XREAL Oneの口コミ・評判は？実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー！

アニメ・映画・ゲームのどの映像も高画質で視聴できたのが魅力。10人のモニターが暗い部屋でスマートグラスをかけて確認したところ、細かい色味の表現やグラデーションの鮮明な発色に全員が満足しました。寒色・暖色ともにとても自然で、「アニメの光や炎の暖色はすごく閃光感が伝わる色味だった」「ゲームでは繊細な色合いで発色されていて見やすかった」との声が多数あがっています。

解像度も高く、人の肌のきめ細かさやCGの詳細な部分まで表現されていたのが印象的。「ゲームではロボットや建物の造形が細かく鮮明」「実写映画では人間の髪のぼさっとした感じまでよく見えた」と回答した人もいました。比較したなかにはやや粗さを感じた商品もあったのに対し、リアルな映像を楽しめるでしょう。

発色・解像度ともによいため、その場にいるような臨場感も味わえました。奥行や立体感もあり、「ゲームではその空間にいるかのように立体的に見えた」「目の前に美麗な映像が存在しているよう」とのコメントも多く集まっています。映像に入り込めるような、満足感の高い視聴が叶うでしょう。

＜画質のよさについてのモニターコメント＞

1. 「どの映像でもしっかり自然に発色していて、細かな色味やグラデーションもはっきりしていた」（20代女性）
2. 「アニメ・実写映画での色彩の鮮やかさを感じた。ゲーム映像では広大な自然の背景、灰色の基地なども繊細な色合いで発色されていて見やすかった」（30代女性）
3. 「解像度が鮮明で、とくにアニメの人々が出てくる描写は肌の感じもクリアに映っていて、4K映像を見ているようだった」（20代男性）
4. 「かなりリアルに再現されていて臨場感があり、没入できた。映画館と同じくらいのクオリティに驚いた」（40代女性）
5. 「炎の技がこちらに向かってくるシーンでは実際にこちらに来ているかのような立体感があり、海の波のシーンもリアルで臨場感があった」（20代男性）

コメントは一部抜粋

画面を空中に固定できる3DoFに対応しているのもメリット。頭の向きや目線を変えても画面が追従しないため、画面酔いの軽減や没入感の向上が期待できます。画面サイズは本体で調整できるうえ、複数ディスプレイの表示にも対応しており、モニター代わりとしてビジネスシーンにも役立つでしょう。画面追従モードもブレ補正に対応しており、酔いを引き起こしにくい設計ですよ。

本体のボタンからは、画面の明るさを調整する輝度・レンズの透過度を変更できる電子調光の調整も行えます。比較したなかには調光機能がなく、明るい場所で鮮やかな映像を見るために遮光カバーの装着が必要だった商品も。対してこちらは周囲の明るさに左右されにくく、大画面で鮮やかな映像を楽しめるでしょう。「視野角が狭い」との口コミに反し、視野角も50度と比較したなかで広めでした。

本体での視度調節はできませんが、度付きレンズの装着に対応。XREALの公式指定店であるメガネ専門店「JUN GINZA」では、度付きインサートレンズを販売しています。普段メガネをかけている人にも使いやすいですよ。

1. 3DoF表示機能｜〇
2. 画面サイズの調整｜〇
3. ブレ抑制機能｜〇
4. 輝度調整ボタン｜〇
5. 電子調光機能｜〇
6. 視度調整機能｜×
7. 度付きレンズの装着｜〇
8. 視野角｜50度
9. 遮光カバー｜×

グラス単体でも操作しやすく、利便性にも優れていました。比較した商品のほとんどが3DoFを表示するのにアプリ接続やオプションの購入が必要だったのに対し、単体での表示が可能なネイティブ3DoFに対応しているのが魅力。より手軽に視聴できるでしょう。

アプリと連携すれば拡張モニターを表示でき、webサイトやYouTubeなどを楽しめます。音量も本体のボタンで簡単に調整可能。ノーズパッドはS・M・Lの3種類がついており、自分に合うフィット感のものにつけ替えられますよ。

