DIYで設置できるくらい、シンプルな構造だと評判のTOTO BV1 TCF2212E。しかし、ネット上には使用後の口コミがなく、「掃除が大変なのではないか」「電気代が高いと困る」などと気になり、購入しようか迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、TOTO BV1 TCF2212Eを含む温水洗浄便座全8商品を実際に使ってみて、洗浄の快適さ・設置のしやすさ・電気代の安さ・掃除のしやすさを比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
TOTO BV1 TCF2212Eは、メリハリのある水勢調節やムーブ機能が好評でした。
水勢は5段階で調節でき、弱から強まで幅広い好みの人が満足できるでしょう。ムーブの可動域と水幅が広いので的確な位置に当てられ、水温も適温でした。
接合部の空間が広く凹凸が少ないので、拭き掃除がしやすいのも魅力。ベースプレートも本体も取りつけが簡単にできるのも好印象です。
電気代は1日4円と節電効果にも期待できます。家族で使う場合でも、大人から子どもまで使い心地のよさを実感できるでしょう。
便座とノズルに防汚効果の高いクリーン樹脂を採用TOTO BVシリーズ。そんなTOTOの BV TCF2212Eは、袖リモコンなので賃貸住宅でも設置できるウォシュレットです。
タンクは貯湯式を採用しています。内蔵の貯水タンクに水を貯めるタイプなので、一度に使える水が多く、洗浄感を得られやすいのが特徴です。
洗浄モードは、おしり洗浄・ビデ洗浄・ムーブ洗浄を搭載。ムーブ洗浄を利用するとノズルが前後に動くので、広範囲に水をかけられます。
さらに、水勢の調整は5段階に調整できます。好みの勢いを細かく選べるので、家族みんなが快適に使えるでしょう。
エコ機能が備わっているのも特徴です。タイマー節電は6時間と9時間に設定でき、設定した時間に自動で便座ヒーターなどをオフにします。
より節電効果を高めるなら、おまかせ節電も利用しましょう。トイレの使用頻度を自動で記憶し、あまり便座を使わない時間帯に温度を下げて節電します。
今回はTOTO BV1 TCF2212Eを含む温水洗浄便座全8商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:洗浄の快適さ
検証②:設置のしやすさ
検証③:電気代の安さ
検証④:掃除のしやすさ
まずは、洗浄の快適さを検証します。
20代と50代の男女5名が検証に参加。水勢の強さ・水幅の広さ・当たる位置・水温の高さの4項目を評価しました。
洗浄の快適さは高評価でした。5段階で水の勢いを調整できるのはもちろん、それぞれメリハリがあり、弱から強まで満足できます。また可動域が広いので、当てたい位置に当てられると好評でした。
水幅は広いので洗浄感あり。弱にしても幅が変わらないのは好印象です。温度も適温なので、使っていて不満に思うことは少ないでしょう。
続いて、設置のしやすさを検証します。
ベースプレート・分岐金具・ウォシュレット本体の取り付けやすさの3点を軸に評価しました。
設置のしやすさも高評価。ベースプレートはボトルを上から締められるので、便器の裏に手を入れることなくつけられるのが魅力です。
また、ウォシュレット本体の取りつけはワンタッチなので難しくありません。分岐金具も給水ホースがすでにつながっているので、給水管と止水栓につなげるだけで設置が完了しました。
続いて、電気代の安さを検証します。
保温時間を16時間・洗浄を強にして5秒間の使用を12回・節電モードを8時間とし、ワットチェッカーを使用して1日の電気代を算出しました。
(参考:公益社団法人 全国家庭電気製品 公正取引協議会)
電気代の安さはトップクラスの高評価。本商品を含め、今回検証した商品はどれも節電効果がありましたが、TOTOのBV1の1日あたりの電気代は4円でした。洗浄時の消費電力が少ないのが特徴です。
最後は、掃除のしやすさを検証します。
フタと便座の空間の広さ・凹凸部分のふき取りやすさ・つなぎ目の掃除のしやすさの3点に着目。毎日の掃除が楽になる商品を高評価としました。
掃除のしやすさもまずまずの評価です。つなぎ目の部分に、ゴミが少し溜まりやすい印象を受けました。
とはいえ、接合部の空間が広く凹凸がほとんどないため、手軽に拭き掃除ができるのは魅力です。
TOTO BV1 TCF2212Eは総合的に優れていましたが、最後にほかの商品もご紹介します。
より電気代を節約したい人には、パナソニックの温水洗浄便座 ビューティ・トワレもおすすめです。1日あたりの電気代は2.3円。保温時の消費電力が低いことで節約効果が期待できます。
水勢の調節は3段階しかありませんが、メリハリがあるので洗浄感を得られました。ムーブだけでなく、リズム洗浄が備わっているのも特徴です。設置や掃除も比較的しやすかったので、ぜひチェックしてみてください。
温水噴射方式 | 貯湯式 |
---|---|
リモコンタイプ | 袖リモコン |
洗浄機能 | おしり洗浄、ビデ洗浄、ムーブ洗浄、リズム洗浄 |
設置可能タイプ | 不明 |
フタ自動開閉機能 | |
温風乾燥機能 | |
ノズル位置調整 | |
女性専用ノズル付き | |
ノズル着脱可能 | |
自動洗浄機能 | |
水勢調整段階数 | 3段階 |
洗浄幅の調整機能 | |
着座センサー付き | |
脱臭機能 | |
除菌機能 | |
自動ノズル洗浄機能 | |
ノズル素材 | ステンレス |
抗菌便座 | |
暖房便座 | |
保温便座 | 不明 |
瞬間暖房機能 | |
おまかせ節電機能 | |
タイマー節電機能 | |
防汚コーティング | |
便ふた着脱可能 | |
シームレス便座 | |
1日あたりの電気代(実測値) | 2.3円 |
定格電源 | AC100V 50/60Hz |
定格消費電力 | 285W |
タンク容量 | 0.6L |
使用水圧範囲 | 0.049~0.735MPa |
吐水量 | 0.65L/分 |
吐水温度 | 低:約37℃/中:約38.5℃/高:約40℃ |
幅 | 470mm |
奥行 | 520mm |
高さ | 160mm |
本体重量 | 3.5kg |
電源コードの長さ | 0.95m |
パナソニック ビューティ・トワレ DL-ENX10をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。