自撮り棒としても使えて便利と評判のスマホ三脚、VRIG スマホホルダー 三脚 Magsafe。インターネット上では「安定感がある」「軽量コンパクト」と評判ですが、実際のところ口コミどおりなのか気になりますよね。
そこで今回は、VRIG スマホホルダー 三脚 Magsafeを含むスマホ三脚全25商品を実際に使って、安定性・使いやすさ・携行性・機能性・高さ調整のしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
VRIG スマホホルダー 三脚 Magsafeは、安定感のあるMagsafe対応のスマホ三脚をお探しの人にぴったりです。口コミどおりの優れた安定性があり、とくに最低高での安定感は比較した全商品のなかでも優秀。輪ゴムで弾いた揺れも0.3秒以内に収まり、ほとんど気になりませんでした。ただし高さを出すと不安定になるので、低めの状態での撮影がおすすめですよ。
使いやすさについても申し分ありません。Magsafe対応のマグネット式スマホホルダーは簡単に脱着でき、付属のリングを使えばMagsafe非対応のスマホにも使用できます。また、スマホホルダーを取り外せば、カメラなども取りつけられて便利ですよ。
このマグネットと自由雲台により、スマホを縦横自由に固定できるのも魅力です。比較したなかには向きの調整や回転ができないものもありましたが、こちらは縦横だけでなく水平方向の回転もできました。脚も支柱にあるロックを外すだけでスムーズに開きます。
また、脚部分を閉じれば自撮り棒としても使用できる点も高評価となりました。比較したなかでは自撮り棒機能に対応しているものは少なく、街歩きなどの撮影時にも活躍するでしょう。ミニ三脚タイプの商品のなかでは高さ調整もしやすく、自撮り棒のように伸ばすだけで21~55cmの高さで4段階調節できます。少し高さが欲しいときにもサッと伸ばせますよ。
一方で、収納時の長さは20cm・重量は229gと少々大きめ。「軽量コンパクト」と口コミでは好評だったものの、比較したなかには収納時10cm未満・重量50g未満の商品もあり、特別コンパクトとはいえません。とはいえ、持ち運びに不便を感じるほどではないでしょう。
安定感があり、マグネットで装着も簡単。自撮り棒として自由に撮影もできるので、スマホ三脚をお探しの人はぜひ購入を検討してみてくださいね。
そもそもスマホ三脚とは、スマホを取りつけられるスマホホルダーつきの三脚のこと。スマホ三脚でスマホを固定するとブレにくく、写真や動画の仕上がりがワンランクアップしますよ。また、多くのスマホ三脚は、カメラなどの取りつけもできる構造になっているので、1つ持っておくと便利なアイテムです。
VRIGは、スマホやアクションカメラ用の三脚・自撮り棒などを販売するブランドです。とくにスマホ向けのアイテムは、俯瞰撮影用のスタンド・撮影用ライトなど充実しています。
今回ご紹介するスマホホルダー 三脚 Magsafeは、20Nの強力マグネットでスマホを固定できるのが魅力の商品。クリップやネジで固定する手間もなく、スムーズに着脱や撮影ができると謳われています。iPhoneの12シリーズ以降の機種なら、そのままピタッとくっつけて撮影可能。MagSafeリングも付属しているため、そのほかのスマホでも使用できますよ。
脚が曲がらないストレートタイプのミニ三脚は、21cm・30cm・38.5cm・55cmの4段階の高さ調節が可能。安定性を高めるため、脚部分は傘状構造になっており、底部分にはゴム素材の滑り止めもついています。
脚部分は簡単に開閉できるので、脚をたためば自撮り棒としても使えて便利。写真・動画を問わず、さまざまな撮影シーンで活躍します。
なお、スペックの詳細は以下のとおりです。
雲台には金属球が入った自由雲台を採用。360度の回転できるのはもちろん、マグネット式のため、スマホを縦横に自由に固定することで撮影の幅が広がりますよ。
さらに、1/4インチネジ対応の汎用性の高さも魅力。スマホホルダーを取り外せば、コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)やアクションカメラなども取りつけられます。
ブラックのシンプルなデザインで、シーンを選ばず使えます。パッケージには三脚・スマホホルダー・MagSafeリングがついているので、スマホの機種に合わせてリングをつけて使用してくださいね。
今回はVRIG スマホホルダー 三脚 Magsafeを含む、スマホ三脚全25商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
実際にスマホ三脚にスマホを取りつけて撮影。撮影中にスマホの画面中央へ輪ゴムを発射による衝撃をあたえ、撮影した動画をチェックします。三脚の高さは最低高(最も低い状態)・全高(最も高い状態)にセットし、それぞれのブレにくさ・揺れが収まるまでの時間から評価しました。
