ドメティック 冷蔵庫 ACX 35Gは、運転音が静かなものがほしい人におすすめです。実際に稼動音を計測したところ、騒音値は37.6dBを記録。比較した全商品の平均である45.15dB(※執筆時点)を大きく下回りました。睡眠の妨げにならない音量のため、寝床の近くにも設置できます。眠りの浅い人にもうってつけですよ。容量は31Lあり、収納力にも優れています。実際に飲料を入れると、2Lペットボトル・1Lパックの飲料ともに立てた状態で収納できました。飲料を飲み切らなくとも持ち帰れるのが便利です。庫内は無駄なスペースが少なく、内寸と外寸から算出した容量利用率も33%と高め。飲食物の入れ方にも迷わないでしょう。また、設定温度と庫内温度の差が少なかったのも高評価に。設定温度4℃に対し、冷却モード7で稼動させた際の庫内温度は3.6℃と差はわずか0.4℃に抑えられていました。モニターがついていないため温度管理は難しいですが、庫内の温度をチェックする頻度を少なく済ませられます。機能は多いとはいえない結果に。キャンプに役立つLEDライト・栓抜きに加えて、比較した商品の7割にあったUSBポートはありませんでした。とはいえ給電方式は3種類に対応し、AC・DC電源のほか、カセットガスを接続しても使えます。ポータブル電源がなくても稼動させられますよ。冷却性能はいま一歩。実際に常温のビールを6時間入れたところ、21.2℃までしか冷やせませんでした。比較したほかの商品には飲み頃の6℃台まで冷やせたものがあったことから、「冷やすのに時間がかかる」との口コミ同様、飲食物がしっかり冷えるまでにはある程度の時間が必要です。「あっという間に電力を消費する」との口コミどおり消費電力も大きく、ポータブル電源接続時の使用可能時間は7時間と短め。比較したなかには、10時間以上も稼動できた商品が多くありました。静音性や収納力はメリットですが、長時間使えるものを選びたい人はほかの商品も検討してみてください。
マキタ 充電式保冷温庫 CW180DZは、泊りがけのキャンプなどで長時間使用したい人におすすめです。実際にポータブル冷蔵庫を稼動させて算出した使用可能時間は15時間45分と、比較した全商品のなかでトップクラス。1泊のキャンプなら夜まで食材や飲み物をしっかり保冷できるでしょう。冷却性能も優秀です。冷却開始から6時間後の温度を計測したところ、比較した全商品の平均値は庫内・ビールともに8℃ほど(執筆時点)でした。対してこちらは庫内温度を6.3℃・缶ビールを5.1℃まで冷やし、口コミどおりの冷却性能を発揮。また、表示温度と実際の庫内温度との差も少なく、食品の温度管理もしやすいですよ。また、キャンプで使いやすい機能も充実。スマホアプリとの連携などには対応していなかったものの、夜間の出し入れにも見やすいLEDライトや、比較したなかでは2割ほどにしか見られなかった栓抜きもついていました。さらに、USBポートでスマホなどの電子機器の充電も可能。不測の事態に役立つ機能といえるでしょう。一方で2Lペットボトルを縦に収納できず、口コミどおり容量も20Lと小さめだったこともあり、収納力の評価はいまひとつ。容量利用率も26%と低めですが、1L紙パックを縦に収納できるなど、1人で使うには十分な収納力です。2人以上で使用する場合には容量30L以上のものがおすすめです。さらに、「稼働音が気になる」との口コミもあったように、稼働音は44dBと静かとはいえません。比較した全商品の平均値45.15dBを下回ったものの、コンプレッサー式のため稼働音や振動が静かな環境では音が気になる可能性がありそうです。とはいえ、消費電力が少なく、スピーディに冷える冷却性能の高さは魅力。ポータブル冷蔵庫選びで迷っている人は、購入を検討してみてくださいね。
アイリスオーヤマが展開する「車載冷蔵庫 PCR-20U-G」は、静音性に優れたモデルです。USBポートを搭載しており、電源確保が難しいシーンでもスマホへの給電が可能なポータブル冷蔵庫として設計されています。表示温度の正確さの検証では、6時間の平均で、庫内温度と表示温度の間に0.92℃と差は少なく、温度管理しやすいといえるでしょう。稼動音は34.2dBと静かで、睡眠時にも音が気になりづらい点も魅力です。一方で、収納力はやや低め。容量利用率は27%で2Lペットボトルは縦に入らず、仕切りやバスケットも付属していません。冷却性能の検証では、稼動6時間後の庫内温度が4.8℃、対象物は11.3℃と短時間でしっかり冷やしたいシーンにはやや不向きです。DC12V・DC24V・AC100Vでの充電が可能で、USBポート対応といった機能も備わっており、アウトドア用途でも扱いやすい仕様。冷却スピードや収納力よりも、正確な温度管理や静かな使用感を重視する人に向いています。
Rover A1 Car Refrigerator
EUHOMYの「Rover A1 Car Refrigerator CFC-18」は、コンプレッサー式のポータブル冷蔵庫。AC100VとDC12V/24Vの3WAY電源に対応し、-20℃〜20℃の幅広い温度設定が可能なほか、高性能断熱材の採用と省エネ・静音設計を謳っています。30℃の室内で行った冷却速度の検証では、短時間で冷却が完了しました。約28分で家庭用冷蔵庫と同水準の温度まで冷却でき、電源を入れてすぐに飲み物や食材がしっかり冷やせる速さです。表示温度の正確さの検証では、設定温度からのズレがほとんど見られませんでした。設定温度4°Cに対し、庫内に入れた温湿度ロガーとの誤差はわずか0.3℃と、設定温度と庫内温度がおおむね一致しており、食材管理の目安として十分に信頼できます。食材の鮮度管理を重視する車中泊・連泊キャンプにおすすめのモデルです。冷凍保存にも対応しているため、釣りで釣った魚を凍らせたまま持ち帰りたい人や、アイスや冷凍食品も一緒に持ち運びたい人にもぴったりの商品です。
