揖保乃糸 縒つむぎは、コシが強い細麺が食べたい人におすすめです。職人が手作業で仕上げる手延べ式で作られており、太さは0.7〜0.8mmと細めながらもしっかりしたコシを感じられます。比較した商品内には、柔らかい食感でコシが弱いものもあったなか、兵庫県のブランド「播州そうめん」らしいもちもちとした弾力を楽しめました。原材料に使用した国産小麦ならではの風味を感じられたのもよい点です。実際にモニター6人で試食したところ、全員が「おいしい」と回答。食べ進めるごとに、小麦のよい香り・風味が広がりました。「ほどよい塩気と鼻に抜ける小麦の風味がよい」といった声があがっています。麺には適度なハリがあり、舌触りも良好です。「喉に引っかかる感じがする」との指摘が一部寄せられたものの、モニター6人中4人は「のどごしがよい」とコメント。比較した商品内にはもっちり感が強く、つるっと食べられないものもありましたが、なめらかな口あたりで勢いよくすすれました。手延べ式らしいコシの強さがありながらも、のどごしがよくつるつる食べられる本商品。小麦の豊かな風味を楽しめ、満足感を得られるのも魅力です。暑い夏にぴったりなそうめんなので、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか。
金魚印 大矢知 手延そうめんは、麺のコシと味を楽しみたい人におすすめです。200年以上も前から作られている歴史あるそうめんで、低温で乾燥と戻しを繰り返す「低温乾燥」を採用。これにより、プリプリとした食感になるとアピールしています。実際に試食してみると、謳い文句どおりでしっかりとしたコシと噛み応えがありました。比較したなかで、手延べ式は機械式のものに比べコシが強い傾向がありましたが、そのなかでも強めです。固さがあるので、アレンジレシピを楽しみたいという人にもよいでしょう。また、表面がつるつるとしており、心地よいのどごしを楽しめるもの魅力。食欲が落ちたときも、それほど抵抗なく食べ進められそうです。そうめん自体は、ほどよい塩気でしっかりとした味わい。加えて、小麦の風味も十分に感じられますよ。長年食べ続けられてきた、金魚印 大矢知 手延そうめんをまだ食べたことがないという人は、ぜひ一度トライしてみてくださいね。
池利 三輪そうめんは、ガッツリ食べたいときにおすすめです。実際に試食したモニターからは「小麦の甘みをしっかり感じる」との声があり、つゆに負けない風味が好評でした。職人の手作業による手延べ式で作られており、比較した味が淡白な傾向があった機械式の商品と比べて、主食になり得る食べごたえがあったのも印象的です。モニターからは「麺がもちもち」との声もあがり、弾力も十分。比較したなかには食感が柔らかすぎるものもあったなか、モグモグ食べられる歯ごたえを感じられました。これなら、お腹が空いたときでも満足感を得られるでしょう。「のどごしに清涼感がない」という口コミどおりサラッと感は控えめで、麺自体にしっかり存在感がありました。スタンダードにめんつゆで食べるのもよいですが、にゅうめんやそうめんチャンプルーにしても楽しめます。そうめんを食卓のメインに据えるときは、ぜひ手に取ってみてくださいね。
日清製粉ウェルナのナンバーワンそうめんは、食欲のないときにぴったり。実際に6名のモニターで試食したところ、「スルッと食べられる」と好評でした。比較したなかにはボソボソしていて喉を通りにくい商品もあったのに対し、謳い文句どおり表面がツルッとなめらか。暑くてバテている日でも、食べやすいでしょう。口コミにあったように淡白な味わいですが、雑味や苦味がないため「食べやすい」との声があがっています。やや麺つゆの味が勝ってしまうものの、クセがないのでアレンジがしやすいでしょう。一方、「弾力が足りない」との口コミどおり、コシは感じられず。柔らかめの食感が好きな人にはおすすめですが、コシのある麺が好きな人は、ほかの商品も検討してみてください。
結論からいうと、手延べそうめん 揖保乃糸 上級品は手軽においしいそうめんが食べたい人におすすめです。いくつか種類のある揖保乃糸のなかでもとくに手頃な価格帯を売りとした定番商品で、茹で伸びしにくいコシのある食感が魅力。実際に食べてみると、同じ手延べ式商品のなかでもコシがあり、のどごしは爽快。ほんのり小麦の風味も感じられました。機械式のそうめんよりも表面がツルッとなめらかなので、食欲がないときでもさっぱり食べやすいでしょう。またクセが少ないので、試食したモニターからは「さっぱりとした感じで、食欲があまりないときでもよさそう」「薬味が映えそう」との声も。途中でごまや梅肉で変化をつけて楽しんでもよさそうです。日常的に食べる常備用のそうめんを探している人は、ぜひ一度試してみてください。