撮影場所を選ばず、思いどおりの画角で撮影できると評判のJOBY グリップタイトONE GPスタンド。持ち運びやすいサイズも評価されていますが、ネット上には「すぐにグラつく」「高さが物足りない」などの口コミもあり、購入してよいか迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、JOBY グリップタイトONE GPスタンドを含むスマホ三脚全16商品を実際に使ってみて、安定性・使いやすさ・携行性・機能性・高さ調整のしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
JOBY グリップタイトONE GPスタンドは、気軽に持ち歩けるコンパクトな三脚を探している人におすすめ。ポケットにも入るサイズですが、機能性・安定性が高く場所を選ばず撮影を楽しめます。
特徴的なのは、くねくねと曲がるフレキシブルタイプの脚。不整地でもバランスを取りやすく、巻きつけるように設置すれば、柱や木の枝などにも固定できます。検証では、衝撃を与えてもブレがそこまで目立たず、揺れもすぐに収まりました。
スマホや三脚を固定するためのネジやノブがなく、簡単に設置できるのも魅力です。スマホホルダーは取り外し可能で、コンデジなど小型カメラでも使用OK。微調整が可能な自由雲台・Bluetoothリモコン・自撮り棒としても使えるなど機能性も高く、これひとつでさまざまな撮影に対応できます。
公式サイトによると、販売価格は執筆時点で税込3,762円。使い勝手のよい三脚を持ち歩きたいが荷物を増やしたくないという人は、候補に入れてみてはいかがでしょうか。
フレキシブルに曲がる脚と自由雲台により、どんな構図も自由自在なJOBY グリップタイトONE GPスタンド。本記事では改めて、どんな商品なのか解説します。
JOBYは、フレキシブル型スマホ三脚のパイオニア的ブランド。今回は、そんなJOBYから2020年2月に発売されたグリップタイトONE GPスタンド BTリモコンキットをご紹介します。ぐにゃぐにゃと動かせる脚で、どんな場所でも安定して撮影できるのが最大の強みです。
取り付け可能なスマホは、幅5.6cm〜9.1cmに収まるサイズの機種です。歴代のiPhoneはすべてこの範囲内に収まるので、大画面スマホでも問題ありません。
ゴリラポッドと呼ばれる、ボール状のパーツが連なる脚も特徴的。凹凸がある地面や木の枝など、普通の三脚では設置できない場所でも、自由に曲がる脚がしっかりバランスを取ります。スマホホルダー接続部にはボールヘッドが採用されており、細かな画角調整が可能です。
スマホ三脚とは、スマホホルダー付きの三脚のこと。好きな角度・高さでカメラを固定できるので、家族や仲間と写真を撮るときも、しっかりと画角が決まります。
手ブレを抑える効果があり、クオリティの高い写真・動画が撮れるのもメリット。今回検証したJOBY グリップタイトONE GPスタンドも、しっかりした構造で十分な安定性があることがわかりました。付属のリモコンを使えば、自撮りや遠隔撮影も自由に楽しめます。
カラーは、ブラック/チャコールの1色です。脚先にマグネットが付いた「GPマグネティックインパルス」も販売されています。サイズは16.5cm・重さ71gと軽量かつコンパクト。今回検証したミニ三脚と比較しても軽く、気軽に持ち歩きたい人にうってつけです。
Bluetoothリモコンが付属しているので、遠隔でのシャッター操作も可能。画面を直接タップしなくてよいので、微調整したアングルのままで撮影ができます。
使うときは、ホルダーにスマホをセットして脚の形を整えます。折り曲げたり巻きつけたり脚の自由度が高いので、不整地や細い手すり・柱などでも設置が可能です。微調整して安定する角度を見つけましょう。
雲台も柔軟に調整ができるボールヘッドタイプなので、少し角度を変えておもしろい画角での撮影も楽しめます。自撮りをしたいときは、脚をまっすぐに揃えればOK。傘の柄のように少し角度を付けても持てるので、ブレにくい持ち方を探してくださいね。
