木目調のデザインが部屋の雰囲気にマッチすると人気の、GARAGE COLLECTION 木目ジョイントマット 大判。「クッション性がよく心地よい」と評判な一方、「すべりやすい」といった口コミもあり、購入するか迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のジョイントマットとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ジョイントマット選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
GARAGE COLLECTION 木目ジョイントマット 大判は、ジョイントマットを探しているすべての人におすすめです。外れにくさを確認したところ、水平・垂直それぞれの引っ張り強度は平均84.1Nを記録。このまま外れないのではないかと思うほどしっかりジョイントできました。比較したなかには18.5Nと軽い力で外れてしまった商品もあったのに対し、こちらは子ども活発に遊んでもズレが気になりにくいでしょう。
お手入れも簡単で、清潔を保ちやすいですよ。比較したコルク素材は水をすぐに吸ってしまい跡が残るものもありましたが、こちらははっ水仕様のポリエチレン樹脂を採用。こぼした水をさっと拭き取れました。表面の凸凹も浅く、食べこぼしが入り込みづらいでしょう。頻繁な掃除の負担を減らせるのはうれしい点です。
クッション性も適度です。靴下を履いて歩行・膝歩きをしたモニターからは、「やわらかく負担に感じない」「表面がさらさらでハイハイでも膝が擦れにくそう」と好評でした。比較したなかにはザラザラとした質感のものや、硬くて手が痛くなる商品も。対してこちらは沈みこみすぎず、表面もなめらかで歩行やハイハイもスムーズでしょう。転倒による衝撃の緩和にも期待できます。
一方、口コミで指摘されていたように少しすべるのは気がかり。角材を置いて傾斜をつけたところ、比較した全商品の平均17.64度(※執筆時点)よりも低い、16.4度の角度ですべり落ちました。13.5度ですべってしまった商品があったとはいえ、モニターからも「つるつるしてすべりやすい」という声も多めでした。靴下を履いてるときは注意しましょう。
インテリアになじみやすい木目調で、カラーバリエーションも7色と豊富です。サイドパーツが付属しており、壁際もぴったり埋めやすいですよ。部屋の印象を手軽に変えられ、快適に使えるものをお探しの人は、ぜひ候補に入れてみてくださいね。
そもそもジョイントマットとは、ラグ・カーペットタイプの防音マットや絨毯に比べてクッション性・はっ水性に優れているのが特徴。子どもが転倒してもケガをしづらく、飲み物をこぼしてもお手入れが簡単なのがメリットです。
今回ご紹介する木目ジョイントマット 大判は、一般的な通常サイズ(30×30cm)より大きな60cm角サイズで、少ない枚数で広範囲に敷くことが可能です。サイドパーツもつくので壁際まできれいに収まり、隙間にゴミやほこりが溜まりづらくなりますよ。
販売元のWEIWEIホールディングスは、日用雑貨からDIY工具・インテリアなど幅広い製品を手掛けている日本のメーカー。今回使用したのは、同社の運営するECモール・GARAGE COLLECTIONの商品のひとつです。
素材はクッション性の高さが特徴のPE樹脂を採用し、擦れや衝撃に強いのが自慢です。耐熱温度は70℃あり、床暖房やホットカーペットに対応しています。断熱効果による冷暖房効果のアップや省エネにも期待ができますよ。
国内検査機関での品質検査に合格しており、超低ホルムアルデヒドの商品として安全性が証明されているのもポイント。、国内検査機関で防音性能の試験も実施し、人が走り回る・飛び跳ねる音は、「聞こえるが、意識することはない程度の音」にまで低減されるという評価も受けています。小さな子どもがいる家庭や集合住宅にも使いやすいでしょう。
<カラー展開>
今回はGARAGE COLLECTION 木目ジョイントマット 大判を含むジョイントマット全26商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、クッション性の検証です。