接続端子がUSB-Cなので、手持ちのケーブルで代用しやすいのもうれしいポイントです。比較したなかにはマグネット式のものもありましたが、断線時に交換用のケーブルが用意できない場合スマートグラスごと買い替えになる可能性も。対してこちらは他社製のUSB-Cケーブルも使えるので、長く使い続けたい人にぴったりです。

装着感のよさもモニターから好評でした。鼻の痛みや側頭部への締めつけをほとんど感じないつけ心地で、20分映像を視聴した10人のモニターからは「普通のメガネと同じような感覚でつけられた」との声が多数。鼻へのフィット感も高く、「痛みや違和感はとくに感じなかった」とのコメントが集まりました。

ツルはサラサラとした柔らかい素材で、耳へのかけ心地も良好です。一部ゆるさを感じたモニターもいたものの、首を振ってもズレにくく、多くの人から「手でグラスを支えなくても快適に動画を視聴できた」とのコメントが寄せられました。比較した商品にはズレが気になるものもあったなか、フィット感が高く画面に集中して作業できるでしょう。

＜装着感のよさについてのモニターコメント＞

1. 「側頭部を締めつけるような感覚もなく、長時間つけていても問題なさそうに感じた」（40代男性）
2. 「使用中の違和感はなかった。フィット感は十分ありつつも重みも特別感じず、長時間の使用が可能だと感じた」（20代男性）
3. 「耳にかけやすくフィットしていて、負担がかかっている感覚はなかった。また、肌触りもサラサラとしていてよいと思った」（20代女性）
4. 「上下左右に首を振ってみたが、スマートグラスがズレることもほぼなく、常に正面に画面が表示されていた」（40代男性）

コメントは一部抜粋

クリアで聴き取りやすい音質も好印象。モニター10人でJ-POPやクラシックを聴き比べたところ、ボーカルの歌声や楽器の一音一音が明瞭に表現されており、「歌詞をしっかりと聴き取れた」「オーケストラは実際に聴いている音に近かった」との声が多くあがりました。

臨場感や迫力も十分に感じられ、音が左右から聴こえるような立体感も伝わりました。複数のモニターから「音域がやや狭い」との指摘があったものの、全体的な音のバランスは良好です。比較したなかには臨場感や迫力を感じにくく、音楽鑑賞では物足りなさを感じる商品もありましたが、こちらは音楽も十分楽しめるといえます。

＜音質のよさについてのモニターコメント＞

1. 「歌詞をしっかりと聞き取れた。こもりも気にならなかった」（20代女性）
2. 「弦楽器・管楽器・ピアノ・打楽器・電子音など、どの音もはっきりと表現されていた。歌声もメリハリがあって、聴き取りやすかった」（40代女性）
3. 「イヤホンをつけて聴いているような広がりがあり、想像以上に迫力があった。若干低音に物足りなさがあったが、十分音楽も楽しめると感じた」（20代男性）
4. 「高音も低音も耳によく届き、空間の広さ・音の厚みを感じた」（30代女性）

コメントは一部抜粋

検証項目には含めていませんが、以下のとおり対応ハードも充実していました。

＜対応ハード＞

1. iPhone
2. iPad
3. MacBook
4. Galaxy
5. Expedia
6. AQUOS
7. OPPO
8. Windows
9. Switch
10. PS4
11. PS5
12. steamdeak

比較した多くの商品と同様の対応数があり、ゲームプレイやビジネスシーンに幅広く活躍するでしょう。なお、Google PixelはそもそもUSB-Cの出力に対応していないため本商品では見られません。Switch・PS4・PS5は同社のXREAL Hubがあれば接続可能なので、必要に応じて購入してください。

音漏れの少なさの評価はいまひとつ。音楽を再生し、スマートグラスから0.3m離れた地点の音を騒音計で測定したところ、5.3dBの音漏れが発生しました。

スマートグラスは構造上音が漏れやすく、比較したなかには曲名がわかるほど聞こえてしまうものもありました。それらと比べると本商品はある程度音を抑えられているものの、ノイズは少々気になる印象です。静かな環境で使用する人や周囲が気になる人は、イヤホンを併用してくださいね。