GMOデジロックの「XREA Free」は、サーバーが無料で使えるサービス。独自ドメインの費用を含んでも1年間のサイト運営にかかる総額料金は935円と安いところは魅力ですが、容量は10GBと小さく、サイト運営しにくい印象です。LighthouseのSpeed Indexによるモバイル表示速度は3.9秒を記録。表示速度の遅さが気になってユーザーがサイトを離脱する可能性は低いといえます。WordPressの設定はインストールを手動で行う必要があり、カスタマーサポートはチャットとメールのみ。はじめてレンタルサーバーを使う人には不向きです。マルチドメインには対応しており、プラン変更も可能です。用途は限定的ですが、ステップアップのしやすさは高評価なので、無料にこだわるなら検討の余地があります。
GMOデジロックの「XREA Plus」は、予算を抑えられれば表示速度はある程度あればよいという人向き。サイトを1年間運営した場合の総額料金を算出したところ、3,947円とリーズナブルでした。LighthouseのSpeed Indexによるモバイル表示速度は4.2秒と平均よりわずかに遅い結果に。とはいえ、表示速度がネックとなる可能性は低いでしょう。しかし、WordPressの設定には手動でインストールが必要で、サイト立ち上げの難易度が高め。マルチドメインにも対応しており、上位プランへの移行もできますが、「コアサーバー」への移転扱いとなるので変更は難しいと考えたほうがよいでしょう。設定に不安がある初心者やサイトの拡張を考えている人には不向きといえます。
シンクラウドの「シンレンタルサーバー」は、安く大容量のレンタルサーバーを使いたい人におすすめです。1年間サイトを運営したときに想定される総額料金は14,784円で、サーバー容量は700GBとかなりの大容量。検証したなかではトップクラスの大きさの容量で、1万円台で使えるなら安い部類です。画像をたくさん使う複数のサイトを運営しやすいといえます。LighthouseのSpeed Indexによるモバイル表示速度は3.9秒と、表示速度も普通に使う分には十分な速さです。より速いサービスもあったものの、表示速度がネックとなる可能性は低いでしょう。WordPress簡単インストールに対応しているので初心者でも設定は簡単。わからないことは電話で聞けるのもうれしいポイントです。セットで独自ドメインも取得可能であるうえ、マルチドメインにも対応。サイトのステップアップに応じてプラン変更も可能です。Webフォントも利用できるので、サイトの見た目にもこだわれるでしょう。1万円台で大規模なサイト運営に対応できるほどの容量を確保できるのは大きな魅力。サイトを始めやすくステップアップもできるので、複数のサイトを運営したり画像をたくさん使ったりする構想がある人は検討してください。
GMOインターネットの「コアサーバー」は、独自ドメイン取得サービスの「バリュードメイン」とセットで管理したい人におすすめ。ドメインとサーバーを一括で契約・管理できるうえ、同時申し込みでドメイン料金が実質無料になるドメイン永久無料特典がついてきます。1年間サイトを運営した場合の総額料金は11,946円。700GBの大容量が確保できることをふまえると、複数サイトを運営したい人にとってコスパがよいといえます。LighthouseのSpeed Indexによるモバイル表示速度は3.0秒でした。サイトに訪問したユーザーの回遊性が損なわれたり、検索順位に悪影響が出ることもなく、快適に閲覧できる状態といえます。WordPressの設定は簡単で、自動インストールが可能。ライブチャットによるカスタマーサポートも利用できるので、初心者でも手を出しやすいでしょう。マルチドメインに対応しているうえ、途中でプラン変更が可能。無制限にデータベースが使用でき、管理しやすさに重きを置く人にぴったりのレンタルサーバーといえます。
GMOペパボの「ロリポップ!レンタルサーバー」のライトプランは、ハイスピードプランよりも少しスペックを抑えて費用を節約したい人におすすめです。ライトプランからハイスピードプランへとプラン変更が可能なので、まずはお試しでロリポップを契約して様子を見たい人にもぴったりです。1年間サイト運営をしたときに想定される総額料金は7,428円と、ハイスピードプランよりも約5,000円安く使えます。容量も350GBと小さくはなく、画像やページ数がそこまで多くなければ十分な容量です。LighthouseのSpeed Indexによるモバイル表示速度は4.9秒で、同じロリポップ!レンタルサーバーのハイスピードプランに比べると遅い結果に。サイト離脱の可能性を減らしたいならハイスピードプランのほうがおすすめです。WordPress簡単インストールにより設定は簡単ですが、サポートがAiチャット、メールのみ。とはいえ、マルチドメインに対応かつFTP接続可能な点はハイスピードプランと同じでステップアップはしやすいでしょう。小規模のサイト運営からはじめたい人は候補に入れてみてください。
