




スタイリッシュなスチール製で、豊富なサイズから選べると評判のキッチン用ふた付きゴミ箱、Amazonベーシック ゴミ箱。「フタの開閉がソフトで音もしない」と評判です。しかし、「フタが全開にならずゴミが捨てにくい」「袋をセットしづらい」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のニトリやリスなどのキッチン用ふた付きゴミ箱とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、キッチン用ふた付きゴミ箱選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

日用品・ガーデニング用品・DIY向け電動工具・喫煙具・家事代行サービス・クリーニングなど、暮らしや生活に関わる幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「一人ひとりが選んでよかったと感じる選択肢を提供すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2025年09月までの情報です
Amazonベーシック ゴミ箱は、ニオイが漏れやすいためキッチンでの使用には不向きといえる商品です。ニオイが漏れにくいものかを確認するために、ゴミ箱の中にニオイの元(すりおろしニンニク)を入れ、30分後のニオイを専門家がチェック。その結果、開け閉めの際のニオイ漏れは控えめなものの、とくに本体の後ろからは密閉時でもニオイ漏れが気になる結果に。
生ごみを捨てると台所にニオイが広がり、気になる可能性があります。フタが小さいものやスライド式のものはニオイ漏れしにくい傾向にあったため、キッチンで利用するならほかの商品をチェックしてみてくださいね。
さらに、モニターが実際にゴミ捨てや袋のつけ替えをしてみたところ、いずれもやりづらい結果に。複数のモニターから「フタが全開にならない」「袋をセットしづらい」と口コミと同様のマイナスの意見が挙がりました。開口部が大きいものの45度ほどしか開かないことに加え、ほかの商品のような袋どめもなく、毎回内バケツを取り出す必要があるので袋替えにも手間がかかりそうです。
また、「フタの開閉がソフトで音もしない」との口コミもありましたが、実際に計測したフタの開閉音は74.7dBと、比較した全商品の平均値70.04dB(※執筆時点)よりも大きめ。静かな環境には不向きな商品といえるでしょう。
デザインや容量の豊富さ、ゆっくりと閉まるソフトクローズのフタが特徴の本商品ですが、ニオイ漏れが気になることに加え、袋替えもしづらく、生ごみなどが多くでるキッチンでの使用には使いづらい印象でした。比較したなかには、ニオイがしっかりブロックできるものや、袋が装着しやすいものもあったため、キッチンで快適に使えるゴミ箱を探している人は、ほかの商品をチェックしてくださいね。
今回ご紹介するのは、Amazonのプライベートブランド・Amazonベーシックのゴミ箱です。デザインやサイズが豊富に取りそろえられており、キッチンはもちろんリビングやランドリールームなど、場所や用途にあわせて選べるのが魅力。
フタの開閉時の音対策や製品寿命を延ばすためにソフトクローズするフタを採用。簡単に取り外せるプラスチック製の内側バケツつきです。
今回の比較で使用したのは容量40Lの長方形タイプのゴミ箱です。開閉方法はペダル式で、フタ全体が大きく開く仕様になっています。
ステンレス製で、表面には指紋のつきにくいつや消し加工あり。キャスターは無く、どっしりと重みのあるデザインが特徴です。
40Lサイズのもので幅42.5×奥行37.5×高さ75cm、重さ5.74 kgと重め。デザインは長方形・長方形スリム・丸型があり、サイズ展開も5~50Lと豊富です。使用する場所や好みにあわせて選んでみましょう。
カラーはつや消しステンレスのほか、サイズによってはブラックも販売されています。スタイリッシュなデザインは、インテリアとしても楽しめますよ。
今回はAmazonベーシック ゴミ箱を含む、キッチン用ふた付きゴミ箱全36商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
20〜40代の男女のモニター6人が実際にゴミ箱を使用し、ゴミ捨て・袋のつけ替えなどがスムーズにできるかどうかをチェックしました。
