ワーホリ保険のおすすめ【2025年】

ワーホリ保険のなかでもとくに大切なのが、治療・救護の補償額。日本では元気な方でも、慣れない海外の生活で、病気や怪我になることは少なくありません。海外の医療費は日本と比べると非常に高いため、治療・救護費は1000万円以上に設定できる保険を選ぶのがおすすめです。

1人で帰国できなくなるほどの怪我を負った場合には、家族に来てもらう費用も治療・救護費用に含まれます。万が一を考えると非常に重要になってくる補償なので、治療や救護の補償が⼿厚い保険を選ぶのがベターですよ。

自分が滞在する付近に保険会社と提携している病院があるかも大切なポイント。キャッシュレス提携病院であれば、治療費は保険会社に直接請求され、窓口で支払いをすることなく受診できるのが特徴です。

保険会社によって、提携している病院の国・数は異なるので、渡航先に合わせて選びましょう。

生命保険に入っている場合、傷害や疾病での死亡補償額を減らすという工夫もできます。海外で死亡した場合も、生命保険でカバーできることが多いため、現在入っている保険を一度見直してみましょう。

長期契約で、ついつい高額になりがちなワーホリ保険。料金を安く抑えるには、保険内容をオーダーメイドするのがおすすめです。すでに加入している生命保険でまかなえる部分を、ワーホリ保険では含まれないようにすることで、二重で支払うことを防げますよ。

損害賠償や盗難被害が発生したときのために、賠償責任補償・持ち物の補償も忘れずにチェックしておきましょう。水回りのトラブルで水浸しにしてしまったり、他人に怪我をさせたりしたときには、賠償責任補償が役立ちます。

パソコンやカメラなどの高価なものを持っていく場合は、破損や盗難に備えて生活用動産の補償付きの保険がおすすめです。

ただし、特約の内容によって補償の有無が変わってしまう点には要注意。ホームステイ先だと補償は受けられるのに、アパートや借家になると補償外になってしまったりと、細かく決められています。補償内容をよく読み、自分に合った保険を選んでください。

体質的に虫歯になりやすい方や、歯にトラブルを抱えている方には、歯科治療費の補償をつけることがおすすめ。歯の治療費は非常に高額ですが、ワーホリ保険の治療補償には歯科治療が含まれていない場合がほとんどです。歯に不安があるなら、歯科治療費の特約が付いているものを選びましょう。

海外で歯医者に行かなくても済むように、渡航前に忘れず虫歯の検査を受けておくことや、歯磨きの習慣を見直すことも大切ですよ。

飛行機でのトラブル予防には、航空機遅延補償や委託手荷物遅延補償が活躍します。悪天候や機械トラブルで時間通りに到着しなかったり、預けた手荷物の運搬が遅れてしまった際に、補償金が支払われるという仕組みです。

この補償があれば、飛行機が飛ばなかった場合の宿泊費・ホテル代を補償してくれますよ。どんなに準備をしていても、予期せぬトラブルはつきもの。気になる方は、一度チェックしてみてください。