軽さ・強さ・速さを備えておりあらゆるシーンで頼りになると謳うモバイルノートパソコン、Dynabook GS5 P1S5WPBL。しかし口コミが少なく評判がわからないため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の9つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のモバイルノートパソコンとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、モバイルノートパソコン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
バッテリーの持続時間は約9時間と長いため、充電切れの不安なく1日過ごせるでしょう。CPUのベンチマークスコアは平均5,871ptsを記録し、肝心の処理性能も十分。オフィスソフトやサイト閲覧などのマルチタスクも快適にこなせるレベルです。ストレージは256GB SSDを備え、ストレージの読み書きもスムーズに行えます。
複数タブの読み込みやデータのコピーはスピーディとはいえませんでしたが、ビジネスシーンでの使用であれば問題ないでしょう。比較した商品には排熱性能が弱いものもあるなか負荷をかけても発熱しにくく、冷却ファンの音もあまり気になりません。USB-A・USB-Cを2口ずつ搭載し、インターフェースも充実しています。
打鍵感は「キーの深さが中途半端」とモニターの好みが分かれましたが、キーはクセのない日本語配列です。タッチパッドの感度も良好でした。内蔵カメラは1080pと高解像度をほこり、明るく自然な表情を映し出します。マイクは雑音をしっかりカットしてクリアな音声を届けられたため、WEB会議が多い人にもぴったりです。
ディスプレイにはノングレア液晶を採用し、180度開く仕様なので、対面での説明やプレゼン時にも重宝します。しかし解像度はフルHDと高くはなく、スピーカーも低音から高音までまんべんなく鳴らせるほどではありません。比較した上位商品には、より高画質・高音質なものもあるので、エンタメを楽しみたい人はぜひチェックしてみてください。
今回ご紹介するのは、Dynabookが手掛ける13.3型のフルHDディスプレイを備えたモバイルノートパソコン、GS5 P1S5WPBLです。重量約956g・薄さ約17.9mmで、ボディには軽量ながら剛性が高いマグネシウム合金素材を採用。アメリカ国防総省が定める10項目にわたるMIL規格準拠テストもクリアし、耐久性にこだわったつくりです。
OSはWindows 11 Home・CPUには10コア12スレッド第13世代のインテル Core i5 1334U プロセッサーを搭載。ストレージは256GB SSDで「複数のアプリを立ち上げながらのオンラインミーティングや資料作りもスムーズ」と謳っています。
キーパッドには指紋センサー機能がついており、パスワード入力不要でロック解除が可能。Webカメラにはシャッターがついており、手動でカメラを覆えます。アプリのMicrosoft Office Home & Business 2021(デスクトップ版)・Microsoft 365 Basicを搭載しているのもポイント。なお、スペックの詳細は以下のとおりです。
今回はDynabook GS5 P1S5WPBLを含む、人気のモバイルノートパソコンを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気のモバイルノートパソコンを比較検証したところ、Dynabook GS5 P1S5WPBLには10個のよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
また、スマホ連携アプリ「dynabook スマホコネクション」を使用することで、スマホの画面をパソコンに表示したり、スマホをリモコン代わりに操作できたりと、使い方の幅が広がります。対面での説明や、オフィスでのプレゼンなどで活躍するでしょう。
さらに、CyberLink PowerDirector for dynabookをはじめとした動画編集アプリや写真編集アプリなど、多彩なアプリをプレインストール。レポートやプレゼン資料などクリエイティブな作品をつくれます。
ゲームでは少し動作が重くなる場面もありましたが、全体的には問題なくプレイが可能。WEBサイトを閲覧しながらの文書作成など、幅広い用途で使用できるでしょう。
ただしストレージは256GB SSDで、メモリ増設はできないため、オフィス・インターネット利用を中心とするライトユーザー向きです。容量いっぱいまで使うと処理速度が低下する可能性がありますが、一般的なデスクワーク程度であれば容量いっぱいになる可能性は低いため、動作の重さは気になりにくいでしょう。
一方、10個のタブを一度に読み込むのにかかった時間は15.76秒。比較したなかには3~5秒で完了したものもあったことをふまえると、スピーディとはいえません。複数のWEBサイトを行き来する作業が多い人だと、待ち遠しく感じる可能性があります。
ただし打鍵感には好みが分かれる傾向があります。指先にフィットするようキートップ中央は0.2mm凹んでおり、モニターからは「キーの深さが中途半端」「感触が好きではない」との声が寄せられました。キーストロークは1.5mmで沈み込みと反発もあるため、しっかりした押し応えを求める人向きです。
<キーボードの打ちやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較したなかには、肌の色味の不自然さや、目の光の明瞭さなどが気になった商品もあったのに対し、こちらは相手に表情が見えやすいでしょう。また、カメラに手動のシャッターがついているのも特徴。意図しない撮影からプライバシーを守れます。
比較した商品には端子やスロットが少なくシンプルな構造のものもあるなか、イヤホンジャック・LAN端子・HDMI出力端子も搭載。必要十分な端子がひととおりそろっているため、外部デバイスを多用する人にもおすすめです。
また、充電器の最大W数は65W。30分の充電でバッテリー駆動時間の約40%を充電できる「お急ぎ30分チャージ」機能を搭載し、すき間時間にサッと充電できます。なお、詳細は以下のとおりです。
気軽に持ち歩けるので、出張や外出の多いビジネスパーソンや学生など持ち運びやすさを重視する人にもよい候補となるでしょう。
また、MIL規格に基づいたメーカー独自のテストが行われているのも特筆すべきところ。落下試験・ディスプレイ衝撃試験など17項目に及ぶテストをクリアしているため、が多い人にぴったりですよ。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
ここでは、Dynabook GS5 P1S5WPBLのデメリットをカバーできる商品をご紹介します。購入を迷っている人は、ぜひチェックしてみてくださいね!
キーボードはしっかりとした打鍵感があり、タッチパッドの操作性も良好。内蔵カメラの画質は低めですが、マイクはノイズを除去しクリアな音を拾うことができました。また、迫力のあるサウンドを楽しめるスピーカーも搭載。ビジネスシーンだけでなく映画鑑賞や動画編集なども楽しめるでしょう。
ディスプレイはフルHD解像度で、反射の少ない非光沢液晶。一般的なノートパソコンの約1.7倍明るいので、屋外でも作業しやすいでしょう。また、キーボードはキー同士の間隔が適度にあるため打ちやすさ良好。バッテリー持ちもよく、YouTube動画を7時間以上連続で再生できました。
マイクは雑音の自動カットが可能で、クリアな音声を拾えるのも魅力。内蔵カメラはHD解像度で、顔色が明るく補正されました。拡大すると解像度の粗さが目立つものの、複数で人のWEB会議であればさほど気にならないでしょう。
Dynabook GS5 P1S5WPBLは、楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECショップで販売中。ポイントなどを使うとお得に購入できる場合もあるので、よく使うサイトがある人は検索してみてはいかがでしょうか。
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