フタの開閉方法には、手をかざすだけのセンサー式や、棚下でも全開に開ける観音開き式などのタイプもあったので、用途にあわせて選んでみましょう。
<ゴミの捨てやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
同じ内バケツつきの商品でも、アスベルのキッチン生ゴミエバン・ペールのように袋どめしやすい穴があると固定力が強く袋替えがスムーズにできました。袋替えがはゴミ出しのたびに行うことになるので、楽にできるものを選びましょう。
コメントは一部抜粋
次に、フタ開閉時の静音性の検証として、実際にフタを閉める際の音の大きさを騒音計で3回計測し、その平均値をもとに評価しました。
「フタの開閉がソフトで音もしない」との口コミも見かけるソフトクローズが売りの商品でしたが、静音性の評価も伸び悩む結果に。フタの開閉音は74.7dBと、比較した全商品の平均値70.04dB(※執筆時点)よりも大きめです。
環境省が公表する騒音の目安によると、75dBは地下鉄の車内ほどの騒音レベル。壁際に置くとフタが壁に当たってさらなる騒音の原因になるので、置き場にも注意が必要です。静かな環境や音に敏感な人が使用するには不向きといえるでしょう。
最後は、ニオイの漏れにくさの検証です。
におい・かおり環境アドバイザーの石川英一さんに協力いただき、すりおろしニンニクを入れたゴミ箱のニオイを実際に嗅いで、密閉時・開閉時のニオイと容器へのニオイ移りについてチェックしました。
<検証方法>
一方で、ゆっくりとフタが閉まることもあり、開け閉めの際のニオイ漏れは控えめ。しかし、密閉時からニオイ漏れはしている状態なので、ニオイ対策がしたいなら、隙間ができにくく、フタが小さめのもの・スライド式のものがおすすめですよ。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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Amazonベーシック ゴミ箱は、Amazonで購入できます。Amazon内で検索するとさまざまなサイズやデザインのものが見つかりますよ。
販売価格はサイズによってさまざまですが、小さな5Lのものなら税込2,064円から購入可能。今回の比較で使用した40Lの大型のものでも税込7,559円(執筆時点・公式オンラインショップ参照)で購入できます。
最後に、ニオイの漏れしにくい商品をご紹介します。
ニトリのシャッター式50L自動開閉ゴミ箱は、ニオイ漏れがほとんど気になりません。センサー式で手をかざすだけでフタが開き、調理中のゴミ捨てに便利。フタを密閉しておけば時間が経ってもゴミのニオイが漏れにくく、生ゴミを捨てることも多いキッチンに置くゴミ箱にぴったりの商品です。
ペダル式にこだわりたいのなら、リスのソロウ ペダルオープンツインもおすすめ。観音開きタイプなので棚下などにも設置できます。フタに隙間がないのでニオイも漏れにくく、容器へのニオイ移りも気になりません。センサー式の操作や電池交換に抵抗のある人にも使いやすいですよ。
| 幅 | 25.0cm |
|---|---|
| 高さ | 68.0cm |
良い
気になる
| 奥行 | 37.0cm |
|---|---|
| フタ開口時の高さ | 68.0cm |
| 開口部の大きさ(長辺) | 20.0cm |
| 開口部の大きさ(短辺) | 20.0cm |
| 抗菌機能 | |
| 開き方 | スライド式 |
| 袋取り付けタイプ | 内リング |
| センサー距離の調節機能 |
ニトリ シャッター式50L自動開閉ゴミ箱をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
| 幅 | 27.0cm |
|---|---|
| 高さ | 48.0cm |
良い
気になる
| 奥行 | 42.5cm |
|---|---|
| フタ開口時の高さ | 61.0cm |
| 開口部の大きさ(長辺) | 39.0cm |
| 開口部の大きさ(短辺) | 23.8cm |
| 抗菌機能 | |
| 開き方 | 観音開き式 |
| 袋取り付けタイプ | 内リング |
| センサー距離の調節機能 |
ソロウ ペダルオープンツインをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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