透湿性素材のウェーダーのおすすめ人気ランキング【2025年】

使用している素材の種類をチェックして選びましょう。各メーカーが独自に開発した透湿性素材も多く、それぞれ性能や特徴が違います。たとえば、東レの透湿防水素材である「エントラント」は、防水性と透湿性のバランスが良好。気温や体温の変化にも素早く対応するため、快適な着心地にこだわる人にぴったりです。

耐久性も求める人には、ダイワ独自の「ブレスアーマー」に注目しましょう。ウェーダー専用の4層構造防水透湿素材で、蒸れを低減します。トゲなどが刺さり小さな穴が空いても、時間の経過とともに水滴より小さい大きさまで復元する性質を保有。岩場や藪の中を移動しながら釣りをするときに活躍します。

耐水圧と透湿性の高さにこだわるなら「ゴアテックス」が狙い目。防水性を示す耐水圧が45,000mm以上、透湿性は13,500g/m2・24h以上を誇ります。高い耐水圧・透湿性でありながら、コスト抑えめなのが「アクアマックス」。動きやすさも重視する人には、ストレッチ性のあるシマノの「ドライシールド」がおすすめです。

快適に着用するために、透湿度125g/m2・h以上のウェーダーを選びましょう。透湿度は、生地1m2あたり1時間で何gの水分を放出できるかを示します。JIS L 1099 繊維製品の透湿度試験方法 A-1法における一般的な目安値は、透湿度125g/m2・h以上。数値が高いほど蒸れにくく、快適に着用可能です。

真夏であっても藪漕ぎなどをする場合は、生地が厚めのウェーダーがおすすめ。「3層」や「4層」のように生地の厚みを表示している製品があります。なかには透湿性を高めるために、生地を薄くしている製品もあるのでよく確認しましょう。とくに擦れやすい膝下の生地が厚くなっているものが理想です。

なお以下のコンテンツでは、ウェーダーの透湿性を検証しています。ぜひ商品選びの参考にしてください。

価格と性能のバランスがよいモデルがほしい場合は、プロックスのウェーダーがぴったりです。プロックスは初心者でも使いやすく、手に入れやすい価格帯のアイテムを多数販売しています。透湿性素材のウェーダーも、1万円台前半で購入できるものがあるので要チェックです。

ブリザテックポリカウェダーチェストは、軽量かつ生地もしなやかで動きやすいのがメリット。透湿性素材であるブリザテックに特殊なPC加工を施しているため、加水分解などによる劣化も抑えられます。メンテナンスは必要ですが、長く使いたい場合は検討しましょう。

ソールの種類を重視したいなら、シマノのウェーダーがおすすめです。シマノは海外にも広く事業展開している、創業大正10年の歴史ある釣具の総合メーカー。低価格帯のものから高機能のハイエンドモデルまで幅広いラインナップが魅力です。初心者にも上級者にもぴったりの1着が見つかるでしょう。

初心者でも手を出しやすいDS3ウェーダーは、ソックス・カットフェルト・カットピンフェルト・ラジアルの4種類のソールから選択可能。釣り場によって、グリップ力の高さ・歩きやすさ・手入れのしやすさなど重視するポイントが変わります。各ソールの特徴を把握し、よく行く釣り場に合うモデルを選びましょう。

ハイブリッドタイプの高機能なウェーダーがほしい人は、阪神素地に注目しましょう。阪神素地は、ウェットスーツや防災用品などを取り扱うメーカーです。オールシーズン快適に使用したい人には、透湿スリムウェーダーハイブリッドDXが狙い目。東レの透湿性素材と、保温性の高いクロロプレンを使用したモデルです。

転倒の衝撃を防ぐ膝パッドのついたモデルや、ウェーダー内部にスマホを収納できるポケットがついたモデルもあります。反射材つきの防災用ウェーダーもラインナップ。夜間の視認性が高いウェーダーは、夜釣り用に選ぶのもよいでしょう。

藪漕ぎやサーフなど、用途に合ったモデルを選びたい場合は、双進のウェーダーがうってつけ。双進はRBB・Rivalley・Rivalley RED-LAVELの3ブランドを展開しており、ラインナップ豊富なのが魅力です。さまざまな素材や特徴のウェーダーがあるので、仕様をよく確認して選びましょう。

藪漕ぎ用には、上部が3層で下部が5層の透湿性素材を使ったRBB フロントオープンウェーダーがぴったり。膝下に高強度ナイロンを用いて耐久性を高めています。サーフ用には、ラジアルソールを採用したRBBサーフウェーダーに注目しましょう。そのほか1年間無償修理対応のモデルもあり、長く使いたい人にもおすすめです。