取り回しやすさや打ち込みやすさ、狙いやすさが気になるKohree ガンタッカー。実際に購入しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にKohree ガンタッカーを徹底検証しました。タッカー17商品の中で比較してわかったKohree ガンタッカーの実力をレビューしていきます。タッカーの選び方も紹介しているので、購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
日用品・ガーデニング用品・DIY向け電動工具・喫煙具・家事代行サービス・クリーニングなど、暮らしや生活に関わる幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「一人ひとりが選んでよかったと感じる選択肢を提供すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
「ガンタッカー」は2014年創立のカー・バイク・ガーデニング・DIY用品を扱うメーカー、Kohreeの商品。替え針のほかにステープルリムーバーが付属しています。
重量は539gとやや軽く取り回しやすいのですが十分な安定感があります。安全装置はついていませんが、打ち込む際に必要な力は平均9.17kgと、工具を使い慣れている人でも連続して打ち込むのは大変で、誤射はしにくいといえます。
狙いやすさの検証ではズレの平均が0.44mmと、直感的に扱っても狙った位置に打てる印象でした。
ダイヤルにより打ち込み強度の調節ができることに加え、針はコの字・U字・T字ネイルを使用可能。それぞれの針足も適用可能なサイズの範囲が広いため、DIYやリノベのさまざまなシーンで活躍するでしょう。
実際にKohree ガンタッカーと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイタッカーと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
Kohree ガンタッカーの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
BLACK+DECKER
重さだけがネック。リノベや改装に最適な機能性の高い1台
マイベストが検証してわかったKohree ガンタッカーの特徴は、ひとことでまとめると「3種の針を使えることは魅力的だが、打ち込むのに力が必要」です。
実際、たくさんあるタッカーの中で、取り回しやすさや打ち込みやすさ、狙いやすさは商品によってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、Kohree ガンタッカーを含むタッカーの検証方法や、自分に合ったタッカーを選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得した商品を紹介していきます。
手動式で、自分の力で針を打ち出すタイプ。本体の素材にはアルミダイカストとクロムメッキ加工をしたスチールを採用し、耐久性が高いつくりです。耐摩耗性に優れているだけでなく摩擦が少なく、安定した動作で長時間使用できると謳っています。
ハンドルロック機能を搭載。使わないときはハンドルを閉じた状態にしておける仕様で、誤射することがないよう配慮されています。なお、対応する針はT型・U型・コの字の3種類です。コの字の針は、幅4~14mm・長さ8mmに対応しています。
カラー展開は、イエローの1色のみ。本体重量は539gと軽量で、扱いやすいでしょう。また、ハンドルは人間工学に基づいてつくられているうえ、シリコン製の持ち手はソフトで握りやすい設計です。操作しやすく、力の弱い人でも両手で扱えば簡単に作業できるとしています。
T型・U型・コの字の針が各1,000個ずつ付属。また、針を抜くときに使用できる、ステープルリムーバーもセットになっています。
取り回しやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「適度な重さで安定感があり、持ち運びやすい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
打ち込みやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「力に自信がない人でも軽い力で軽快に打てる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
狙いやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「狙ったところに直感的に打てる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
様々な素材に対応しやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「堅い母材・厚い木材にもしっかり打ち込み具合に差をつけられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
連続作業可能回数の多い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「1回の作業では充電が必要ない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
安全装置がある商品としてユーザーがとても満足できる基準を「 安全装置があり、誤射の心配がない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
取り回しやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「適度な重さで安定感があり、持ち運びやすい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
重量とコードの有無と安定感の3つの観点で検証を実施。それぞれに重みづけをし、取り回しやすさの総合的なレーティングを算出しています。
計量器でタッカーの重量を測定。500g以下は最高スコアとし、軽いものほど高評価としておすすめ度をスコア化しました。