今回はJOBY グリップタイトONE GPスタンド BTリモコンキットを含む、スマホ三脚全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:安定性
検証②:使いやすさ
検証③:携行性
検証④:機能性
検証⑤:高さ調整のしやすさ
まずは、スマホ三脚の安定性の検証です。
実際に商品を使用してスマホで動画を撮り、撮影中に衝撃を加えます。揺れがどのくらい続くか・映像のブレはどうかを確認し、安定して撮影できる商品を高評価としました。
本体が軽量なのにも関わらず、検証では十分な安定性を発揮しました。衝撃を与えるとブレが生じるものの、ブレ幅は少なく、ほかの商品と比較してもそこまで気になりません。
揺れている時間も約1.2秒と、比較的短い時間で収まりました。1秒以下で揺れが収まった上位商品には一歩及びませんが、撮影中の不満は少ないでしょう。
脚を開く幅を狭くしても、ブレ方に大きな差は見られません。最低高・全高ともに、被写体の花瓶に書かれた文字がギリギリ読めるくらいでとどまりました。
続いて、使いやすさの検証です。
実際にスマホ三脚を使って撮影を行います。スマホの固定方法や三脚の調整方法・アングルの調整しやすさなど、快適に撮影できる商品かどうかをチェックしました。
使いやすさの検証では、設置方法のシンプルさが高く評価されました。スマホホルダーへの固定方法はバネ式で、軽い力で引き上げることができます。スムーズに取り付けられ、ホールドも強くズレません。
脚も手でグニグニと動かすだけなので、ネジを締めるなどの操作は必要なし。自由度が高いゆえに細かい調整は必要ですが、簡単なので誰でも直感的に扱えます。
雲台にもネジ操作はなく、非常にシンプルな構造でした。固定用ノブやネジを使う細かい作業がわずらわしいと感じる人に適しています。スマホホルダーは取り外し可能で、コンデジ・アクションカメラなどの軽いカメラにも使用できて便利ですよ。
アングル調整もしやすく、ストレスフリーでした。三脚で水平にできなくても、360度動かせる雲台の微調整でカバーできます。iPhone 13 Pro Maxのような大型スマホだとバランスを崩しますが、固定したまま縦方向にも変えられる構造です。
Bluetoothリモコンが付属するので、シャッターの遠隔操作も可能。家族や仲間との集合写真などで役立つでしょう。3本の脚をまっすぐ伸ばしてまとめれば、自撮り棒としても使えますよ。
高さの調整幅は約10cm。5.7〜15.7cmの範囲内で調整が可能です。ミニ三脚のため、あまり高さは出ませんが、フェンスや手すり・木の枝などに巻き付けられます。スタンダードタイプでは撮れない、おもしろい画角での撮影が楽しめますよ。
軽くてコンパクトというメリットもあるので、持ち歩きやすさで選びたい人も候補となるでしょう。
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JOBY グリップタイトONE GPスタンドは、持ち運びやすい軽量モデルでありながら安定性もあるスマホ三脚でした。最後に、ぜひ一緒に検討していただきたい商品をご紹介します。
SmallRigのBeautyPod 1.5Kは、安定性が非常に高いフレキシブルタイプの三脚。衝撃を与えてもほぼブレないため、夜景もきれいに撮れるでしょう。自撮り棒やBluetoothリモコンといった付加機能はありませんが、マイクやLEDライトも取り付けられて、さまざまな用途に使えます
スリックのマルチポッドスマホ8Rは、高さを出した撮影もできる三脚。全高105.5cmまで伸ばして撮影できます。軽量なコンデジの取り付けに対応しており、リモコンも付属しているので、集合写真も撮りやすいですよ。安定性も十分で、スマホを縦にしても動じませんでした。
対応スマホ幅 | 58~90mm |
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スマホ装着方法 | |
雲台 | 自由雲台 |
遠隔操作 |
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