アーキテクチャーアーバン2 ブリーフケース 611956をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

実際に用意したアイテムをすべて収納してみると、細かいアイテムもしっかり場所を決めて詰められました。

ポケットはバックの外側に2つ、内側には大小とさまざまなサイズのものが7つもついています。小サイズは名刺入れ・キーケースなどの小物、大サイズはA5のメモ帳などを入れるのにぴったりです。

口コミでは「サイズが小さめ」との声がみられたものの、容量は16Lと十分。

比較したほかの商品にはアイテムを入れるとパンパンになったものもあったなか、本品はアイテムによって収納場所を仕分けできるほど、スペースが充実がしています。

開口部はあまり大きくありませんが、幅が広くA4のファイルも難なく取り出せました。マチ付きにより自立するのも利点です。

またレザー調の持ち手は丸みを帯びており、バッグにもしっかりと縫いつけられています。適度にクッション性があるため、手に馴染みやすく安定して持てました。

比較したほかの商品には、持つとずっしりと重みを感じたものもありましたが、本品では手への負担が軽減できています。通勤時間が長い人や外回りがメインの人にも使いやすいですよ。

まずはバッグの素材・縫製・デザインや仕様から、耐久性を確認します。専門家の深沢さんに実際にチェックしてもらったところ、リュックにも使われるようなポリエステル素材で作られていました。

縫製に使われる糸は500〜1000D（デニール）が一般的ですが、本品は700Dと太めのものを用いているのも高ポイントです。裏地には抗菌加工を施したPVCコーティング生地が使われており、端部分までほつれを防ぐパイピング処理がされています。

比較したほかの商品には持ち手の強度がいまひとつのものもあったなか、本品はビス止めで補強がされていました。付属のショルダーベルトも織り込まれているため、強度は十分です。

ファスナーの滑りもよく、総合的にみて「質が高い」と専門家の深沢さんからも好評でした。耐久性を重要視する人にも適しています。

一方で防水性能を調査するため、内部に半紙を入れて外側から30秒間シャワーをかけたところ、下から浸水して水溜りができてしまいました。内部がほとんど濡れなかった上位商品に比べると、防水性は物足りない傾向にあります。

半紙自体はそこまで濡れていませんでしたが、激しい雨には注意が必要です。PCなどの電子機器や大切な書類は濡れないよう保護したうえで、収納することをおすすめします。

モニターからは「書類などが折れないよう配慮している感じがする」との声も。装飾を抑えたシンプルなデザインなので、職種やシーンを問わず活躍するでしょう。