au PAYクレジットカード、ANAカード、アメリカン・エキスプレス・カード |
連携可能な主な電子マネー | nanaco、Suica(モバイル)、WAON、楽天Edy、PASMO、ICOCA、majica |
連携可能な主なQRコード決済 | LINE Pay、au PAY、d払い |
連携可能な主なポイント | Vポイント、楽天ポイント、Pontaポイント、dポイント、ANAマイレージクラブ、JALマイレージバンク、JRE POINT |
連携可能な主な証券口座 | SBI証券、野村證券、楽天証券、大和証券、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券 |
主な有料機能 | 広告非表示、自動更新の頻度アップ、カテゴリ追加・編集 |
集計期間の切替可能 | |
デザイン変更可能 | |
手動入力機能 | |
銀行との連携方法 | API方式 |
2段階認証 | |
不正利用アラート機能 | |
パスコードロック機能 | |
自動連携できる決済方法 | クレジットカード、銀行、電子マネー、QRコード決済、ポイントカード |
家計簿Zaimは危険?口コミ評判は?検証してよい点・気になる点やマネーフォワードMEとの違いを解説
レシートの読み取り機能 | |
---|---|
予算設定可能 | |
カテゴリのカスタマイズ可能 |
良い
気になる
PCでの利用 | |
---|---|
連携可能な主な金融機関 | 三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、ゆうちょ銀行、楽天銀行、PayPay銀行、住信SBIネット銀行、セブン銀行、イオン銀行 |
連携可能な主なクレジットカード | 楽天カード、JCBカード、イオンカード、セゾンカード、エポスカード、オリコカード、dカード、PayPayカード、三井住友カード、ビューカード、NICOSカード、au PAYクレジットカード、アメリカン・エキスプレス・カード、JALカード |
連携可能な主な電子マネー | nanaco、Suica(モバイル)、WAON、楽天Edy、PASMO(モバイル)、ICOCA、manaca |
連携可能な主なQRコード決済 | LINE Pay、d払い、au PAY |
連携可能な主なポイント | Vポイント、Pontaポイント、dポイント、ANAマイレージクラブ、JALマイレージバンク、WAON POINT、JRE POINT |
連携可能な主な証券口座 | SBI証券、野村證券、楽天証券、大和証券、SMBC日興証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券、GMOクリック証券、岡三オンライン証券 |
主な有料機能 | 広告非表示、優先サポート、グラフの表示数アップ、自動連携先が無制限、過去のデータ閲覧、自動更新の頻度アップ、データダウンロード |
集計期間の切替可能 | |
デザイン変更可能 | |
手動入力機能 | |
銀行との連携方法 | API方式、スクレイピング方式(金融機関によって異なる) |
2段階認証 | |
不正利用アラート機能 | |
パスコードロック機能 | |
自動連携できる決済方法 | クレジットカード、銀行、電子マネー、QRコード決済、ポイントカード |
マネーフォワード MEの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。