初心者でも簡単に使えると評判の電子ミシン、ハッピージャパン モニカピクシーDX5760R。インターネット上では高評価の口コミが多くみられる一方で、「厚物にはパワーが足りない」「薄物を縫うと生地がぐちゃぐちゃになる」といった声もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
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ハッピージャパンのモニカピクシーDX5760Rは、できるだけ手間をかけずに作業したい人におすすめです。特筆すべきは機能性の高さ。比較した商品のなかでも珍しい糸の張り具合を自動で調整する自動糸調子機能や、1回の工程でボタンホールを作れる全自動ボタンホール機能を搭載していました。縫い目が安定しやすくミシン初心者にも適しています。
高性能ながら、糸かけの手順は一般的なミシンと同じ。説明書の記載はわかりやすく、使用したモニターからは「操作に迷わない」との声も聞かれました。自動針穴糸通しもついており、糸通しが苦手な人でもスムーズに行えますよ。縫い模様に適した押さえを表示する機能が備わっているのも利点です。
実際にキルティング生地で手提げ袋を作ったところ、口コミに反して生地が厚い持ち手部分もパワフルに縫い進められました。比較したほかの商品にはボタンホール縫いのジグザグが粗いものもあったなか、きれいに詰まっていたのもよい点。縫い目の強度が高く、ほつれる心配も少ないでしょう。
ガーゼ生地で作ったマスクも、縫い目はおおむねきれいな仕上がりに。ただ生地が薄い端部分で返し縫いをすると、口コミの指摘どおり、生地が針穴に詰まったり布送りがスムーズにいかなかったりする場面がみられました。とはいえ、厚みが3〜5mmある部分は問題なく縫えています。
フットコントローラーを付属し、両手を自由に使えるのもメリット。薄物はやや苦手な傾向がありますが、パワフルかつ高機能で厚物はスイスイ縫い進められます。準備のしやすさ・使いやすさを兼ね備えているため、この機会にぜひ購入を検討してみてください。
そもそも電子ミシンとは、縫う速度に関係なく一定の貫通力を維持できるミシンのこと。針の上下運動を電子回路で制御するため、縫うスピードが遅くても厚物を縫えるのがメリットです。
今回ご紹介するハッピージャパン モニカピクシーDX5760Rもそのひとつ。170年以上にわたってミシンを販売する、アメリカの老舗ブランド「シンガー」が手がける電子ミシンです。
前後左右に、7枚の送り歯を搭載しているのが特徴。薄物・厚物問わずスムーズに布送りできるよう、旧モデルに比べて送り性能をパワーアップしています。
対応している縫い模様は、直線・ジグザグ・まつり縫いなど全部で15種類です。手元部分には、長時間点灯しても熱くなりにくいLEDランプを装備しています。
縫い作業中の安定性を考え、金属製の針板を採用。針板にはガイドになるメモリ幅が刻まれており、縫い幅の確認にも役立ちます。送り歯を下げるドロップフィード機能も内蔵されているため、フリーモーションでも使用可能ですよ。
サイズは幅41.5×高さ29.5×奥行17.2cmで、重さは約8.0kgあります。付属品などセット内容は、以下のとおりです。
<付属品>
本体上部の面板部分は開閉式になっており、内部の手入れがしやすいのもうれしいポイント。電源コードは本体内部に収納できるコードリール式なので、片づけも簡単に済ませられますよ。
まずは、準備のしやすさの検証です。せっかく電子ミシンを購入しても、準備に手間がかかるものだと使うのが面倒になってしまいますよね。
そこで、ソーイング教室講師の小野美月さんとmybestコンテンツ制作チームメンバーで各商品の説明書を確認しながら、下糸のセット・上糸の糸かけ・針穴への糸通しを行い使用感を評価しました。
実際に使用したところ、手順は一般的なミシンと変わらず、モニター4人中3人が「準備しやすい」と回答。本体に糸かけの手順は詳しく記載されていませんが、説明書にはイラストつきで手順が丁寧に書かれています。
モニターからは「説明書がわかりやすく、操作に迷わない」との声も。比較したほかの商品には、説明書の画像が見にくくわかりづらいものもありましたが、説明書を見るだけで準備をスムーズに進められました。
