ブリッツ Touch-LASER TL313Rは、車に人を乗せる機会が多い人におすすめ。比較したなかで2商品しか搭載していないフルオート機能に対応(※執筆時点)しているのが特徴です。走行状況に合わせて不要な警報を自動でカット。レーダーの自動オフ機能は搭載していないものの、各警報は個別にオフにできます。同乗者を驚かせることなく、静かにドライブしたいときにぴったりです。GPS・レーダー・レーザーの受信に対応し、固定式・可搬式オービスの検知に対応しています。加えて、新型可搬式オービスのMSSSが発する新Kバンドの検知にも対応しているのが魅力。比較した商品の約6割はMSSSの検知対応と明記されていないなか、本品は公式ページで明記されており、オービスを見逃しにくいでしょう。走行中にオービスの警報に気づきやすいのも利点です。オービスを検知すると警告画像が赤枠で囲われ、LEDも光ります。オービスの情報は1行にまとまって表示されるため、比較した2行で表示された商品よりも情報は読み取りにくい印象。しかしフルマップに対応しており、自車とオービスの位置関係は把握しやすいですよ。アンテナとモニターが一体型で、設置は簡単。比較したセパレート・ミラー型より配線に手間がかかりません。GPSデータを更新する手間はかかるものの、無料で行えます。なお、別売りの無線LAN対応のSDカードを用意すると、自動でGPSデータが更新されるため手間もかからなくなりますよ。ECサイトの価格は執筆時点で3万円台とやや高価ですが、そのぶん機能は豊富。ただし、搭載センサーは2つのみと少ないのはネックです。高速と一般道両方のオービスに反応する場面があったため、口コミ同様「誤報が多い」と感じる可能性があります。誤報を減らしたい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね!
セルスター レーザー光対応&GPSレーダー探知機 AR-555は、GPS更新が手軽なバックミラー型の商品をお探しの人におすすめです。ダッシュボードに置くのはアンテナだけのため、モニター・アンテナの両方を置くセパレート型のようにごちゃつきません。無線LAN対応でGPSデータの転送する手間もかからず、コストも永年無料とうれしい仕様です。比較した商品には、1年に5,000円ほどの費用がかかるものもありました。固定式・可搬式の両方のオービスを検知できるのも魅力。GPS・レーダー・レーザーの3種類を受信でき、可搬式オービスに対応できる新Kバンドにも対応しています。新型可搬式オービスMSSSの探知にも期待できるでしょう。自車の位置も正確で、実際に一般道・高速道路が並行する道を走行しても、高速道路上のオービスだけを検知して警告しました。ドライブレコーダーとの相互通信が可能な点も魅力。比較したなかでは、セルスター商品にしか備わっていませんでした(執筆時点)。レーダー本体で、ドライブレコーダーの操作設定だけでなく映像も映せますよ。ただし、誤報を自動で認識・学習するレーダー自動オフ機能はなく、同じ場所を通る場合は手動での設定が必要です。フルマップ対応で視認性はよく、オービスと自車の距離も容易に把握できました。画像が赤枠で強調されるほか、速度に応じて画面の色が変わるため、状況もわかりやすいですよ。しかし、上位商品ように情報は分散されておらず、1行で表示されます。「表示される文字が小さく見にくい」という口コミどおり、読み取りに時間がかかりました。ECサイトの値段は執筆時点で3万円台。比較したなかではやや高価格帯ですが、GPSデータの更新に費用がかからないため、長期的に見るとお得感があるでしょう。導入費用を抑えたい人や、より快適に使えるものをお探しの人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
セルスター レーザー光対応&GPSレーダー探知機 AR-333は、モニターの設置位置にこだわりたい人におすすめです。タイプは、アンテナとモニターを別で設置するセパレート型。比較した一体型・ソケット型よりも配線に手間はかかるものの、モニターを見やすい位置に設置できます。無線LANでGPSの更新が毎月無料でできる点は、セルスターならではの魅力です。Mycellstarというサービスを経由すれば、エンジンをかけると同時に自動でアップデート。比較した一部商品には更新に年間5,000円ほどの費用がかかるものもあったのに対し、SDカードも付属していてランニングコストを抑えられますよ。受信方法も多彩で、GPS・レーダー・レーザーの3種類に対応。固定式・可搬式のどちらのオービスも検知でき、MSSS対応の新Kバンド(新設移動式オービスのレーダー波)も受信できます。位置情報の検知も正確で、実際に一般道に平行する高速道路を走っても、高速道路上のオービスのみ検知して警告を鳴らしました。比較したなかでセルスターの商品にしか備わっていなかった、ドライブレコーダーと接続できる機能も魅力です。レーダーからドライブレコーダーの操作設定や、電力供給ができますよ。しかし、情報が1行にまとまっていて、読み取りにくいのは惜しいところ。CG画像も赤枠で囲われておらず、大事な情報を見落とす可能性がありそうです。執筆時点のECサイトの値段は27,000円前後と、比較したなかでは中価格帯。走行速度に応じて警告画面の色が変わる機能もあり、安全運転を意識しやすい商品です。モニターを好きな位置に設置したいなら、有力候補となるでしょう。使いやすさにこだわりたい人は、詳細情報を把握しやすかったほかの商品も検討してみてくださいね。
