水分を素早く吸収すると謳う、ダイソー 珪藻土水切りマット。しかし口コミが少なく実際の評判がわからないことから、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のニトリや無印良品などの水切りマットとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、水切りマット選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
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すべての検証は
マイベストが行っています
本品に水50mLを染み込ませて2時間後の状態をチェックすると、少ししっとり感があったものの、水の跡は残らず速く乾きました。比較したセルロース(布巾に使われる素材)の商品に比べて乾きやすいので、生乾き臭などを気にせず快適に使いやすいでしょう。
一方で比較したほかの商品と見比べると、吸水量は少なめです。水を入れた桶に30秒間浸したところ、70gの水を吸収しました。比較した商品全体の平均値が281g(※執筆時点)だったため、高得点は逃しています。
薄くて収納スペースに困らないので、キッチンに置いておいてサブ使いするのにはぴったり。食器の数が少ない人も十分満足できるでしょう。ただし、たくさんの食器をいっぺんに乾かしたい人は、ほかの商品も検討してみてくださいね。
そもそも水切りマットとは、洗い終わった食器を置いて乾かすためのアイテム。たたんで収納できるものが多く、水切りラックのように場所を取らないところがメリットです。
100円商品でおなじみのダイソーでも、水切りマットをいくつか展開。今回ご紹介するのは、珪藻土水切りマットです。
吸水性を高めるべく、表面に無数の小さな穴が空けられているのが特徴。自発呼吸をする珪藻土の性質により、吸った水がすぐ蒸発するとアピールしています。
シンプルなデザインなので、キッチンのインテリアを邪魔しません。キッチン以外にも、ペットフード器の下や植木のプランター下など、床を濡らしたくない場所で活躍します。
両面使えるうえに洗濯不要なので、手入れの手間が省けますよ。
今回はダイソー 珪藻土水切りマットを含む水切りマット全15商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、使いやすさの検証です。
濡らした1人分の食器を各商品に置いたときに、安定感があるもの・水があふれないもの・使用後に縮んだり丸まったりといった劣化が見られないものを高評価としました。
重量は510gあり、比較したほかの商品には100g未満の布製マットが多かったことを思うとやや重めです。とはいえ、サイズは幅29.8×奥行19.8cmと薄くてコンパクトなので、隙間などに収納しやすいでしょう。
なお、比較したなかには幅50cm程度と大判のものもありました。本商品は一人暮らしにぴったりなサイズですが、食器をたくさん持っている人には小さめ。メインのマットとしてではなく、コップ用などの補助的な使い方がおすすめです。
続いて、速乾性・水気のなさの検証です。マットに50mLの水を染み込ませ、室内に2時間放置。水を吸った直後と、乾いてからの重量比が大きいものを高評価としました。
同時にマットの表面も確認して、水気のなさをチェック。水分が飛んで濡らす前の質感に近いものほど高評価としています。
ただし、比較した30gも重量差が出たマイクロファイバー製のマットと並ぶと、得点を伸ばせませんでした。水切りマットを出しておく時間を短くしたい人は、ほかの素材も検討してみてください。
比較したセルロース製の商品には、2時間後もぐっしょり濡れたままだったものも。対して本品は、「珪藻土が素早く水分を蒸発させる」との謳い文句どおり、乾きやすさは十分でしょう。
加えて、珪藻土には消臭性も期待できます。食器にニオイが残るのが気になる人におすすめですよ。
最後は、吸水性の検証です。乾いた状態の各商品の重さを計測し、桶に入った水に30秒間放置。取り出してから水が滴らなくなった状態の重さを計測して、重量比が大きいものを高評価としました。
結果、乾いた状態の重さは510gでしたが、水に沈めたあとは580gに。約30秒間の吸水量は70gです。比較した商品全体の平均給水量が281g(※執筆時点)だったことを思うと、一度に大量の水を吸えるとはいえません。サイズもコンパクトなので、サブ使いするのがよさそうです。
ダイソー 珪藻土水切りマットは、公式サイトで購入可能です。スプーンやお箸は別で乾かしたいという人には、ダイソー 珪藻土 カトラリースタンドもおすすめ。本商品と同じ珪藻土を使用しており、洗ったカトラリー類をそのまま収納できますよ。
<販売価格>
価格は執筆時点・公式サイト参照
最後に、より多くの食器を置きやすい商品をご紹介します。
ニトリ 水切り+抗菌吸水マットセットは、樹脂製のディッシュスタンドとのセット商品。グラスを置けるスペースも確保されており、食器の量が多い人にぴったりです。吸水性も十分なので、効率よく家事をこなせます。マットは3つ折りにしてボタンで留められるため、収納も楽ちんですよ。
Umbra ユードライ ミニドライングマットは、裏面にメッシュ加工が施されたマイクロファイバー製。クッション性のあるふかふかした感触で、食器を傷つけずに置けました。ディッシュスタンドに平皿を立てられるので、整理しながら洗い物が可能。幅50.8cmと大きめで、ゆったり食器を乾かせます。
幅 | 50.8cm |
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奥行 | 33cm |
umbra ユードライ ミニドライングマットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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