自動針穴糸通しもついており、楽に糸を通せるのも利点です。準備の手間をできるだけ減らしたい人に向いています。
コメントは一部抜粋
ソーイング教室講師の小野美月さんにご協力いただき、実際に電子ミシンを使用。綿100%のダブルガーゼと11号の針・90番の糸でマスクを作り、直線縫いと返し縫いのしやすさを確認します。
また、キルティング生地と14号の針・60番の糸を使用して手提げ袋を作り、直線縫い・ジグザグ縫い・ボタンホール縫い・返し縫いのしやすさをチェックしました。
実際に手提げ袋を作ったところ、口コミに反して厚手の部分もサクサク縫い進められました。付属の押さえのなかから、縫い模様に合った押さえを表示する機能があるのもうれしいポイントです。
生地が重なる持ち手部分で返し縫いをするとやや重みを感じましたが、仕上がりは問題ありません。また、全自動ボタンホール機能も搭載。縫い終わり1往復半を残して自動で停止したものの、手動での作業は少なく済みます。
比較したほかの商品にはジグザグの縫い目が粗いものもありましたが、縫い目がきれいに詰まっていたのがよいところ。強度も十分なため、ほどける心配は少ないでしょう。
マスクでは生地の薄い端部分で返し縫いをすると、針穴に生地が詰まってしまいました。口コミの指摘どおり布送りがなめらかにできず、生地がぐちゃっとよれる場面も。しかし、3〜5mmの厚さがある部分は問題なく縫えました。
フットコントローラーが付属し、両手を自由に使えるのも利点。比較した全商品のなかでも珍しい、縫いながら上糸・下糸の調節ができる自動糸調子機能も搭載されています。縫い目の長さは最大5mmまで調節でき、操作はダイヤルを回すだけと簡単ですよ。
薄物は苦手な傾向がありますが、高性能で使いやすく、ミシンの扱いに慣れていない人でもさまざまなアイテム作りに活用できるでしょう。
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ハッピージャパン モニカピクシーDX5760Rは、楽天市場・Yahoo!ショッピング・AmazonといったECサイトで購入が可能です。検証結果を参考にぜひ購入を検討してみてください。
最後に、また違った特徴をもつほかの商品をご紹介します。
ジャノメのNuikiru N-778は、薄物・厚物ともにきれいに仕上がるアイテム。実際にマスクを作ったところ、端の薄い生地までしっかり返し縫いできました。手提げ袋では針の通りが安定しており、抵抗感や揺れが少なかったのも高評価に。いろいろな生地で縫い物を楽しみたい人にぴったりです。
準備のしやすさにこだわる人には、アックスヤマザキの山﨑範夫の電子ミシンがおすすめ。説明書がわかりやすいうえ、自動針穴糸通しも搭載しています。糸通しが苦手な人でも楽にセット可能ですよ。糸調子ダイヤルには「弱く・強く」との文字が記されており、初心者でも設定しやすいでしょう。
サイズ | コンパクトサイズ |
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フットコントローラー | ◯ |
厚物縫い対応 | 不明 |
本体サイズ | 35.4×15.9×26.1cm |
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縫い目の長さ調整機能 | 不明 |
静音設計 |
ジャノメミシン N778をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
サイズ | レギュラーサイズ |
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フットコントローラー | あり(別売り) |
厚物縫い対応 |
本体サイズ | 幅39×高さ28×奥行き18cm |
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縫い目の長さ調整機能 | 不明 |
静音設計 |
アックスヤマザキ 山﨑範夫の電子ミシン AG-005をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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