唇や手足の保湿に便利だと謳う、スパヒノキオーガニックシアバター。「いい香りでキツすぎない」と評判です。しかし、「少量でもベタベタする」「香りが強すぎる」という口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のSHIROやMALISBIOなどのシアバターとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、シアバター選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
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すべての検証は
マイベストが行っています
本記事における「浸透」とは、角質層までの浸透を指します。
「アレルギーテスト済み」は、すべての人にアレルギーが起きないということではありません。「パッチテスト済み」は、すべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。
スパヒノキオーガニックシアバターは、使いやすいシアバターをコスパよく購入したいなら、候補のひとつになる商品です。シアバターはオイルの配合量が多いため、比較した大半の商品がべたつきましたが、こちらはまずまずの評価を獲得。「少量でもベタベタする」という口コミに反し、そこまでべたつきは気にならないでしょう。
実際に手の甲に塗布してビーズを押し当てたところ、付着したのは22個。比較した約4割の商品が25個を超えたのに対し、高評価の基準とした21個に近い記録でした。商品を使用したモニターから「塗ったあとのテカリが気になる」との指摘はあったものの、お風呂上りのケアに取り入れるなら、べたつかないぶん使いやすいでしょう。
モニターからは、とくに缶タイプの容器の使いやすさが好評でした。比較したところ、チューブタイプより缶タイプはフタの開閉に手間取る傾向がありましたが、こちらは「フタは緩くとても開けやすい」との声が。テクスチャは、比較したほかの商品と同様に最初は硬めながら体温で温まるとスルッと伸びました。
しかし、独特の香りは好みが分かれる結果に。モニターからは、「キノコのような自然の香り」「形容しがたい香り」といった声が寄せられました。口コミでも「香りが強い」「いい香り」と意見が割れていましたが、モニターの評価も同様です。比較したところ、シア脂特有のニオイが少ないものが高評価を獲得する傾向があり、評価は伸び悩みました。
とはいえ、140gの大容量タイプも販売しており、たっぷり使いたい人にはぴったり。コスパがよい商品をお探しの人は、手に取ってみてくださいね。香りが気になる人やもう少しべたつきにくいものがほしい人は、ほかの商品も検討してみましょう。
そもそもシアバターとは、アフリカ原産のシアの木の種子から抽出される植物性の油脂のこと。半固形のテクスチャが主流で、体温に反応して少しずつ溶け出して皮膚に浸透します。肌の保湿だけでなく、唇や髪も含めた全身のケアに使えるアイテム。油分が大部分を占めているため、カサつきが気になる人のうるおいキープにおすすめです。
今回ご紹介するのは、nanzenが展開するヘッドスパ専門店「桧 spa hinokispahinoki(スパヒノキ)」のオリジナルブランドspahinokiシリーズの商品。髪と肌の健康と美をナチュラルにサポートするために開発された、ヘアケア&スキンケアのブランドです。
スパヒノキオーガニックシアバターは、ソルベントフリー(溶剤不使用)で一番搾りの精製シアバターです。原料は、アフリカ西部ブルキナファソ産のシアの木。世界的な有機認証機関であるECOCERT GREENLIFEにて、ECOCERT StandardとCOSMOS Standardのオーガニック認証を取得し、唇や手足の保湿に便利だと謳っています。容量は、検証で使用した75gと大容量140gの2種類です。
今回は、スパヒノキオーガニックシアバターを含むシアバター全12商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証の内容は以下のとおりです。
最初は、べたつきにくさの検証です。
手の甲にシアバターを塗布して3分間放置。ビーズを30個散りばめた容器に手の甲を軽く押しあて、ビーズが付着したら手をやさしく左右に振ります。手の甲に残ったままのビーズの数をチェックし、残数が少ないものを高評価としました。
とはいえ、シアバターは植物性油脂のため、全体的にべたつきやすい傾向がありました。「少量でもベタベタする」という口コミほどではありませんが、気になる場合はひじ・ひざといった乾燥が気になる箇所のみ使うのがよいでしょう。
続いては、香りのよさ・使用感の検証です。
まずは5人の女性モニターにより、香りをチェック。よい香りと感じるか・香りが強すぎないかをポイントに、評価しました。
使用感に関しては、5人の女性モニターが実際に使用して確認。塗りやすさ・伸びのよさ・容器の使いやすさをポイントとし、評価しています。
シアバター特有の香りがするため、モニターからはあまり支持されませんでした。比較したところ、シア脂特有のニオイが少ないもの・香りがあまりしないものに人気が集まる結果に。5人中2人は「いやなニオイはしない」と好意的に捉えたものの、ほか3人は苦手と答えています。
香りの印象は、「キノコのような自然の香り」「木材の香り」「野生の香り」などとさまざま。口コミでも「いい香りでキツすぎない」「香りが強すぎる」といった意見が出ており、好みに左右されやすい香りといえます。
コメントは一部抜粋
気になったのは、塗ったあとのテカリ。5人中2人が指摘しているため、外出前に使うときは乾燥が気になる箇所だけ部分使いするといった工夫が必要になりそうです。
<テクスチャについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
容器は、「フタが緩くとても開けやすい」と好評でした。比較した缶タイプの商品はフタの開閉に苦戦する傾向があったなか、モニター全員が「使いやすい」と答えています。乾燥が気になったときにサッと使う場合でも、ストレスを感じにくいでしょう。
<容器の使いやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
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スパヒノキオーガニックシアバターは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトで購入可能です。値段は取扱店舗によって異なるため、送料もあわせて確認しておきましょう。
なお、Amazonの公式ショップでは、5~10%割引で買えるお得な定期便サービスも利用できます。リピートする際は、ぜひご利用ください。
最後に、おすすめのシアバターをご紹介します。
べたつきが気になる人には、SHIRO シアバタークリームがおすすめ。片手で使えるチューブタイプの容器で、テクスチャもさらっと伸ばしやすいのが特徴。シアバターらしい木材のような自然な香りはしますが、べたつきにくいぶん初心者も使いやすいでしょう。
香りを重視して選ぶなら、MALISBIO モイスチャーシアバター。敏感肌でも使いやすいオーガニックコスメを展開するブランドの、天然原料100%で構成された商品です。シアバター特有のクセがなく、ほとんど香りを感じませんでした。片手に収まるサイズの缶容器で、置き場所に困りにくいですよ。
シアバター含有量 | 不明 |
---|---|
タイプ | 未精製 |
分類 | 化粧品 |
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主な保湿成分 | シア脂、ワセリン |
内容量 | 30g |
無着色 | |
アレルギーテスト済み | |
パッチテスト済み |
SHIRO シアバタークリームをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
シアバター含有量 | 100% |
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タイプ | 精製 |
分類 | 化粧品 |
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主な保湿成分 | シア脂 |
内容量 | 50g |
無着色 | |
アレルギーテスト済み | |
パッチテスト済み |
MALISBIO モイスチャーシアバター オーガニックをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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