アシストアップの「Winserver」は、将来的なサイト拡張は考えておらずとにかく手軽にサイトを立ち上げたい人向きです。電話での問い合わせが可能で、WordPressも簡単にインストールできるので、初心者でも気軽に使い始められます。1年間のサイト運営にかかる総額料金は9,526円と検証したなかでは安いほうですが、容量が20GBとかなり小さく、画像やページ数が多いサイト運営には不向き。シンプルなサイト向きのレンタルサーバーといえます。LighthouseのSpeed Indexによるモバイル表示速度は4.6秒と平均より遅め。とはいえ、表示速度が遅いことでユーザーがサイトを離脱する可能性は低いといえるでしょう。独自のドメイン取得が可能なところもメリットですが、複数サイトを運営したい人には不向き。プランが1つしかないのでサイトの成長に合わせた変更もできません。将来サイト運営の規模を大きくしたい人はほかを検討しましょう。
GMOペパボの「ムームードメイン」は、ドメインの取得費用を抑えたい人や、ロリポップレンタルサーバーを利用しようとしている人におすすめ。ロリポップのレンタルサーバーとセットで使えて、同時取得するとドメインが永年無料になり、レンタルサーバーも2か月無料になる点がメリットです。.comの取得費用は960円と、ほかのサービスと比べて安め。更新費用は年間2,155円と、比較した平均値よりやや安めです。サービス維持調整費の導入により、2026年3月時点では基本料の24.75%の料金が追加でかかっている点に注意しましょう。Whois情報公開代行・ドメインロックに対応し、リスク対策は申し分ありません。商標保持者に有効な商標保護対策プログラムにも対応しています。自動更新設定・クレジットカード決済が可能なので、ドメイン管理の手間を減らせるのも利点です。更新費用は安価とまではいえないものの、取得費用が非常に安く、レンタルサーバーと利用すれば無料で利用し続けられる点が魅力。ドメイン取得のコストパフォーマンスを重視する個人事業主や、ロリポップのサーバーを利用したい人はぜひ検討してみてください。
ネットオウルの「スタードメイン」は、.jpを取得しようとしているすべての人におすすめです。.jpの取得費用は年間1,900円・更新費用は年間3,201円と、比較したなかでも安め。更新費用も安いため、継続しやすい点がメリットです。セキュリティサービスは、Whois情報公開代行・ドメインロックに対応。個人情報流出やドメインの乗っ取りといったリスクを防止できるため、リスク対策は十分です。ドメインの自動更新設定も可能で、更新忘れによるドメイン失効のリスクも軽減できます。ドメインの取得・維持にかかる費用が安く、リスク対策も手厚いため、利用しやすいサービスといえるでしょう。とくに.jpドメインの更新費用のコストパフォーマンスに非常に優れています。日本国内でドメインの取得を検討中の人はぜひチェックしてみてください。
アズポケットの「mixhost」は、料金が割高なレンタルサーバー。100GBの容量に対して、1年間のサイト運営にかかる総額料金は20,856円と高い結果でした。LighthouseのSpeed Indexによるモバイル表示速度は3.5秒と平均より速い結果に。しかし、本品より安いレンタルサーバーでも同等の速度だったものもあり、料金の高さを考えると物足りなさを感じます。自動インストールによってWordPressの設定が簡単なところは魅力ですが、サポートはお問い合わせフォームのみ。手厚いサポートを求める人には不向きです。プラン変更やマルチドメインには対応しており、ステップアップはしやすいでしょう。しかし、より安くて同じくサイト拡張しやすいサービスもあるため、選択肢には入れにくいといえます。
「エックスサーバー」は、スペック重視の人や「エックスサーバードメイン」とセットで契約・管理したい人におすすめ。表示速度が速く、ユーザーからの評価が高い独自ドメインサービスのエックスサーバードメインと一緒に契約・管理できるところが魅力です。容量は500GBと大きめで、複数サイトを運営したい人にもおすすめできます。しかし、1年間サイトを運営したときに想定される総額料金は13,200円とやや高め。同じ1万円台のレンタルサーバーのなかには、700GBを確保できるものがあったことを考えると、コスパはそこまで高いとはいえません。LighthouseのSpeed Indexによるモバイル表示速度は3.6秒と、普通に使う分には十分な速さでした。今回検証した平均よりも速いため、サイトの回遊性が損なわれたり、検索順位に悪影響が出たりするほどではないといえます。WordPress簡単インストールに対応していて、設定も簡単です。初心者にうれしい電話サポートもあります。マルチドメインにも対応しており、途中のプラン変更も可能。設定のしやすさやステップアップのしやすさは申し分ないので、安さより性能にこだわりたい人の有力候補になるでしょう。