ジョイントマットの購入を考えている6名のモニターが靴下で歩行・膝歩き・手で押さえてクッション性が十分あるかをチェックしました。
その結果、モニター6名全員が「クッション性に満足」と回答し高評価を獲得。実際に歩くと適度なやわらかさがあり、「足に負担を感じない」と好評でした。比較したなかには硬さを感じるもが多かったのに対し、やわらかすぎず硬すぎない弾力です。
膝で歩いた際は、一点に力を入れるとやや端が浮きやすかったものの、「表面がさらさらしているのでハイハイしやすそう」とポジティブな声も。比較したなかにはザラザラとした質感で膝が痛くなりやすい商品もあったのに対し、擦れにくく膝への負担も少ないといえます。
一方、口コミの指摘どおり「クッション性はよいが、つるつるしてすべりやすい」という意見もありました。比較したコルク素材や凹凸が深めの商品よりは、表面がややすべりやすいため、とくに靴下を履いているときは注意しましょう。
<マットの上を歩くについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
手で押し込んだ際も、「肌で触るとすべらないのがよい」「なめらかな表面で普段使いにぴったり」と好意的な声が寄せられました。木目調のフローリングのような見た目・質感を好む人にもぴったりでしょう。
一方で、「少し硬い」「ひっかくと傷がつきやすい素材」と質感の好みは分かれ、「手で押し込む感覚に満足」と答えたのは6名中2名に留まりました。とはいえ、比較した一部商品のように痛みを感じるほどの硬さではありません。使用することで、転倒によるケガ防止に期待できるでしょう。
<手で押し込むについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いては、表面のすべりにくさの検証です。マットの端に角度系を固定し、角材を置きます。ゆっくりと角度をつけて中央に貼ったマスキングテープのラインを超えたときの角度を計測。角度が大きいものほどすべりにくいと評価しました。
その結果、角材がすべり落ちた角度平均は16.4度と低め。比較したなかには13.5度ですべったものもありましたが、全商品の平均17.64度(※執筆時点)には届いていません。かなりすべるとまではいかないまでも、「すべりやすい」との口コミは払拭できませんでした。
比較した結果、コルク素材の商品はすべりにくい傾向があり、なかには28度近く傾けてもすべらなかったものも。グリップ力を重視する人は、コルク素材をチェックしてみましょう。
続いて、ジョイント部分の外れにくさの検証です。
ジョイントした2枚の片方を固定し、もう一方のマットをフォースゲージ(押したり引っ張ったりする力を数値化する測定器)で、水平・垂直にそれぞれ引っ張りました。外れたときの測定値平均が高いものほど高評価としています。
ジョイントの外れにくさは、比較したなかでもトップクラスです。
水平・垂直方向それぞれに引っ張っても、平均84.1Nとかなり力を入れないと外れませんでした。比較した全商品の平均は54.45N(※執筆時点)で、なかには18.5Nと軽い力で外れたものも。その点をふまえると、固定力はかなり優秀といえます。
とくに水平方向は137.8Nまで耐え、このまま外れないのではないかと思うほど。垂直方向も30.4Nとほかの商品より若干の抵抗を感じ、しっかり組み込まれていると感じました。部屋の四隅にしっかり敷き詰めることで、より外れにくさが期待できるでしょう。
比較した結果、本品のような大判タイプは外れにくい傾向が。60cm角と少ない枚数で広範囲に敷けるので、つけ外しを楽にしたい人にもぴったりです。サイドパーツつきで壁際にも沿いやすく、隙間の少ない床をつくりたい人にもよいでしょう。
お手入れのしやすさも申し分ありません。比較したなかでも簡単に掃除できる傾向があったポリエチレン樹脂を採用しており、こぼした水はさっと拭き取れました。
表面の凸凹も浅いため、食べこぼしなどの入り込みも少ないでしょう。小さな子どもがいて、こまめなお手入れの必要がある家庭も、掃除の手間を減らせますよ。
