冷たさが長持ちすると人気のネッククーラー、18°ICE SUO WBAND グラデチェック。「軽くてつけやすい」と評判です。しかし、「すぐにぬるくなった」「ボタン周りが固い」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のネッククーラーとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ネッククーラー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ビューティ系の編集・ライターとして編集プロダクションで7年間従事。マイベスト入社後は薬事法管理者の資格を活かし、医薬品や介護用品をはじめレディースインナーや寝具にいたるまで、1000商品以上に及ぶヘルスケア系の商材の検証に携わっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
18°ICE SUO WBAND グラデチェックは、首全体をキンキンに冷やせるものがほしい人におすすめです。冷却力は比較したなかでもトップクラス。ほとんど変化がない商品もあったなか、10分装着後の首の表面温度は平均1.55℃も下がりました。厚めのリングが首を覆い、つけた瞬間から強いひんやり感が得られます。一気にクールダウンできるので、夏の暑さ対策にうってつけでしょう。
冷却部分が太いため、ひんやり感が長持ちするのも魅力です。ドライヤーの温風を当てて28℃に達するまでの時間は1時間45分と、かなりの持続力を発揮。比較したクールリングタイプには15分ほどしか持たなかった商品も多くあったのに対し、長時間の外出にも活躍しますよ。「すぐにぬるくなる」との口コミは払拭しました。
ボタンでサイズ調整でき、フィット感を高められるのもよいところ。モニターが歩いたりジョギングしたりしてもズレを感じにくく、首にぴったり沿わせたまま使えました。比較したなかには冷感部分が首に当たりにくい商品もあったのに対し、モニターからは「首全体にフィットして涼しく感じた」との声も。アウトドアやスポーツシーンのお供にも活躍しそうです。
ただし、太いリングが首全体に当たるため、「30分経つと首が疲れてきた」と感じたモニターも。ボタン周りが首に当たって違和感を覚える人もいました。締めつけが気になるときは緩められるのが利点ですが、普段からタートルネックのように首をぴったり覆うものが苦手な人には不向きといえます。
装着時にボタンを留めるのに手こずったモニターも多数。「ボタンが見えないため留めにくい」との指摘が多く寄せられ、サッと着脱したい人にも向かないでしょう。とはいえ、暑い夏でもしっかりとした涼しさを感じられる魅力的な商品です。ネッククーラー選びに迷ったら、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
SUOは、ネッククーラーなどのひんやりグッズやコスメなどを手がけるブランド。「自然とともに遊ぶ」をスローガンに、地球環境や人・動物にやさしい商品作りに取り組んでいます。
今回ご紹介するのは、18°ICE SUO WBAND グラデチェック。自然凍結温度は18℃と、ほてりやのぼせに適度なひんやり感で冷却できるのが売りのネッククーラーです。
首の横から後ろを広く覆う、幅広の形状も特徴的。前面には4段階のスナップボタンがつき、首のサイズにあわせて調整できます。サイズやカラーラインアップも豊富にあるため、自分にあうものを選んでくださいね。
<サイズ・重量一覧(公称値)>
<カラーバリエーション>
今回は18°ICE SUO WBAND グラデチェックを含む、人気のネッククーラーを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
本品の魅力のひとつは、冷却力の高さです。実際に4人のモニターがネッククーラーを10分間装着したところ、使用前後で首の表面温度が平均1.55℃も低下。全体平均の0.86℃(※2024年11月時点)を下回り、検証トップクラスのひんやり感を味わえました。
クールリングタイプで首全体を効率よく冷やせるのもよい点。接地面が大きく、使用したモニター全員から「首全体にしっかりとした冷たさを感じた」と好評でした。一気にクールダウンできるので、夏の屋外でも快適に過ごせるでしょう。
<冷却力の高さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
冷たさの持続時間も、比較したクールリングタイプのなかでは非常に優秀でした。ネッククーラーにドライヤーの温風を当て、冷却部分が28℃になるまでの時間を計測したところ、1時間45分とかなり長い時間冷たさをキープ。「すぐにぬるくなる」との口コミに反して、長時間の外出にも使いやすい持ちのよさです。
検証ではリングの厚みが2.6cm以上のものだと、冷たさを1時間以上キープしやすい傾向がありました。比較した細身のタイプは15分ほどで28℃に達したものも多かったなか、本品の厚みはMサイズで6cm(※実測値)と太め。傾向どおり、長時間の冷たさを維持しやすいアイテムといえます。
冷たさが2時間以上持続した電動式ほどではないものの、外出が長引いたときや通勤通学時間が長い人にも重宝するでしょう。