なお、スマホはiPhone 13 Pro Maxを使用し、純正カメラアプリで撮影。輪ゴムの発射には輪ゴム銃を使用し、画面から5cm離れたところから発射しました。
実際にスマホ三脚を使用して撮影したところ、口コミどおりの優れた安定性を発揮し高評価を獲得。ただし、最低高・全高でのブレに開きがみられました。
最低高では、比較した全商品のなかでもトップクラスの安定性です。比較したなかには揺れが収まるまでに2秒以上かかるものもありましたが、こちらの揺れはわずか0.3秒以内に収まり、動画を拡大してもほぼ気にならないレベルといえます。
一方、全高ではブレは小さいものの揺れてしまい、揺れが収まるまでの時間も2秒以上と長め。検証の結果、ミニ三脚で高さを出せるタイプは揺れやすい傾向があり、本商品も同様に揺れが発生してしまいました。低い位置での撮影にはよいですが、高さを出したいときにはブレに注意しましょう。
次は、使いやすさ・携行性の検証です。
スマホ三脚を使用して実際に写真を撮影し、スマホを固定する方法・脚の開脚方法の簡単さ・スマホホルダーの機能性などをもとに使いやすさをチェック。さらに、スマホ三脚の収納時の長さ・重量から携行性を評価しました。
スマホ三脚を使用してみたところ、使いやすさも良好でした。マグネット式のスマホホルダーは脱着しやすいうえ、MagSafeリングがついており、マグネットがつかない機種でも使えるのがよい点です。
さらに自由雲台によりスマホを縦横自由に固定でき、水平の調整も問題なくできます。比較した商品には向きの調整や回転ができないものもありましたが、こちらはパンハンドルがついているため、足を動かさずに水平方向の回転もできます。
三脚も、支柱にあるロックを外すだけで簡単に開いて便利。固定用ノブのも雲台の1つのみのため、複雑な調整はいりませんよ。
「軽量コンパクト」との口コミに反し、携行性は特別よくはありませんでした。比較したなかには10cm未満でコンパクトに収納できるものもありましたが、収納時の長さは20cmとやや大きめです。
重量についても50g未満の軽い商品に比べ、229gと若干重め。持ち運びにくさを感じるほどではありませんが、荷物をできるだけ小さくまとめたいときにはかさばるかもしれません。
スマホ三脚にあると便利な機能として、自撮り棒機能・Bluetoothリモコン機能・自撮り撮影時用の鏡の有無をチェック。加えて、スマホ三脚の最低高・全高を実測し、高さ調整できる幅の広さを評価しました。
機能性については、自撮り棒機能に対応している点が高く評価されました。比較したなかでは自撮り棒として使えるものは少なく、あると便利な機能といえます。街歩きなどの撮影時にも活躍するでしょう。
一方でBluetoothリモコン機能・自撮り撮影時用の鏡がついていないのは惜しいところ。リモコンつきのものに比べると、撮影するたびにスマホのシャッターボタンを操作する手間がかかってしまいます。
なお、リモコンは単体の購入も可能です。また、一部のスマートウォッチには、シャッターボタンとして使える機能があるので、そちらを利用するのもおすすめですよ。
高さ調整のしやすさも高評価です。実際に高さを測ってみたところ、最低高は21cm・全高は55cm。その差は34cmと、比較したミニ三脚タイプの商品のなかでは、高さ調整の幅は広いといえます。
高さ調整も自撮り棒のように伸ばすだけと簡単で、21cm・30cm・38.5cm・55cmの4段階に固定できます。少しだけ高さがほしいときにサッと伸ばせて便利ですよ。
ただし、本格的な撮影をしたい人にとっては物足りないことも。高さを出したい場合には、高さの調整がしやすい傾向にあったスタンダードタイプの商品がおすすめです。用途にあわせて使い分けるとよいでしょう。
VRIG スマホホルダー 三脚 Magsafeの取扱店舗は、Amazon・Yahoo!ショッピング・楽天市場などのECサイトです。
値段は購入する店舗により、数千円の開きがあります。また、スマホマント・三脚のセット販売のほか、それぞれ単品での販売もあり、購入時には間違わないようしっかりと確認してくださいね。
最後に、持ち運びのしやすい商品をご紹介します。
SmallRigのBeautyPod 1.5K ミニ三脚は、安定性のよい卓上サイズの商品。マイクやLEDライトの取りつけもできる、汎用性の高さも魅力です。フレキシブルタイプの脚は、不整地や段差のある場所でも安定。重量も201gと重すぎないので、高性能なミニ三脚を持ち運びたい人におすすめですよ。
さらに軽さを重視するのなら、JOBYのグリップタイトONE GPスタンドもおすすめです。本体は71gと非常に軽く、収納サイズもコンパクト。カバンのなかでもかさばりません。高さの調整幅は約10cmとあまりできませんが、Bluetoothリモコンも付属しており、コンパクトで使い勝手のよい商品をお探しの人にぴったりです。
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