FADEの「ポータブル冷蔵庫」は、コンプレッサー式のポータブル冷蔵庫。AC100VとDC12V/24Vの電源に対応し、-22℃〜20℃の幅広い温度設定で冷凍から冷蔵まで使えるほか、急速冷凍・省エネ・静音設計を採用していると謳っています。冷却スピードは速く、短時間で冷却が完了することが確認できました。検証では約28分で家庭用冷蔵庫と同水準の温度まで到達したため、電源を入れてすぐに使い始めたいシーンでも活躍します。表示温度の正確さの検証では、ほぼ設定どおりの温度を維持できました。設定温度4°Cに対し、庫内に入れた温湿度ロガーとの誤差はわずか0.4℃と、食材の鮮度をしっかり守れる温度管理力があり、刺身や生肉、乳製品も安心して保管できるといえます。車内でも自宅でも使えるため、アウトドアと日常使いを兼ねたい人に向いているモデルです。釣りで釣った魚を鮮度よく持ち帰りたい場面や、食材をしっかり冷やしておきたい真夏の買い物帰りでも重宝するでしょう。
Alpicoolの「ポータブル冷蔵庫 C18P」は、コンプレッサー式のポータブル冷蔵庫。-20℃〜20℃の温度設定に対応し、AC100VとDC12V/24Vの電源に対応するほか、急速冷凍・高密度断熱材・静音設計を採用していると謳っています。冷却スピードは速く、30℃の室内でのテストでは約25分で家庭用冷蔵庫と同水準の温度まで冷却できました。出発前に電源を入れておくだけで、真夏のバーベキューの現地に着くころには飲み物がしっかり冷えている速さです。一方、表示温度の正確さの検証では、設定温度とのズレが大きい傾向が見られました。温度を4℃に設定したところ実測値との差は約7.7℃と、繊細な温度管理が求められる食材の保管には適していません。食材の鮮度管理を重視する人には他のモデルを検討することをおすすめします。
工機ホールディングスの「HiKOKI コードレス冷温庫 UL18DBA」は、コンプレッサー式のポータブル冷蔵庫。-18℃〜60℃の2部屋独立温度制御に対応し、リチウムイオン電池・AC・DCの電源でコードレス使用も可能なほか、保冷しながら蓄電池を充電できると謳っています。冷却には時間を要する傾向が見られ、30℃の室内でのテストでは家庭用冷蔵庫と同水準の温度に冷えるまで約35分かかりました。思い立ってすぐ使いたい場面には向かない場合があります。表示温度の正確さの検証では、設定温度とのズレが目立ちました。温度を4℃に設定したところ実測値との差は約6℃と、生鮮食品の保管には向かない場合があります。保温機能も活用したい人には選択肢になりますが、冷却性能を重視する用途には他のモデルを検討することをおすすめします。
SUNPIEの「ポータブル冷蔵庫」は、コンプレッサー式のポータブル冷蔵庫で-22℃〜10℃の幅広い温度設定が可能です。AC100VとDC12V/24Vの3WAY電源に対応し、高密度ウレタン保温材の採用と急速冷凍・省エネ・静音設計を謳っています。表示温度の正確さの検証では、ほぼ設定どおりの温度を維持できました。設定温度4°Cに対し、庫内に入れた温湿度ロガーとの差は0.5℃と、設定温度に近い状態をキープでき、生鮮食材やアイスも安心して持ち運べるレベルです。一方、冷却にはやや時間を要する傾向が見られました。30℃の室内で行った冷却スピードの検証では、庫内が家庭用冷蔵庫と同水準まで冷えるのに約30分かかったため、思い立ってすぐ使いたい場面には向かない場合があります。食材の鮮度管理を重視する車中泊・連泊キャンプで使いたい人に特におすすめのモデルです。冷凍対応なのでアイスや冷凍食品も持ち運べますが、冷却にやや時間がかかるため早めに電源を入れておくとスムーズに使い始められます。
サンコーの「THANKO キャスター付き車載用冷凍冷蔵庫 CAFL25HGY18L」は、コンプレッサー式ポータブル冷蔵庫です。-20℃〜20℃の温度設定に対応し、AC/DC両電源に対応するほか、キャスターと3段階調整のキャリーハンドルを備え、持ち運びやすさを謳っています。冷却スピードは速く、30℃の室内でのテストでは約24分で家庭用冷蔵庫と同水準の温度まで冷却できました。庫内を素早く冷やせるため、必要なときにすぐ使いやすい冷却性能です。表示温度の正確さの検証では、温度を4℃に設定したところ実測との差は約3.5℃と、設定温度とのズレがやや目立ちました。表示温度は目安として使う程度にとどめ、生鮮食品の保管よりも飲み物を冷やす用途に向いているといえます。
ICECOの「ポータブル冷蔵庫 35LAPL35」は、コンプレッサー式のポータブル冷蔵庫でオールアルミ製フレームのデザインが特徴。-20℃〜20℃の2室独立温度制御が可能なほか、35dB以下の低動作音を謳っています。冷却スピードは検証した中でもかなり速く、約16分で家庭用冷蔵庫と同水準の温度まで冷却できました。電源を入れてすぐ冷却が完了するため、食材や飲み物を素早く冷やすことも、冷えた状態で保管し続けることもできます。一方、表示温度の正確さの検証では、設定温度とのズレがやや目立つ傾向が見られました。温度を4℃に設定したところ実際の庫内は約7〜8℃台で推移する場面があり、生鮮食品の長時間保管には注意が必要です。