ハイコーキ 高圧洗浄機 FAW105をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

実際に土のついたタオルを洗浄したところ、水があたった部分はきれいに汚れが落ちていました。

比較したなかには、土汚れがかなり残った商品もあったのに対し、こちらは高い洗浄力を備えています。水流は、直線的かつやや細めで範囲は狭いですが、汚れをしっかり落としたい人にぴったりです。

パテに開いた穴の広さは約8mmと小さく、水流はそれほど太くありません。高評価の基準値とした13mmにも届きませんでした。

比較した結果、水流が太い商品は広範囲を効率よく洗い流せる傾向が。それをふまえると、本商品は外壁などを手早くきれいにしたい人にはあまり向かないでしょう。

マキタの「高圧洗浄機 MHW101」は、約38mmもの穴を開け比較したなかの最大値（※執筆時点）を記録。洗浄効率を重視する人は、そちらもチェックしてみてください。

一方、水流は非常に強く、約4cmのパテを貫通。比較した約6割の商品は貫通できなかったなか、十分な威力を発揮しました。

「パワフルな水圧」を謳うとおり、一点集中の洗浄力は比較したなかでもトップクラス。頑固な汚れを落としたいときに活躍しそうです。

用途の広さは高評価です。直噴と拡散を切り替えられるバリアブルノズルや、しつこい汚れを落とすのに便利なターボノズルなど、付属品が豊富な点が魅力。また、ホースの接続に必要なアタッチメントもついているので、購入後すぐに使い始められます。詳細は以下のとおりです。

1. 水流調節の方法｜バリアブルノズルを回転させる（直射→拡散まで）
2. 水流調節できる段階数｜バリアブルノズル（直噴or拡散）・ターボノズル
3. 給水方式｜水道接続式
4. 電源方式｜電源コード式
5. 接続に必要なアタッチメントの付属｜揃っている

給水は水道接続のみ。水道がある場所でしか使えないため、比較した自吸式やタンク式に対応した商品より使う場所が限られます。電源もコード式なので、電源が確保できない場所では使えません。しかし、水道・電源のある場所なら時間を気にせずに使える点がメリットです。

バリアブルノズルを回せば、直墳・拡散に水流調節が可能。比較したほとんどの商品と同様、回転させるだけなので簡単に操作できますよ。はじめての高圧洗浄機としてもよさそうです。

持ち運びには困りません。比較したなかの約3割にしか搭載していなかった、キャスターがついている点が魅力。詳細は以下のとおりです。

1. 本体重量｜6.5kg
2. キャスターの有無｜〇
3. 本体幅｜260mm

重量は6.5kgと標準的。比較した結果、重さが6kg以下であれば楽に持ち運べましたことを思うと、それほど負担は大きくありません。加えて、本体の底にあるキャスターを活用すれば、段差のない場所の移動には困らないといえます。

スリムな形状も持ち運びやすさのポイント。比較したなかでも、本体幅が約40cmを超えると移動の邪魔になったのに対し、こちらは260mmとコンパクトでです。ホースやガンを本体に取りつけられ付属品もまとめやすいので、長距離の移動でも負担を感じにくいでしょう。

使いやすさも良好。実際に、4人のモニターが高圧ホースを本体とガンに接続したところ、「組み立てが簡単」との声があがっています。

比較した結果、回転式のものよりストッパーで固定するワンタッチ式のほうが、スムーズにつなげる傾向が。本商品は先端の部品が多くやや迷いやすいものの、ワンタッチ式なので力を入れなくても組み立て・片づけが行えます。

＜組み立て・片づけやすさについてのモニターコメント＞

1. 「組み立ては簡単で、やや力を用いるところはあるがそれほど苦にはならない」
2. 「組み立て、片づけ共にわかりやすく簡単」
3. 「先端の部品が多くわかりづらい」
4. 「先端のオプションが多いためか、接続部分が多くやや面倒さを感じる」

コメントは一部抜粋

「ホースが扱いにくい」の口コミに反し、取り回しやすさも高評価を獲得。比較したなかにはホースが重く扱いにくい商品もありましたが、こちらはモニターから「ホースが細くて軽い」と好評でした。移動しながらでもスムーズに作業できるでしょう。

＜取り回しのよさについてのモニターコメント＞

1. 「少し重いが、影響を受けるほどではなかった」
2. 「細くて軽いので取り回しはいい」
3. 「ホースがそれなりに軽く、移動しながら放水しやすい」
4. 「ホースが細く、あまり硬さもなく軽いため取り回しが苦にならない」

コメントは一部抜粋