テスターが各商品をチェックし、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
取り回しやすく安定感のある600gを基準に、どれくらい差があるかを計測。差が0gを最高スコアとし、600gに近いものほど高評価としておすすめ度をスコア化しました。
打ち込みやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「力に自信がない人でも軽い力で軽快に打てる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
フォースゲージを商品のトリガー部分に押し当て、針が射出されるまでに必要だった力のピークを測定。5回施行し、男女のモニター12名によって打ちやすいと判定された平均2kg以下は最高スコアとし、軽い力で打ちたいところにすぐ打てるものほどおすすめ度をスコア化しました。
狙いやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「狙ったところに直感的に打てる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
ラグ・ズレの2つの観点で検証を実施。それぞれに重みづけをし、狙いやすさの総合的なレーティングを算出しています。
動画を定点で撮影し、タッカーを使用。フォースゲージのピーク時とタッカー射出のタイミングまでの時間を測定することを5回施行。平均0秒を最高スコアとし、トリガーを引き切ったタイミングと射出のタイミングがずれていないものほどおすすめ度をスコア化しました。
マークをつけ、同じ位置に打ち込めるようタッカーを調整したあと打ち込み、マークとのズレの最も大きいところを測定。同様の計測を5回施行し、ズレの平均を算出。0mmを最高スコアとし、狙った場所に近いものほどおすすめ度をスコア化しました。
様々な素材に対応しやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「堅い母材・厚い木材にもしっかり打ち込み具合に差をつけられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
それぞれ打ち込み強度を最大・最小に設定のうえ5種の材料に対して5回ずつ打ち込み、最大・最小の場合における頭の高さと板までの長さを測定し、差を算出。打ち込めることを最低限の条件として、1.5mm以下は最高スコアとし、打ち込み強度の設定の最大時・最小時でそれぞれ打ち込みの加減の差がしっかり出ているものほどおすすめ度をスコア化しました。
連続作業可能回数の多い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「1回の作業では充電が必要ない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
作業1回あたりで打ち込む場所を50か所と仮定し、充電式のタッカーは、充電が切れるまで2×4材に打ち込めた数を測定。500回以上は最高スコアとし、1回の作業では充電が必要ないものほどおすすめ度をスコア化しました。
安全装置がある商品としてユーザーがとても満足できる基準を「 安全装置があり、誤射の心配がない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
稼動方式 | 手動 |
---|---|
本体重量(実測値) | 539g |
握力目安(実測値) | 9.17kg |
対応する針 | T型・U型・コの字 |
対応ステープル幅 | 4〜14mm |
---|---|
対応ステープル長さ | 8mm |
U型ネイル使用可能 | |
T型ネイル使用可能 | |
ハンドルグリップ付き | |
紙綴じ用の返し付き | |
打ち込み強度の最大時と最小時の差(SPF 2×4材) | 0.681mm |
打ち込み強度の最大時と最小時の差(ラワンベニヤ9mm厚) | 0.420mm |
打ち込み強度の最大時と最小時の差(MDF板) | 0.142mm |
打ち込み強度の最大時と最小時の差(コルクボード5mm厚) | 0.490mm |
打ち込み強度の最大時と最小時の差(白竹) | 2.567mm |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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検証の結果、タッカーのなかでも狙ったところに打ちやすいものとそうではないものがあることがわかりました。また、重さも使用感に影響した結果に。
このパートでは、最低限押さえておきたい優れたタッカーの条件を紹介します。
思いどおりの位置に針を打てると、椅子の座面の張り替え・キャンバスの張り替え、手芸などの仕上がりや見栄えをよくしやすくなります。
検証した商品のなかには打ち込みの補助となる印が本体に記載されているものもありましたが、その通りに設置してもきれいに打てないこともしばしば。毎回印に合わせるよりも、直感的に打っても狙った場所に打てるもののほうが使いやすいと感じました。
選ぶポイントは、射出口が手元から見えやすいか、本体のギリギリ端に射出口があること。初心者でも、タッカーの扱いに慣れてきた人でも、少なくともこの2つの条件のどちらかをクリアしているものが狙ったところに直感的に打ちやすいものだといえます。
狙ったところに打ちやすいもののなかでも、600g前後の重さのものがおすすめ。今回検証した商品では、軽いものは200g未満、重いものは1000g超えと、商品によってかなり重量に差がありました。
男女モニター12名に実際にタッカーを使用してもらい評価したところ、600g前後のものであれば、壁や天井のようにタッカー自体を持ち上げて行う作業でも疲れにくいという評価でしたが、それより重いものは連続して使用すると腕が疲れてくるという傾向がありました。
一方軽すぎる場合、打ち込む際の振動が手に伝わりやすかったり、反動でタッカーそのものが浮き上がったりするようなものもあったので、ある程度の重量が必要。600g前後のものであれば、体重をかけなくても打ち込みの反動はしっかり抑えられていました。
