ロムアンド ゼロベルベットティント 14をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

モデルの唇に塗ってみると、深みのあるピンクローズが見たまま発色。ムラになることもなく、鮮やかでビビットな印象に仕上がりました。リップメイクをメインにしたい日に好適です。

比較したなかには上品でエイジング世代が使いやすい商品もありましたが、こちらはトレンド感が強め。どちらかというと、20代までに適した商品といえるでしょう。

ティントを塗った唇を2回ティッシュオフし、塗りたての仕上がりと比較。その結果、同じマットタイプの商品と比べて、ティッシュへの色移りが気になりました。べったりとまではいかないものの、うっすら全体的に落ちたのがわかります。マスクの着脱が多い日には不向きな印象です。

一方で、唇の色味はキープ。塗りたての色を残しつつ、鮮やかさがアップしました。2回目のティッシュオフ後も、蛍光感はあまり気になりません。メイク直しがしにくいときも、理想に近い唇を保てるでしょう。

腕に塗ったティントを10分間放置します。そこへクレンジングオイルと水をなじませると、クレンジングと素早くなじみ、力を加えなくてもスルスル落とせました。

オフ後はわずかに色が残っていましたが、色素沈着や赤みが気になる商品もあったことを思うとほぼ気にならないレベルです。唇にやさしく使えますよ。

実際に手に取ったところ、付着する液量が多く、ふらつきがちなのがきになりました。安定感のあるアプリケーターが好感を得た商品と比べると、慣れるまでは丁寧に塗る必要がありそうです。

唇に触れる先端は太め。口角や唇の山などの細かい部分を塗るには向かないものの、ぼかすように使用する分には問題ありません。

テクスチャは軽やか。スーッと伸びて、心地よくメイクできるでしょう。