SIXPADのサウナスーツは、しっかり動いて汗をかきたい人におすすめです。使い心地の検証ではトップクラスの評価を獲得。伸縮性・フィット感が高く、サラッと軽い着心地が好評でした。加えて動作時の音も気にならず、室内での使用にも向いています。また、運動による発汗効果も良好です。15分間有酸素運動したあとにかいた汗の量は、55gと十分な結果に。たくさん汗をかいても下に垂れにくかったのも印象的でした。ただし、裏地が肌にくっつきやすいため、汗を拭き取るとよいでしょう。一方、手入れのしやすさはいまひとつ。洗濯機は使用不可のため、手で洗う必要があります。また、乾きにくく、干していると水滴が垂れてしまう点もネックです。毎日使用したい人は、洗い替えがあるとよさそうです。執筆時点の価格は、税込18,480円(公式サイト参照)でした。比較した商品のなかでは高めではあるものの、持ち味をふまえたうえで、長く使いたい人や汗をたくさんかいて本格的にトレーニングしたい人はぜひ検討してみてください。
BARWINGの4WAYトレーニングベンチは、インクラインベンチをお探しのすべての人におすすめです。実際にモニター4人がワンハンドローイングなどの3種目をすると、「少しガタつく」との口コミに反してシートは安定。比較したほかの商品にはバランスを取りづらいものもあったなか、モニターからは「トレーニングに集中できた」と好評でした。シートはネジで固定でき、接続部が外れる心配もほぼありません。ただし、土台の幅がやや狭いのは気になります。片方10kg以上のダンベルを持っての筋トレでは本体が傾き、一部のモニターから「左右にぐらつく」との指摘が。インクライン系の種目をする際は、体の重心がぶれないよう意識しましょう。インクラインは7段階に調節でき、体の調子にあわせた使い方が可能です。比較した商品内では、シートの角度を80度以上に設定できるとショルダープレスがしやすい傾向があったのに対し、本品は85度まで倒せます。シートはシンプルな形状のため、横向きなどさまざまな体勢を取りやすいですよ。移動のさせやすさも高評価に。「重い」との口コミに反して重量は14.7kgと軽く、コンパクトに折りたためます。比較したほかの商品には重量が30kgを超えるほど重いものがあったことをふまえると、移動にそこまで負担がかかりません。設置スペースが狭い人にもぴったりです。高重量・高負荷のトレーニングでは姿勢をより意識する必要はあるものの、頑丈な設計でガタつきにくいのは魅力。折りたたみ式により、設置・収納もスムーズにできます。自宅でのボディメイクに力を入れたい人は、ぜひ購入を検討してみてください。
PROIRON ダンベルは、ザラザラした表面加工が特徴的。実際に持ったモニターからは「滑りづらく握りやすい」「手触りが気になる」と意見が分かれたものの、不満に感じる人はいませんでした。ソフトな感触が持ち味のネオプレーン加工が施されているので、比較した金属がむき出しの商品よりも初心者が手に取りやすいといえます。グリップはフラットな形状で、長くて太い点が気になりました。モニターからは「手が小さいと握りづらい」といった声が寄せられ、「太くて持ちにくい」との口コミにも頷ける結果です。滑りづらさもいまひとつな評価に。水で薄めた馬油を汗に見立てて握ると、表面が滑りやすいと感じました。比較した商品にはうまく指にひっかかる形状のものがあったことをふまえると、たくさん汗をかくトレーニングにはあまり向かないといえます。とはいえ、手が小さい・手汗が多い以外の人は快適に使えそうです。ポップなカラーバリエーションも大きな魅力で、デザイン性を重視する人にも候補となるでしょう。より本格的に筋トレしたい人は、グリップ力が高いほかの商品をチェックしてみてください。
エレコム エクリア体組成計 HCS-BTFS01は、自分の体の変化を正確に測定したい人におすすめです。モニター13人が使うと、専門機器InBody270との平均誤差は体重0.12kg・体脂肪率3.51%でした。比較した商品の半数以上は体脂肪率の誤差が4~6%あったことをふまえると、「体脂肪が違っていた」という口コミはあまり気にしなくてもよいでしょう。5回連続で測定しても数値のブレが少なかったので、信頼感を持って使えそうです。手軽に測定・記録できるのも魅力。測定時間は6.1秒と、比較した商品の多くが7~20秒かかったなかスピーディでした。測定したデータはアプリへ転送できるため、日ごとの体重や体脂肪率の変化をひと目で確認できます。健康管理をサポートする機能も豊富です。基礎代謝量・BMI・骨格筋率・内臓脂肪レベル・皮下脂肪率・体型判断機能など9項目の測定に対応。測定結果をもとに運動や食事に関するアドバイスも表示します。運動の記録や目標の設定も可能なので、体型管理・生活習慣を改善したい人にぴったりです。説明書が付属しており、初期設定も簡単です。実際に使用したモニターからは「使いやすい」と好評でした。本体重量は1.18kgと、比較した商品内でもトップクラスの軽さ。測定前後の出し入れを楽に行えます。本体の表示は明るく大きいので、測定結果も見やすいでしょう。価格は5,302円(※2025年3月時点・公式サイト参照)とお手頃なので、体組成計選びで迷っている人はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。<おすすめな人>体重・体脂肪率を正確に測定できる体組成計がほしい人毎日手軽に測定したい人長期的な体の変化をグラフで把握したい人<おすすめできない人>とくになし
今回検証したFitbitのAria2は、体脂肪率を正確にチェックしたい方にはおすすめできません。体脂肪率の計測精度の検証では、誤差が8.4%と基準値を大きく下回る結果となりました。精度の正確さに不安が残ります。一方、体重の計測精度は高評価。計測項目についても、基本的な項目に加えて除脂肪体重が計測できるのが好印象です。また、バックライト機能を搭載しているため、暗がりでも見やすいのが◎。計測速度も問題ないといえるでしょう。毎日気軽に健康管理をしたい方に、おすすめできる商品です。体重に加えて体脂肪率も細かく管理したい方は、他の商品も検討されてみてはいかがでしょうか。
stAnのサウナスーツは、発汗量やお手入れの手軽さを重視する人におすすめです。洗濯機で洗えて脱水までできるのが特徴的。速乾性はいまひとつですが、脱水しているので干すときに水が垂れないのは大きなメリットといえます。運動時の発汗量は56gとトップクラスの多さでした。手首や裾がしぼられた形状で、フードはあごまで隠れる大きさなので、熱を逃さずしっかり汗をかけます。ただし、汗が滴ってしまうのはネック。気になる人はインナーを着るなど工夫してください。生地はストレッチ性があり、モニターからは「深く膝を曲げてもつっぱらない」との感想が出ています。ただ、大きな動きをすると深めのフードが邪魔になる可能性があるので、適宜外すとよいでしょう。肌触りも良好でペタペタせず、「中の素材が貼り付かず、サラサラしている」というコメントもあります。汗をかいても、くっつかないのはうれしいですね。動いてもシャカシャカ音はなく、少し生地の擦れる音がする程度。静かに動けるので、フィットネススタジオなどでも着用しやすいですよ。