なお、コルク素材は吸湿性がよく、EVAやポリエチレン素材よりべたつきを抑えやすい特徴があります。反面、水分が染み込みんでしまうため跡が残ってしまった商品もありました。対してこちらは完全はっ水仕様で、見た目もきれいな状態を維持しやすいでしょう。
GARAGE COLLECTIONの木目ジョイントマット 大判は、ウェイモールのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど大手ECサイトで購入できます。取扱店舗によって値段が異なる場合があるので、事前にリサーチしてみてくださいね。
なお、16枚セット(約3畳)の税込価格は3,880円(※執筆時点・公式サイト参照)です。32枚・64枚セットも販売されているので、部屋の広さに合わせた枚数を購入しましょう。
購入するならできるだけ早い時期がおすすめです。赤ちゃんが寝返りを始める4〜6か月くらいに購入する人が多いでしょう。しかし、抱っこしたり物が増えてきたりするうえ、成長スピードの予測がつかないのが子どもというもの。ケガ防止のためにも早めに備えておくとよいでしょう。
使い終わりの時期は家族構成や住居環境によって差はありますが、集合住宅など騒音対策も兼ねているのであれば、できるだけ長く使い続けるのがおすすめですよ。
最後に、すべりにくさを重視する人におすすめの商品をご紹介します。
YOCABITOのEVAジョイントマットは、やや硬めで運動もしやすい商品。12mmと厚みがあり、表面の凸凹がしっかりとグリップし、すべりにくいのが魅力です。ジョイント部分のサイズが大きく、かなりの力を入れないと外れませんでした。撥水性も高くさっと拭き取れたため、清潔も保ちやすいでしょう。
すべりにくさを重視する人は、ニトリのNパズルマット 9枚入り フチつきがおすすめです。角材を置いて傾斜をつけたところ、25.4度まで傾けられ高評価に。子どもが走り回っても転倒しにくいでしょう。ほどよい沈みこみのあるクッション性で、衝撃も吸収しやすいですよ。
枚数 | 6枚 |
---|---|
厚さ | 12mm |
幅 | 約60cm |
畳数 | 約1畳 |
奥行 | 約60cm |
パズルタイプ | |
素材 | EVA樹脂 |
毛・パイルの長さ | 不明 |
サイドパーツ付き | |
裏貼り加工 | 不明 |
大判タイプ | |
有害物質検査済み | 不明 |
防ダニ加工 | 不明 |
抗菌・防臭加工 | 不明 |
1畳あたりの必要枚数 | 6枚 |
防音性 | |
床暖房対応 | 不明 |
6畳あたりの必要枚数 | 約30枚(江戸間) |
丸洗い可能 | 不明 |
特徴 | |
滑り止め付き | 不明 |
クッション性 | 不明 |
撥水加工 | 不明 |
重量 | 不明 |
カット可能 | |
ノンホルムアルデヒド(低ホルムアルデヒド) | 不明 |
二重構造 | 不明 |
耐熱温度 | 不明 |
デザイン | 不明 |
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枚数 | 9枚 |
---|---|
厚さ | 10mm |
幅 | 29.5cm |
畳数 | 0.4畳 |
奥行 | 29.5cm |
パズルタイプ | |
素材 | ポリエチレン |
毛・パイルの長さ | 不明 |
サイドパーツ付き | |
裏貼り加工 | |
大判タイプ | |
有害物質検査済み | |
防ダニ加工 | |
抗菌・防臭加工 | |
1畳あたりの必要枚数 | 不明 |
防音性 | |
床暖房対応 | |
6畳あたりの必要枚数 | 15枚 |
丸洗い可能 | |
特徴 | |
滑り止め付き | |
クッション性 | |
撥水加工 | |
重量 | 約60g |
カット可能 | 不明 |
ノンホルムアルデヒド(低ホルムアルデヒド) | 不明 |
二重構造 | 不明 |
耐熱温度 | 不明 |
デザイン | 不明 |
ニトリ Nパズルマット 9枚入り フチつきをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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