Opaza ふとん圧縮袋をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

圧縮力はそこそこの評価です。実際に圧縮すると、布団の厚みは半分ほどになりました。

比較した結果、約20mmと薄くできたものから約60mmとあまり圧縮力の高くないものまで差があったなか、本品は38.2mm。比較した全商品の平均値35.9mm（※執筆時点）には及びませんでした。

しかし圧縮しすぎないため、布団本来のボリュームを損なわず布団が傷みにくい点はメリット。羽毛布団などデリケートなものには向いているでしょう。

10日経ったあとでも6.2mmしか膨らんでおらず、圧縮直後とほとんど変化はありませんでした。「圧縮効果は一時的」との口コミに反し、優れた結果です。

本商品は、袋についたバルブから掃除機で空気を抜くバルブタイプ。比較したなかには、同じバルブタイプでも5cmほど膨らんでしまったものもあったのに対し、コンパクトな状態を長く保てるといえます。

持ち手のスライダーは親指にフィットするよう凹みがあり、しっかり持てました。スライダーと袋は一体になっていないので、スライダーをなくさないよう注意しましょう。

ファスナーは比較したなかでも幅が広めで、動かしやすかったのもよい点です。閉めると色が変わるため、きちんと閉じたことがわかりやすいですよ。

掃除機をバルブ部分に当てると、空気をスムーズに抜けました。口コミにあったように、バルブから空気が逆流することもありません。

ただ掃除機を当てるバルブ部分は、吸引口が細いスティックタイプの掃除機でも余るほど小さい設計です。またノズルが引っかかる溝もないため、溝つき商品に比べて掃除機がずれやすいのも惜しいところ。空気を抜く際にはしっかり掃除機を固定しましょう。