有名メーカーであるブラウンの最上位モデルとして発売された電動シェーバー、BRAUN(ブラウン) シリーズ9 pro+ 9556cc。「想像以上の深剃り。夕方までツルツル」と謳っているものの、口コミが少なく、評判がわからないため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の電気シェーバーとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、電気シェーバー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
2020年にマイベスト入社後、営業担当を経て花王やパナソニック、ReFaなど美容・家電メーカーとタイアップを企画、コスメ・美容家電100商品以上のレビューコンテンツ制作をマネージャーとして管掌した。その後、美容商品の業界知識や経験を活かし、2025年にコスメチームのマネージャーに就任し、コスメ・化粧品の検証やコンテンツ制作を統括している。 保湿や整肌、毛髪補修などの成分分析や機能実測を行うことで、一人ひとりの好みや悩みに適したコスメ・美容商品を選べるコンテンツにすることを心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
ブラウン シリーズ9 pro+ 9556ccは、使い勝手のよい電気シェーバーをお探しのすべての人におすすめです。前後40度にスイングするヘッドが顔の凹凸に沿いやすく、フィット感は比較したなかでトップクラス。比較した多くの商品が苦手とする鼻下にも沿いやすく、使用したモニター11人中10人が「満足」と回答しました。本体は206g少し重めですが、高さは17cmと長く握りやすいサイズです。
深剃りしやすいのも長所。ヒゲに見立てた植毛シートを実際に剃ってみたところ、3回目でほとんどツルツルの状態になりました。比較したなかには、3回剃ってもジョリジョリ感が残る商品がありましたが、こちらはヒゲが濃い人にもぴったりです。「想像以上の深剃り。夕方までツルツル」という謳い文句どおりの仕上がりを目指せるでしょう。
肌当たりはソフト。使用したモニターのなかでヒリヒリ感を指摘したのは、11人中1人しかいませんでした。比較したうち、本商品のような往復式は深剃りしやすい反面、肌当たりが回転式より強い傾向が。しかしこちらは、モニターから「深剃りしてもヒリヒリした感触はない」と好評です。音波振動テクノロジーなど肌への摩擦を軽減する機能も備えおり、敏感肌の人にも向いています。
さらに注目したいのが、ボタンひとつでお手入れが完了する点。自動アルコール洗浄器が付属され、洗浄・充電・潤滑剤によるケアを自動で行うので、お手入れの手間を大幅に減らせます。アルコールで洗浄するので、水では落とし切るのが難しい皮脂汚れに強いのも特徴。掃除用のブラシも付属され手軽に清潔さを保ちやすく、メンテナンスが苦手な人にももってこいです。
2025年1月時点で45,000円前後(※ECサイト参照)と高価格帯なだけあって、肌質問わず深剃りしやすい本商品。テクニックいらずで顔の凹凸部分のヒゲも剃れ、お手入れもワンタッチですみます。毎日のシェービングを快適にしたい人は、ぜひチェックしてみてください。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
今回ご紹介するのは、ブラウン最上位モデルのブラウンシリーズ9 Proがより進化したブラウン シリーズ9 pro+ 9556ccです。特許技術取得の極薄刃4枚とスキンガード、キワゾリ刃からなる5+1カットシステムを採用。寝たヒゲやクセがついたヒゲにもアプローチして、「想像以上の深剃り。夕方までツルツル」と謳っています。
<5+1カットシステム>
リチウムイオン電池を搭載し、フル充電をすれば最大60分の使用が可能です。防水性能も備え、お風呂でも利用できます。
保証期間は最大5年間です。5年間の延長保証を受けるにはBraun+に登録する必要があります。Braun+では延長保証以外にもワンクリックで製品の情報が確認できたり、特別なオファーや使い方のコツなどの役立つ情報のチェックも可能。製品の登録は購入日から1年以内にする必要があるので注意してくださいね。
販売元は、1970年代からシェーバーの販売や製造を中核的な事業とするBRAUNです。長期に渡りシェーバーの進化を追求し、首振りヘッド・キワぞり刃・アルコール洗浄&充電システムなど画期的な機能を開発。使いやすさだけでなく、耐久性・シンプルさにもこだわった電気シェーバーを多数展開しています。
前モデルのシリーズ9 Proとの違いは、外見とキワゾリ刃。シリーズ9 Proは電源ボタンがある操作部と、自動アルコール洗浄器がブラックとシルバーの2色使いでした。対してブラウン シリーズ9 pro+は、ブラックで統一。文字も黒からゴールドになり、より高級感があるモダンなデザインになりました。
キワゾリ刃はうぶ毛やモミアゲといった長い毛のカットに対応できるよう、アップグレード。毎日のシェービングがより快適になるよう配慮されています。
今回はブラウン シリーズ9 pro+ 9556ccを含む、人気の電気シェーバーを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
ヘッドが顔の凹凸にしっかり密着するのが大きな魅力。使用した20〜50代の男性モニター11人中10人が「満足」と回答し、フィット感の評価は比較したなかでトップクラスです。前後40度にヘッドがスィングするためテクニックいらずで曲線に沿うように動かせ、モニターから「シェーバーが勝手に肌の曲線に密着する」という声があがりました。
コンパクトに設計されたヘッドが柔軟に動き、細部へのフィット感も良好。比較した多くの商品が苦手とする鼻下にもフィットしやすく、モニターから「鼻の下の狭い部分も難なく剃れる」との声が多数と寄せられています。あご下から首にかけてのくぼみや頬骨の下のくぼみなどにも刃を当てやすく、剃り残しをしたくない人にぴったりです。
