ブラインドのおすすめ人気ランキング【2025年11月】

賃貸住宅や穴を開けたくない部屋では、カーテンレール付けや突っ張り式が活躍します。どちらも壁や窓枠を傷つけずに設置できるため、原状回復が必要な物件でも使いやすい点が魅力。正面付け・天井付けに比べて手軽に取り外しできるので、気分や季節に合わせた模様替えを楽しみたい人にも向いています。

今あるカーテンをブラインドに変更するときは、カーテンレール付けがおすすめです。カーテンを吊るすブラケットを外し、専用金具をレールに取りつけることで設置する仕様。レールに固定するので、突っ張り式より安定感が高めです。ただし、レールの耐荷重や形状に合う製品か、事前に確認してください。

工具不要で設置したいなら、突っ張り式が向いています。窓枠内や壁と壁の間で突っ張って固定するだけなので、ビスや工具は不要。伸縮式なので、数センチ程度であれば長さ調整も可能です。ただし、凸凹のある壁では固定しにくいため、できるだけ平面の壁に設置する必要があります。

掃き出し窓には、縦型ブラインド（バーチカルブラインド）が便利です。掃き出し窓とは、ベランダや庭に通じる床まで高さのある窓のこと。スラットが縦に並んだ形状なので、カーテンのように開け閉め可能です。腰高窓であっても、開閉することが多い場合は、縦型のほうがラクな場合があります。

横型ブラインドと比べて、ホコリが溜まりにくい点もメリットです。スラットが垂直方向に落ちているので、ホコリが舞っても床に落ちやすくスラットに積もりません。また、縦ラインが強調されるため、天井が高く部屋が広く見えやすいのも特徴です。

ただし、風によってスラットがバタつきやすく、音が立ちやすいことに注意が必要。気になる場合はスラット同士を繋ぐボトムコードが付いたものを選ぶと、揺れが軽減できます。縦型ブラインドの選び方や人気ランキングは以下のコンテンツで詳しく紹介しているので、あわせてチェックしてください。

外からの視線が気になる窓には、スラットが水平に並ぶ横型ブラインドがおすすめです。スラットの角度を細かく調整できるため、光を取り込みながら上下からの視線をしっかりカット。人通りが多い道路に面した窓や、洗面所・トイレなどプライバシーを確保したい場所に向いています。

ポピュラーなタイプなので種類が多く、予算や窓の形状に合ったものが見つけやすい点も強みです。素材にもよりますが、一般的なサイズでも3,000円台〜購入できる製品や、幅30cm程度の小さな窓に対応した製品も展開しています。手軽に購入できて、インテリアに取り入れやすいでしょう。

ただし、スラットにほこりがたまりやすく、定期的な掃除が必要な点がネックです。手間を減らしたい場合は、スラット幅が大きめなものを選びましょう。なお、主流のスラット幅は素材によって異なります。アルミ製は25mm、木製であれば50mmが一般的な目安です。

ナチュラルテイストのインテリアには、木製ブラインドがぴったりです。天然木ならではの質感が、空間にあたたかみと落ち着きをプラス。明るめのナチュラルカラーや重厚感あるダークブラウンなど、色味や木目のバリエーションも豊富です。家具や床材の色味に合わせた、コーディネートも楽しめます。

木製ブラインドはスラットが厚く遮光性が高いため、西日が強い窓や、朝日を遮りたい寝室におすすめ。ただし、スラットを繋げているコード穴が大きいと、光が漏れる場合もあるので注意が必要です。より遮光性を高めたい人は、コード穴をテープ状の生地で隠した、ラダーテープ仕様をチェックしましょう。

おすすめの木製ブラインドは以下のコンテンツで詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてください。

キッチンや浴室の窓には、アルミブラインドがうってつけです。水に強く、においがつきにくい素材のため、湿気の多い場所でも清潔に使いやすいでしょう。軽量でコンパクトなので、開け閉めしやすい点も魅力です。

また、アルミならではの機能性にも注目。油汚れを落としやすいフッ素コートや、日射を反射して熱を軽減する遮熱コートといった仕様もあり、設置場所に合わせて選べます。ただし、風が通る場所ではスラットが揺れやすく音が気になる可能性もあるので、頻繁に開け閉めする場所に取りつける場合は注意が必要です。

アルミブラインドは以下のコンテンツで詳しく紹介しています。気になる人はあわせてチェックしてください。

色やデザインにこだわりたい人は、布製ブラインドを候補に入れてください。布製は、色柄のバリエーションが豊富で、なかには50種類以上を展開している製品もあります。素材によって質感も異なるため、部屋の雰囲気に合うものを見つけやすいでしょう。

汚れが気になったときに丸洗いできる、ウォッシャブルタイプが多いのも布製ならでは。なかには、抗菌・防カビ加工が施されたものもあり、ペットや小さな子どものいる家庭にもおすすめです。ただし、布製は縦型ブラインドが一般的で、横型はあまり多くありません。