電動式のタッカーなら、打ち込みに力が必要なく、誰でもきれいな仕上がりになるのでおすすめです。
電動ではないタッカーを使用する際、力に自信のない人は重たいトリガーを引けず、なかなか打ち込めないことも。打ち込みの反動を抑えつつ、タッカー本体がズレないよう押さえつけてトリガーを引くことが難しく、狙ったところに打ちにくい場合があります。
一方で電動タッカーは母材(打ち込む素材)や打つ人のテクニック、そして力に関わらず均一に打ち出せることが魅力。電動式のタッカーは、DIYの初級者から上級者まで使いやすいといえます。
今回の検証の結果、電動タッカーのほとんどが射出口に安全装置がついており、トリガーを引いただけでは打てない仕様になっていたため、ケガや事故を防ぐという観点でも電動のものがおすすめです。
ただし、一部プロ向きで安全装置がない電動式のものもありました。安全装置の有無は、コンテンツ下部の商品の紹介パートでも説明しているのでチェックしてください。
同じような木材で製作を続けるのであれば、ここまでの選び方の条件をクリアしているタッカーでも問題はありません。ただ、もし改装やリノベをするためのタッカーを探しているなら、+αの機能があればもっと便利です。このパートでは、機能性が高いタッカーの選び方を紹介します。
DIYや工作のレパートリーが多岐に渡り、扱う素材がよく変わる人や、改装・リノベにタッカーを使用したい人は打ち込み強度を変えられるものがおすすめ。
打ち込み強度を変えられると、コルクや発泡スチロールなど柔らかい素材に打ち込んだ際に刺さりすぎて埋まるといったことが起こりにくくなります。強度が変えられないと、最悪の場合母材が割れたり崩れたりすることも。逆に、堅木などでも適度に刺さるよう調節できます。
さらに差し込み具合を調節できていると、もし抜いて打ち込み直す際も母材の穴は最小限にとどめやすいでしょう。打ち損じた針を除去するステープルリムーバーもあわせてチェックしてくださいね。
この検証では、SPFの2×4材・9mm厚のラワンベニヤといったよくDIYに使用する素材のほかに、工作でよく使用するコルクボード・MDF板、そして硬度があり打ち込むことが難しい竹の5種類の材料に適度な強さで打ち込めるかどうかチェックしました。
打ち込み強度を調整できないもののなかでも打ち込み具合に差があったので、結果の気になる人はランキングの詳細情報をチェックしてくださいね。
カーペットを床全面に貼ったりフロア材や壁材を固定したりしたいなら、T型・U型ネイルも使用できるものがおすすめです。
今回検証した商品のなかには、タッカーの一般的なコの字型の針以外にも使用できるものがありました。T型ネイルは頭が見えにくいため、完成時に目に触れるところに使用することがおすすめ。U型ネイルは打ち込んだ際に頭が少し出るので、紐状のものを傷めず固定でき、屋内で配線を整理して固定したいときなどに重宝します。
針の幅・針足が多様で打ち込み強度を変えられれば、素材が変わっても同じように仕上がります。
改装やリノベではシートや薄い板を使用する場合がありますが、状況に応じて針や強度を変更できると完成後の見栄えもよくしやすくなりますよ。
電動タッカーの唯一の欠点は水や塵に弱いことです。屋外の補修やリノベ、古い木材を使用する工作などの場合、塵が本体の中に入り、故障につながるおそれも。また、屋外ではタッカーが濡れる場所の施工もあるかもしれません。そのような場合も電動タッカーは避けたほうがよいといえます。
手でトリガーを引くタイプのタッカーを購入する場合、6kg以下の力で針を打ち込めるものがおすすめ。検証の結果、最も軽い力で打ち込めたものと非常に力が必要だった商品との差は10kg弱ありました。
6kg以下で手でトリガーを引くタイプのタッカーはコンテンツ下部のランキングの条件で絞り込めますよ。
力に自信がない人には基本的には電動タッカーがおすすめですが、どうしても電動ではなくアナログ式のものでタッカーがほしいという場合も6kgを基準に探してくださいね。
タッカーの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。Kohree ガンタッカー以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
稼動方式 | 電動 |
---|---|
本体重量(実測値) | 605g |
握力目安(実測値) | 1.48kg |
対応する針 | コの字・T型 |
対応ステープル幅 | 12mm |
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対応ステープル長さ | 6〜10mm |
U型ネイル使用可能 | |
T型ネイル使用可能 | |
ハンドルグリップ付き | |
紙綴じ用の返し付き | |
打ち込み強度の最大時と最小時の差(SPF 2×4材) | 0mm |
打ち込み強度の最大時と最小時の差(ラワンベニヤ9mm厚) | 0mm |
打ち込み強度の最大時と最小時の差(MDF板) | 0mm |
打ち込み強度の最大時と最小時の差(コルクボード5mm厚) | 0mm |
打ち込み強度の最大時と最小時の差(白竹) | 0mm |
DCM 充電式タッカー T-GT36Vをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
稼動方式 | 電動 |
---|---|
本体重量(実測値) | 601g |
握力目安(実測値) | 2.72kg |
対応する針 | T型・コの字 |
対応ステープル幅 | 10〜12mm |
---|---|
対応ステープル長さ | 10〜12mm |
U型ネイル使用可能 | |
T型ネイル使用可能 | |
ハンドルグリップ付き | |
紙綴じ用の返し付き | |
打ち込み強度の最大時と最小時の差(SPF 2×4材) | 0mm |
打ち込み強度の最大時と最小時の差(ラワンベニヤ9mm厚) | 0mm |
打ち込み強度の最大時と最小時の差(MDF板) | 0mm |
打ち込み強度の最大時と最小時の差(コルクボード5mm厚) | 0mm |
打ち込み強度の最大時と最小時の差(白竹) | 打ち込み不可 |
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