セルスター AR-48LA セーフティレーダーは、測位情報が正確で、GPSデータを無料で更新できるレーダー探知機を選びたい人におすすめです。受信衛星数は5種類・センサー数は3種類と、比較したユピテルのA1100やGS303と同等。実際に使用しても位置・距離がずれにくく、高速道路の走行中も自車位置を正確に認識・警告しました。新Kバンドのレーダーも受信できるので、新型可搬式オービスにも対応可能ですよ。オービスの位置を認識しやすい、フルマップ表示を採用しているのもポイント。警告の内容に応じて色が変わるLEDフラッシュも搭載しており、警戒すべき情報を判断しやすいでしょう。一方、画面では警告情報が一行にまとめて表示されるため、瞬時に情報を読み取りづらいのは惜しいところ。オービスの画像が赤枠で強調される機能もなく、やや目にとまりにくい仕様でした。各種警報のオン・オフや、ハイウェイモード・シティーモードの自動切り替えにも対応しており、カスタマイズ性は良好です。別売のコードを使えば、ドライブレコーダーとの相互通信も可能ですよ。ただし、ユピテル製品のようなレーダー自動オフ機能はないため、誤反応があった場合はドライバーが手動で登録する必要があり、少し手間がかかります。GPSデータの更新が無料なのは大きな魅力。比較したユピテル製品は年間5,000円程度の費用がかかるのに対し、本商品は維持費をかけずに使い続けられます。3年間使うと仮定すると15,000円もの節約になりますよ。なお、車のエンジンをかけるだけで更新できる、無線LAN更新には対応していません。毎回スマホアプリで更新作業が必要です。アンテナとモニターが1つになった一体型タイプで、ダッシュボード上に見えるのはモニターのみ。配線のごちゃつきも気にならず、すっきりと置けるのがメリットです。操作はリモコン式。同じセルスターのAR-W87LAなどタッチパネル対応の機種と比べると、直観的な操作はしづらいといえます。画面の見やすさや操作のしやすさも重視したい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
セルスター セーフティレーダー AR-37LCは、コストをかけずにレーダー探知機を導入したい人におすすめです。GPSデータの更新は無線LANに対応していないため手間はかかるものの、無料で更新できるのは口コミどおりうれしいポイント。アンテナとモニターは一体型なので複雑な配線も必要ありません。GPS・レーダー・レーザーをすべて受信できることで、固定式・可搬式の多くのオービス探知。さらに、それらの警報を個別にオン・オフすることで、好みや必要に応じて使用する警報をカスタマイズ可能です。ユピテルの製品に搭載されていたような誤報を自動識別する機能はありませんが、誤報時にも手動で登録できますよ。また、従来のオービスが発するレーダーの周波数のXバンドに加え、新型可搬式オービスであるMSSSが発する新Kバンドにも対応。しかし、受信衛星は4種類で、搭載センサーはGのみと正確に自車位置を認識できなかったのは惜しいところです。口コミどおり余計なレーダーを拾い、頻繁に警報が鳴る場合もあるでしょう。モニターの見やすさについても比較した多くの商品が対応していたフルマップに非対応でした。警告時CG画像が赤枠で囲われ自然と目にとまるものの、オービスとの距離や位置関係などの詳細情報はをひと目で把握しづらいのが難点です。それでも必要最低限の情報を知りたい人には活用の余地はありますよ。機能はシンプルで物足りない部分もありましたが、GPSデータが無料で更新できるのは大きなメリットです。とはいえ、位置認識がしづらいことから誤報も多かった点は気になるところ。正確な情報を知りたい人は、ほかの商品をチェックしてみてくださいね。
ユピテルのLS340は、状況に合わせた使い方ができ、あらゆるオービスに対応した探知機がほしい人におすすめです。警報の種類によっては個別でオフにできるうえ、比較した商品内でも少数にしかなかったレーダー自動オフ機能を搭載。自販機などの誤反応を自動で識別し、2回目走行時に反応しないよう学習するため、通勤や送迎で同じ道をよく走行する人に重宝しますよ。検知性能も優秀で、GPS・レーダー・レーザーのすべてを受信可能。固定式・可搬式両方のオービスに対応できるほか、比較したなかでは検知できるものが少なかった、最新(執筆時点)の可搬式オービス「MSSS」を見つけやすいのも魅力です。カーロケーターも受信できるため、パトカーの位置もわかります。衛星は5種類・センサーは3種類に対応し、走行道路の識別を正確に行えるのも利点です。実際に一般道の上にある高速道路を走行しても、高速道路のオービスのみに反応しました。電波障害の多い場所や衛星が届きにくい場所でも、正しい位置情報を取得できるでしょう。オービスと自車の位置をイメージしやすい、フルマップにも対応しています。オービス警報時にはCG画像が赤枠で囲まれて表示され、LEDフラッシュも点灯。パッと見ただけで情報を把握できますよ。モニターとアンテナ一体型により、配線の手間がかからないのもメリットです。一方で、GPSの更新に費用が発生するのはネック。比較したなかには無料で更新可能な商品があったことをふまえると、継続コストを抑えたい人には向きません。とはいえ、検知精度が高くシーンにあわせてカスタマイズできるのは見逃せないポイント。購入価格を抑えたいなら、性能がほぼ同じ「ユピテル GS303」も候補となるので、あわせてチェックしてみてください。