年賀状・ハガキ作成ソフトのおすすめ人気ランキング

パソコン操作に不慣れな人は、サポートの内容に注目しましょう。有料サポートとして、365日年中無休の電話相談サポート・リモートレッスンが受けられる「筆ぐるめ」がおすすめです。有料サポートでは、筆ぐるめの操作方法だけでなく、プリンターの接続方法まで教えてもらえます。

初期設定やソフトの操作が不安な人は、公式サイトで最新バージョンと電話相談サポートのセット商品を購入するとよいでしょう。筆ぐるめ購入後に電話相談サポート（税込3,900円）・リモートレッスン（税込4,900円）だけ追加購入も可能ですが、セット商品のほうが1,000円程度安価に購入できます。

なお、年賀状ソフトやパソコンの操作に慣れている人なら無料サポートのみのソフトでも十分です。筆まめ・筆王は、Webとメールで無料サポートが受けられます。

ただし、有料・無料問わず、サポートを受けられる期間が決まっている点には注意が必要です。筆ぐるめの有料電話サポートは購入日から1年間、筆まめ・筆王の無料サポートは製品の販売終了から1年間と決められています。

買い替え・新規購入問わず、最新バージョンを選びましょう。旧年以前のバージョンだと、無料サポート期間が切れている可能性があります。たとえば、筆まめ・筆王に付帯している無料サポートは販売終了から1年間。2023年12月に2023年版を購入した場合、2024年3月で無料サポートが受けられなくなるため、引き続き2025年の年賀状を作ろうとしたときわからないことが出てもサポートを受けられません。

加えて、最新バージョンは翌年以降のデザインが豊富に収録されており、素材を無駄なく活用できる点もメリットです。旧年以前のバージョンの場合、テンプレートに西暦・和暦が組み込まれているなど、使えないデザインが含まれる可能性があります。

パソコンにCDやDVDを読み込むディスクドライブがない場合は、ダウンロード版を選びましょう。年賀状ソフトはDVD-ROMを使ってインストールするパッケージ版と、ダウンロード版の2種類があります。ディスクドライブがないとDVD-ROMが読み込めません。

パッケージ版よりダウンロード版のほうが安価なソフトも多いため、ディスクドライブがあってもダウンロード版を選ぶのはありです。なお、筆まめ・筆王は公式サイト限定で販売されているダウンロード版の自動継続版がお得。ダウンロード版のアップデート・乗り換え版より500円程度安く、翌年以降は700〜1,000円程度安い価格で自動バージョンアップできます。パッケージ版を使っていた人でもダウンロード版の自動継続版は使えるため、お得に手に入れたい人はぜひチェックしてください。

AmazonなどのECサイトでは、ダウンロード版ではなくカード版が販売されているソフトもあります。ダウンロード版と基本的な設定方法は同じだが、カード版の場合シリアルコードが記載されたカードが後日宅配で届く仕様です。年賀状の投函期限が迫っている場合は、シリアルコードがメールで届くダウンロード版を選ぶとよいでしょう。

なお、自宅にインターネット環境がない場合は、パッケージ版を選んでください。ダウンロード版はインターネット環境が欠かせませんが、パッケージ版ならオフラインでもインストール可能。また、使い方ガイドを紙の冊子で見たい人もパッケージ版がおすすめです。ダウンロード版はガイドがPDFにまとめられており、パソコン上で見る必要があります。

年賀状ソフトを購入する前に、パソコンの対応OSは必ず確認しましょう。MacとWindows8.1以前は特に注意が必要です。2023年12月現在、代表的な年賀状ソフトの筆まめ・筆王・筆ぐるめはMac非対応。加えて、ほとんどのソフトの最新バージョンはWindows 8.1以前に対応していません。

Macユーザーは、宛名職人か筆結びを選びましょう。Macでしか使わないなら宛名職人、MacとWindowsで共有するなら筆結びのWindows&Mac版がおすすめです。

Windows 8.1以前のパソコンしかない場合は、スマホの年賀状アプリを使うのがベターです。インターネットブラウザで使える年賀状印刷サービスなら年賀状作成できる場合もありますが、Windows 8.1以前はサポートが終了しているためセキュリティ上の危険があります。Windows 8.1以前のパソコンでインターネット接続はしないようにしましょう。

絵葉書やイラストが趣味など、デザイン集が不要なら、宛名印刷・住所録のみのソフトも検討しましょう。「かんたん住所録Pro8」「はじめての住所録7」が代表的です。住所録の管理に特化しているので、年賀状以外の寒中見舞い・暑中見舞いなどのハガキや封筒印刷にも活用できます。お中元・お歳暮を毎年大量に送りたい人にも便利です。

ただし、年賀状ソフトよりもビジネス向けの設計（UI）のため、パソコンに慣れていない人には使いづらい可能性があります。年賀状作成にしか使わないのであれば、デザイン集が入った年賀状ソフトがおすすめです。デザイン集が入っている年賀状ソフトと価格差はほとんどありません。

加えて、宛名印刷・住所録のみのソフトはパッケージ版しか販売されておらず、ディスクドライブが必要です。Windows対応のソフトしかなく、Mac非対応な点にも注意しましょう（2023年12月現在）。