adidasのサウナスーツ シルバーハイロンは、汗を思いっきりかきたい人におすすめです。運動前後のTシャツは重量差60gと、たくさんの汗を吸収します。比較したほかの商品には、10分程度動いてようやく汗が出たものも多数あったなか、本商品は運動開始から5分で体が熱くなりました。さらに生地の吸水性が高いうえに手足の袖がすぼまっているため、汗が飛び散る心配が少ないのも利点です。また表面の生地は手触りがなめらかで、スムーズに着脱できます。伸縮性も高く、運動時に動きの詰まりは感じませんでした。使用後は、洗濯機で簡単に手入れが可能です。ただし部屋干しでは乾きにくいため、毎日使いたい人はもう1枚予備を用意しておくとよいですよ。アディダスのロゴをあしらったシンプルなデザインで着やすいので、ジム・屋外での運動用にぜひ検討してみてください。
stAnのサウナスーツは、発汗量やお手入れの手軽さを重視する人におすすめです。洗濯機で洗えて脱水までできるのが特徴的。速乾性はいまひとつですが、脱水しているので干すときに水が垂れないのは大きなメリットといえます。運動時の発汗量は56gとトップクラスの多さでした。手首や裾がしぼられた形状で、フードはあごまで隠れる大きさなので、熱を逃さずしっかり汗をかけます。ただし、汗が滴ってしまうのはネック。気になる人はインナーを着るなど工夫してください。生地はストレッチ性があり、モニターからは「深く膝を曲げてもつっぱらない」との感想が出ています。ただ、大きな動きをすると深めのフードが邪魔になる可能性があるので、適宜外すとよいでしょう。肌触りも良好でペタペタせず、「中の素材が貼り付かず、サラサラしている」というコメントもあります。汗をかいても、くっつかないのはうれしいですね。動いてもシャカシャカ音はなく、少し生地の擦れる音がする程度。静かに動けるので、フィットネススタジオなどでも着用しやすいですよ。
LitherBaseのアイテムは、発汗量が多く、べたつかないサウナスーツがほしい人におすすめです。15分間の運動で出た汗の量は、比較した商品のなかではトップクラスでした。密閉できないフードなので顔の汗はやや少なめなものの、着用後運動開始から5分ほどで発汗。はやめに効果を感じられるのはうれしいですね。汗をかいても床に滴ることはなく、裏地も肌にあまりくっつきません。モニターによる検証では肌触りは全員が満足と回答し、ベタベタしないと好評でした。「ほかのスーツと比較して脱着しやすい」という声も出ています。生地はストレッチが効いていて、動きやすさも高評価です。着用したモニターからは「スクワットをしても大きく腕を振っても動きやすい」「かなりスムーズに動けて、ランニングしやすそう」との意見も。シャカシャカした音が出ないので、運動に集中しやすいでしょう。お手入れは洗濯機が使えるので簡単に洗えます。ただ、速乾性はいまひとつでした。8時間部屋干ししても完全には乾かなかったので、頻繁に使う人は洗い替えがあったほうが便利ですよ。
FLEMのサウナスーツは、運動によりしっかり汗をかけて、お手入れしやすい商品がほしい人におすすめです。洗濯機で洗濯・脱水が可能で、干す際に水滴が垂れにくい点が魅力。今回比較したシルバーコーティング加工品のなかで、1番早く乾かせました。運動による発汗量は、運動前後のTシャツの重量差が55gと好成績です。運動開始10分ほどで汗が出始め、15分の運動後にはすっきり感がありました。汗が下に垂れにくいのもポイントです。擦れる音も少ないため、音を気にせず使用できるでしょう。使い心地の検証では、ストレッチ性の高さが好評な一方で、「重たい」「締め付け感がある」との声があがっています。また、屈伸すると裾が上りやすい点が気になりました。さらに惜しかった点は、「裏地が肌にくっつく」との指摘が多くあがったことです。肌への密着感が気になる人は、インナーの着用をおすすめします。
VENTURA529のサウナスーツは、デザイン性と機能性を兼ね備えている点が魅力です。ストレッチ性の高い生地を採用しており、動きやすさは申し分ありません。動作時の音も気にならず、トレーニングに集中したい人にも向いています。また、運動後の発汗量は56gと、比較したなかでも高い数値をマーク。実際に使用してみると、運動開始5分ほどで汗が出てきました。袖や裾部分は、幅広で厚みがある布状のゴムを採用しており、汗を吸収しやすいのもメリットです。しかし、「裏地が肌にくっつく」との指摘もあったため、気になる人はインナーの着用をおすすめします。手入れは、洗濯機で洗えるところはよいものの、干す際に水滴が垂れてしまうところが惜しい点です。8時間室内干ししても乾かないため、毎日使用したい人は洗い替えを用意しておくとよいでしょう。
SIXPADのサウナスーツは、しっかり動いて汗をかきたい人におすすめです。使い心地の検証ではトップクラスの評価を獲得。伸縮性・フィット感が高く、サラッと軽い着心地が好評でした。加えて動作時の音も気にならず、室内での使用にも向いています。また、運動による発汗効果も良好です。15分間有酸素運動したあとにかいた汗の量は、55gと十分な結果に。たくさん汗をかいても下に垂れにくかったのも印象的でした。ただし、裏地が肌にくっつきやすいため、汗を拭き取るとよいでしょう。一方、手入れのしやすさはいまひとつ。洗濯機は使用不可のため、手で洗う必要があります。また、乾きにくく、干していると水滴が垂れてしまう点もネックです。毎日使用したい人は、洗い替えがあるとよさそうです。執筆時点の価格は、税込18,480円(公式サイト参照)でした。比較した商品のなかでは高めではあるものの、持ち味をふまえたうえで、長く使いたい人や汗をたくさんかいて本格的にトレーニングしたい人はぜひ検討してみてください。