アイリスオーヤマ ミニキャットケージをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

隙間が多く、砂の処理のしやすさはいまひとつの結果に。モニターからは「下段の格子と床板の隙間に砂が入り込む」「格子の隙間に砂が入る」などの声がありました。

一方、扉はそれぞれの棚板の奥まで手が届く位置にあり、拭き掃除はしやすいと好評です。ケージ自体はキャスターで移動できるため、周囲の掃除にも手間がかかりませんでした。

トイレを置く下段の空間が広く作られており、扉には十分な幅があります。床がフラットになっていることもありトイレの出し入れはスムーズ。「片手でも簡単に取り出せる」との声も寄せられました。

比較内ではコンパクトだとケージ内での作業がしにくい商品もありましたが、拭き掃除やものの出し入れには不自由しないでしょう。

フレームなしのスチール製のため、木製フレームありの商品と比べると丈夫さに欠けます。

また、キャスターにはロック機能がなく、ストッパーが2枚ついているのみ。地震やぶつかった際の衝撃で、ケージが動いてしまう可能性は否定できません。

木製の棚板の耐荷重は、比較内の多くの商品が8kg以上あったなか、6kgと低めです。体格の大きな猫には向きません。しかし金属ネジで接続するため、耐荷重を超えなければ安定感はあるでしょう。

ロックにはスライド式が採用されています。開閉にやや力がいるので「手が疲れる」との声もありましたが、その分猫が勝手に開けにくいのは利点です。

説明書はイラストつきで、パーツの個数なども詳細に記載されています。

上段下段ともに初めから3面は組み立てられているうえ、パーツが少ない点も好印象でした。

しかし、接続方法が複雑なのに加えてジョイントの種類は多めです。別途プラスドライバーが必要な点でも評価を下げました。

とはいえ、2人以上での組み立てを推奨している商品と比べれば、1人でも手軽に組み立てができますよ。