結論からいうと、手延べそうめん 揖保乃糸 三神は、細めのそうめんが好きな人におすすめです。実際に試食したところ、のどごしが非常になめらかで、ひとくちで飲み込めるような感覚が好印象。数回噛めばサラッと飲み込めるので、食欲がわかないときでも食べやすいでしょう。また、0.55〜0.60mmの細麺ながら、モチモチ感があるのも特徴的です。比較した細麺の商品はツルツル感が強く食べごたえに欠けるものも多かったなか、しっかりと満足感が得られます。後味にほのかな甘みと小麦の風味を感じられ、クセが少なくつゆ絡みもよいと試食したモニターから好評でした。食感・風味ともに上品な一品です。細麺の繊細な舌ざわりと味わいをじっくり楽しみたい人は、ぜひ一度試してみてください。
日清製粉ウェルナのナンバーワンそうめんは、食欲のないときにぴったり。実際に6名のモニターで試食したところ、「スルッと食べられる」と好評でした。比較したなかにはボソボソしていて喉を通りにくい商品もあったのに対し、謳い文句どおり表面がツルッとなめらか。暑くてバテている日でも、食べやすいでしょう。口コミにあったように淡白な味わいですが、雑味や苦味がないため「食べやすい」との声があがっています。やや麺つゆの味が勝ってしまうものの、クセがないのでアレンジがしやすいでしょう。一方、「弾力が足りない」との口コミどおり、コシは感じられず。柔らかめの食感が好きな人にはおすすめですが、コシのある麺が好きな人は、ほかの商品も検討してみてください。
池利 三輪そうめんは、ガッツリ食べたいときにおすすめです。実際に試食したモニターからは「小麦の甘みをしっかり感じる」との声があり、つゆに負けない風味が好評でした。職人の手作業による手延べ式で作られており、比較した味が淡白な傾向があった機械式の商品と比べて、主食になり得る食べごたえがあったのも印象的です。モニターからは「麺がもちもち」との声もあがり、弾力も十分。比較したなかには食感が柔らかすぎるものもあったなか、モグモグ食べられる歯ごたえを感じられました。これなら、お腹が空いたときでも満足感を得られるでしょう。「のどごしに清涼感がない」という口コミどおりサラッと感は控えめで、麺自体にしっかり存在感がありました。スタンダードにめんつゆで食べるのもよいですが、にゅうめんやそうめんチャンプルーにしても楽しめます。そうめんを食卓のメインに据えるときは、ぜひ手に取ってみてくださいね。
オカベの麺 半田手延べそうめんは、小麦の風味を味わえてお腹も満たせるそうめんがほしい人におすすめです。実際に食べたモニターは、「小麦の味をしっかり感じる」と風味の豊かさを高く評価。うどんに近い食感で食べごたえもありました。比較したほかの商品には淡白な味わいのものがあったのに対し、麺そのものの風味を存分に楽しめるのが魅力です。麺が1.3~1.6mmと太く、コシの強さも十分。比較した同じ太さの商品のなかには柔らかすぎてコシが感じられないものもあったなか、弾力が強く歯ごたえのある食感が印象的でした。モニターからは「ツルツル感よりもちもち感が強い」という声が多数あがっています。のどごしや清涼感よりも、コシの強さを堪能したいとき向けといえるでしょう。とはいえ、のどごし重視でさっぱりと食べたいなら、食欲がないときでも食べやすいほかの商品もチェックしてみてくださいね。
揖保乃糸 縒つむぎは、コシが強い細麺が食べたい人におすすめです。職人が手作業で仕上げる手延べ式で作られており、太さは0.7〜0.8mmと細めながらもしっかりしたコシを感じられます。比較した商品内には、柔らかい食感でコシが弱いものもあったなか、兵庫県のブランド「播州そうめん」らしいもちもちとした弾力を楽しめました。原材料に使用した国産小麦ならではの風味を感じられたのもよい点です。実際にモニター6人で試食したところ、全員が「おいしい」と回答。食べ進めるごとに、小麦のよい香り・風味が広がりました。「ほどよい塩気と鼻に抜ける小麦の風味がよい」といった声があがっています。麺には適度なハリがあり、舌触りも良好です。「喉に引っかかる感じがする」との指摘が一部寄せられたものの、モニター6人中4人は「のどごしがよい」とコメント。比較した商品内にはもっちり感が強く、つるっと食べられないものもありましたが、なめらかな口あたりで勢いよくすすれました。手延べ式らしいコシの強さがありながらも、のどごしがよくつるつる食べられる本商品。小麦の豊かな風味を楽しめ、満足感を得られるのも魅力です。暑い夏にぴったりなそうめんなので、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか。