静音・低消費電力で人気の、東芝(TOSHIBA)のHDD、MQ04ABD200。「書き込みエラーなくコピーできる」「処理が早くなった」といった高評価な口コミがある一方、「購入後1週間で読み書きできなくなった」「速度のふらつきがある」などの評判もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、東芝 HDD MQ04ABD200を含む2.5インチHDD全3商品を実際に使ってみて、耐久性・価格・ベンチマークテスト・実使用速度を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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すべての検証は
マイベストが行っています
東芝のHDD、MQ04ABD200は、転送スピードを重視する人におすすめです。
ベンチマークテストを行った結果、読み取りは約144MB/s・書き込みは約159MB/sと好記録でした。実際にデータを転送してみても、50GBの処理に6分24秒・100GBは12分49秒とスピーディーです。今回検証したHDDと比べても、効率よくデータ転送ができる商品といえます。
1GBあたりのデータ単価を算出すると、約3円でした。他社のHDDと比較しても、低価格・高性能を実現できています。平均故障時間は約60万時間と長いので、長く愛用できるでしょう。大容量データを頻繁に扱うなら、ぜひ手に取ってみてくださいね。
今回紹介する東芝のMQ04シリーズは、高性能・大容量を実現した東芝製の2.5型内蔵HDDです。1TBと2TBを展開していて、用途に合わせて選べます。
ノートPCやデスクトップ一体型のPC用としていますが、厚さが9.5mmと薄いので、PS4の容量拡張にも使用できますよ。
書き込み方式はSMRを採用しています。記録部分が瓦屋根のように重なる方式のことで、低価格で大容量化できるのがメリット。接続規格は現在主流のSATAとなっていて、理論上のデータ転送速度は最大で6Gbpsと高速です。
本体に加速度センサーを搭載しているのも特徴。振動・衝撃からデータを保護していて、高い堅牢性が期待できます。耐久性の1つの目安となる、平均故障時間は60万時間です。
HDDのデータを効率よく読み込むため、NCQ技術を搭載。ストレージの状態は、自己診断機能でモニタリングしています。
読み書きの速度に影響する、ディスクの回転スピードは5,400rpmです。実際に転送速度を検証したので、ぜひ参考までにご覧ください。3.5型HDDに比べ、静音・低消費電力を謳っているのもポイント。消費電力はわずか0.60Wに抑えられています。
パソコン用の内蔵HDDをお探しの人は、同社製品の3.5型内蔵HDDも要チェック!SMR技術を採用したDT02シリーズなら、2TB・4TB・6TBと大容量です。ビジネスデータの保存や、デスクトップPC用にうってつけですよ。
今回は、東芝 HDD MQ04ABD200を含む2.5インチHDD全3商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:耐久性
検証②:価格
検証③:ベンチマークテスト
検証④:実使用速度
まずは、耐久性を検証します。
商品ごとに1日8時間×12日間の書き込みを実施。磁気ヘッドのエラーや読み書き不能な状態が起きていないか、総書き込み量2TBでのHDDの状態をチェックしました。
実際に連続で稼働させてみたところ、初期不良や磁気ヘッドのエラー・読み書き不能といったエラーは発生しませんでした。
今回は検証した全商品が同様の結果です。耐久性に関して、商品による差は見られませんでした。
次に、価格の検証です。
販売価格を参考に1GBあたりのデータ単価を算出し、比較評価しました。
実際に価格を算出した結果、1GBあたりのデータ単価は3.06円でした。今回検証した2.5インチHDDの平均が3.68円なので、比較的安いといえます。
価格と性能のバランスにこだわりたい人におすすめです。
続いて、ベンチマークテストを検証します。
Crystal Disk Markというソフトを使用し、転送速度の最大性能を調査しました。なお、検証用のパソコンには、ASUS ZenBook 15(CPU:Core i7-10510U、メモリ:16GB、ビデオチップ:GeForce GTX 1650)を使用しています。
ベンチマークテストの結果は、今回検証した商品のなかでもとくに優秀でした。今回のテスト結果は、以下のとおりです。
【検証結果】
読み書きともに平均を上回っており、効率よくデータ転送できるHDDといえます。
最後に、実使用速度を検証します。
ベンチマークテスト実施時と同じパソコンを使って、50GB・100GBそれぞれのデータファイルをコピーするのにかかった時間を計測。計3回測定し、その平均値を比較して評価しました。
実使用速度もトップクラスの速さでした。データを転送するのに要した時間は、50GBが6分24秒・100GBが12分49秒です。
50GBが7分台・100GBが15分台となった商品もあるなか、優秀な結果といえるでしょう。少しでも転送が速い商品が欲しい人におすすめです。
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東芝のMQ04は全体的に高評価でしたが、最後に1TB・2TB以外の容量も展開している商品をご紹介します。
Seagate BarraCuda 2.5は、500GB~5TBまで展開しています。厚さも7mm・15mmを用意していて、用途に合わせて選べるのが魅力。検証では、100GBのデータを約13分とスピーディに転送できました。初期不良やエラーもなく、耐久性も申し分ありません。
Western Digital WD Blueは、320GB~最大2TBまで4種類を展開しています。1GBあたりのデータ単価は約3.9円と少し高めですが、ベンチマークテストも100GBのデータ転送を行った結果も優秀でした。1TBでもゲームを8~9タイトル保存できるので、最低限の容量で十分という人におすすめです。
高さ | 100.3mm |
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容量 | 5TB、4TB、3TB、2TB、1TB、500GB |
回転数 | 5,400rpm |
インターフェース | SATA6 |
サイズ | 100.3×69.8×7mm |
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保証期間 | 1年間 |
書き込み方式 | SMR |
重量 | 90g |
Seagate BarraCuda 2.5 ST2000LM015をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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