フィット感の高さも申し分ありません。20~40代のモニター10人で使用(※)した結果、冷却部分のフィット感はほぼすべてのモニターから大好評。前面についたボタンでサイズ調整できるため首に沿わせやすく、「首全体にぴったり当たるので涼しい」との声が多くあがりました。
そのうえ、動いてもズレにくいのがよいところ。比較した調整機能がない商品には走るとズレるものもありましたが、こちらはしっかり首に沿わせれば、ジョギングしてもズレは気になりませんでした。「激しい動きをしても使えそう」と感じたモニターもおり、日常使いからスポーツシーンまで幅広く使えるでしょう。
女性はMサイズ・男性はLサイズを使用
<フィット感の高さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
フィット感が高い分、首への負担が気になったモニターがいたのは惜しいポイントです。10人のモニターで30分使用(※)したところ、太めのリングで首を覆うため、「30分経つと首が疲れてきた」と感じた人がいました。
重量はMサイズで250g(※実測値)とそれほど重くありませんが、閉塞感から「やや重く感じた」とのコメントも。「ボタン周りが固い」との口コミどおり、首の前方に違和感を覚えた人もいました。
サイズ調整可能な商品で、きつく感じたら緩くできるのは長所。しかし、タートルネックなど首全体を覆うものが苦手な人には不向きな印象です。つけ心地が気になる人は、比較した一般的な形状のリングをチェックしてみましょう。
女性はMサイズ・男性はLサイズを使用
<首への負担の少なさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
装着のしやすさの評価も伸び悩みました。可動域は広く、首にタオルを巻くようにつけられたものの、ボタンを留めるのに手こずったモニターが多数(※)。「装着時にボタンが見えないため留めにくい」とのコメントが多く寄せられました。
比較したシンプルなリングタイプと異なり、ノールックでボタンを留めるのが苦手な人には使いづらい可能性があります。サッと着脱したい人はほかの商品も検討しましょう。
女性はMサイズ・男性はLサイズを使用
<着脱のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
タイプ | クールリング |
---|---|
本体厚さ | 6cm |
本体周囲(実測値) | 30〜34cm |
良い
気になる
本体幅 | 12cm |
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本体奥行 | 14cm |
電源方式 | |
ヒーター機能 | |
適応サイズ(メーカー推奨) | 約31.5cm |
操作ボタンのタイプ | |
前方にボタンあり | |
液晶ディスプレイ付き | |
本体素材 | 外側:TPU/中材:植物性PCM |
コードレス | |
丸洗い可能 | |
自然凍結温度 | 18℃ |
温度調節機能 | |
子ども用サイズあり | |
付属品 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
4,055円
(最安)
販売価格:4,180円
ポイント:125円相当
送料別
(17件)
ここからは、18°ICE SUO WBAND グラデチェック以外のおすすめ商品をご紹介します。
装着時の快適性にもこだわりたいなら、Genki Ice アイスネックリングがおすすめです。一般的な形のクールリングですが、太めのつくりで冷却力は高評価。10分装着したところ、首の表面温度は使用前より平均0.8℃下がりました。持続時間の検証でも1時間半と長く持ったので、通勤通学時にも活躍するでしょう。
フィット感はそれほどないものの、Mサイズで136gと軽いうえ、首の締めつけを感じにくかったのが長所。モニターからも「苦しくなく、長時間つけられそう」と好評でした。装着もスムーズにできるので、あわせて候補に入れてみてください。
電動タイプでお探しの人には、サンコー ネッククーラーEvoもよいでしょう。左右に冷却プレートがつき、10分装着後の首の温度変化は平均-1.25℃と、十分な冷たさを感じられました。持続時間も強モードで2時間15分とかなり長め。音も静かだったので、外出先で長時間使いたい人にうってつけです。
サイズ調整ができ、ズレないようぴったり沿わせて装着できるのもうれしいポイント。重量は200gと比較した電動タイプのなかでは軽く、首への負担感も少なめです。着脱も簡単だったため、普段使いからスポーツシーンまで幅広く使えるでしょう。
18°ICE SUO WBAND グラデチェックは、公式サイトのほか、Amazonや楽天市場などのECサイトで購入できます。価格は以下のとおりです。
<価格一覧>
2024年11月時点・公式サイト参照
サイトによっては、コピー品が販売されていることもあるため要注意。正規品は商品本体に「SUO」のブランドロゴが入っているため、よく確認してくださいね。
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