<ヘッドのフィット感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
深剃りのしやすさの検証では、ヒゲが濃い人も満足できる仕上がりで高評価を獲得。ヒゲに見立てた植毛シートを実際に本商品で剃りあげ、多機能型摩擦測定機を使用して摩擦係数を測定しました。数値が大きいほど深剃りができていると評価しています。
その結果、1回剃った状態の摩擦係数は約1.21を記録。比較した全商品の平均値約1.17(※2025年1月時点)を上回り、1回剃っただけでも短く切れています。3回剃った際の摩擦係数は約1.32と高記録。こちらも比較した全商品の平均値約1.28(※2025年1月時点)を上回り、しっかり深剃りできることがわかりました。
比較したなかには、3回剃ってもジョリジョリ感が残る商品があったのに対し、本商品は3回目でほとんどツルツルの状態に。ヒゲを肌下-0.01mmでカットするディープキャッチ網刃を含んだ5+1カットシステムを採用しているだけに、「想像以上の深剃り。夕方までツルツル」という謳い文句どおりの仕上がりを目指せます。
ヒリヒリしにくいのもうれしいポイント。使用したモニターでヒリヒリ感を指摘したのは11人中わずか1人でした。比較したうち本商品のような往復式は深剃りしやすい反面、肌当たりは回転式より強い傾向が。しかし、本商品はその傾向を覆し、「深剃りしてもヒリヒリした感触はなかった」という声が多数あがっています。
肌へのやさしさにこだわった機能が豊富なのも利点です。毎分10,000回の微振動によって肌への摩擦を軽減する音波振動テクノロジーを搭載。さらに、人工知能テクノロジーを採用し、ヒゲの濃さを判断し自動でパワーを調整します。
ヘッドには上下に動いて衝撃を吸収するサスペンション機能を搭載。刃を保護するメッシュパーツも900パターンと細かく、肌やヒゲを巻き込みにくい仕様です。刃が肌に当たらりにくいように工夫されており、敏感肌の人でも使いやすいでしょう。
<ヒリヒリ感少なさにつていてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
本体サイズは幅6×奥行き3×高さ17cmと、十分な高さがあり握りやすいのがメリット。高評価の基準値15cmより長く、扱いやすいといえます。重さは206gと比較した全商品の平均193gより少し重めですが(※2025年1月時点)、慣れると細やかに動かせるでしょう。
稼動音を実際に3回測ってみると、平均70.7dBと許容できる範囲。比較した商品の平均69.8dB(※2025年1月時点)とほぼ同じ音量で、特別うるさいわけではありません。
付属のお手入れブラシに加え、自動アルコール洗浄器がついているのも注目したいポイント。使用後に本体をセットしてボタンを押すだけでほったらかしでお手入れが完了する便利なアイテムです。洗浄・充電・潤滑剤によるケアを自動で行うので、比較した自分で洗う商品より手間を省けます。アルコールによる洗浄によって皮脂汚れも落としやすく、使用頻度が高い人にうってつけです。
別売りの替え刃があるのも利点。比較したなかには販売が確認できないものもありました。メーカーは、1年半に1回の交換を推奨しています。交換時期になると、本体の替え刃交換マークが点滅するので、タイミングもわかりやすいですよ。
デメリットはないのか確認したところ、とくに気になる点はありませんでした。マイベストが自信を持っておすすめできる電気シェーバーなので、ぜひ購入を検討してみてください。
駆動方式 | 往復式 |
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付属品 | シェーバーケース、5in1自動アルコール洗浄器、洗浄カートリッジ、電源コード、ブラシ |
可動式ヘッド |
良い
気になる
本体幅 | 6cm |
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本体奥行 | 3cm |
本体高さ | 17cm |
本体重量 | 206g |
連続使用時間 | 約60分 |
充電時間 | 1時間 |
電源 | 充電 |
刃の枚数 | 4枚刃 |
水洗い可能 | |
充電スタンド付き | |
別売りの替刃あり |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
ブラウン シリーズ9 pro+ 9556ccは、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングなど大手ECサイトで販売されています。値段は2025年12月時点で45,000円前後です(※ECサイト参照)。本商品の備品にポーチがついたブラウン シリーズ9 pro+ 9556cc-Vも販売されているので、ポーチもほしい人はチェックしてみてくださいね。
ブラウン シリーズ9 pro+ 9556cは、深剃りしやすくお手入れも簡単で、家で毎日使うにはもってこいの商品です。しかし、重さがあり持ち運びにはやや不向き。最後に、携帯性に優れた小型で軽量な商品をご紹介します。
旅行や出張用を探している人には、LAMDASH パームイン ES-PV6A-Kがおすすめ。高さ5.7cm・重さ145gと、手のひらサイズで軽いのが特徴です。コンパクトながら深剃りのしやすさの評価は、比較したなかでもトップクラス。3回剃っただけでツルツルに仕上がりました。小型なので狙った場所に刃を当てやすいのも利点です。
駆動方式 | 往復式 |
---|---|
付属品 | セミハードケース、USBケーブル、専用オイル、掃除用ブラシ |
可動式ヘッド |
良い
気になる
本体幅 | 7.2cm |
---|---|
本体奥行 | 4.5cm |
本体高さ | 5.7cm |
本体重量 | 145g |
連続使用時間 | 42分 |
充電時間 | 約2時間 |
電源 | 充電 |
刃の枚数 | 5枚刃 |
水洗い可能 | |
充電スタンド付き | |
別売りの替刃あり |
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