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この夏、よく見るアレ。まるで氷な「クールリング」が猛暑を快適にします【14商品比較】

この夏、よく見るアレ。まるで氷な「クールリング」が猛暑を快適にします【14商品比較】

“10年に一度の酷暑”といわれるこの夏。あまりに暑すぎて、買い物や子どものお迎え、犬の散歩など、ちょっとした外出でさえ億劫になりがち……。


そこでおすすめなのが、首に巻くだけでひんやりできる「ネッククーラー」です!首にしっかりフィットして、つけた瞬間まるで氷のような冷たさを感じられる冷感アイテムです。


電動タイプという手もありますが、瞬間的な冷たさやお手入れの手軽さを考えると、実は短時間の外出なら、リングタイプのほうが実用的なんです。


今回、商品比較サービス『マイベスト』では、電動タイプを含む14アイテムを徹底比較。圧倒的No.1となった手軽に涼しくなれるマストバイ・ネッククーラーを紹介します。


1つあれば、料理中やお風呂上りのクールダウンにも活躍。まだまだ続く夏を乗り切る相棒になること、間違いなしです!


本コンテンツの情報は公開時点(2024年8月7日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。
2024.08.07
横山歩香(よこやまあゆか)
ガイド
マイベスト キッチン・食品担当

入社後3年半、調理家電・調理雑貨・健康食品・サプリ・ドリンクなど、人々の食生活に関わるコンテンツの制作を担当している。2021年にヘルスケア担当として健康グッズ・寝具など400商品以上を検証し、現在はキッチンチームに所属。これまでのヘルスケアでの経験を活かして「健康を支える"食"に関わることだからこそ、よりこだわりのある選択肢を」という思いでコンテンツ制作に取り組んでいる。週末は幅広いジャンルの飲食店を巡り、美味しいお店を探すのが趣味。

横山歩香(よこやまあゆか)のプロフィール
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自然に凍る「PCM」素材が優秀。"巻くだけ"クールリングが意外にいい!

自然に凍る「PCM」素材が優秀。"巻くだけ"クールリングが意外にいい!

暑さ対策グッズとしては定番化してきている「ネッククーラー」。「電動タイプ」と「クールリング」の2つがありますが、近年では電動タイプの進化が目立ち、ファンが付いたタイプや温め機能を搭載しているものも。


今買うなら電動タイプと思いがちですが、実は、"瞬間的なひんやり感"は「クールリング」のほうが優秀。じわじわ冷たくなる電動タイプに対して、クールリングは首に巻いてすぐ、まるで氷のような「冷たいっ!」という感覚を得られます。


保冷剤や冷タオルじゃダメなの?と思うかもしれませんが、「PCM」という特殊な素材でできたクールリングは、それとはまったく別モノ!宇宙服に使われている素材技術を応用した、画期的なアイテムなんです。


PCM素材は、水から氷に自然凍結するのが最大の特徴。例えば、28℃以下で凍結するものなら、冷凍庫に入れずとも、室温が28℃以下の場所に置いておくだけで自然に凍るんです。

"ちょっとした外出"にピッタリ。電動より手軽にひんやりできます

"ちょっとした外出"にピッタリ。電動より手軽にひんやりできます

ただし、どうしても劣るのは持続時間。電動タイプの冷却力がだいたい2時間以上あるのに対して、クールリングは30分〜1時間程度です。旅行やフェスなど、長時間冷たさを持たせたいときは、やはり電動タイプのほうが向いています。


逆に、クールリングが活躍するのは、買い物や子どものお迎え、犬の散歩など、ちょっとした外出をする場面。瞬間的な冷たさ、扱いの手軽さなどを加味すると、実は"ちょっとそこまで"なら「クールリング」のほうが便利なんです!


<こんなときの暑さ対策にピッタリ>

  1. コンビニやスーパーの買い出し
  2. 子どものお迎えや公園遊び
  3. 近場のバイト先までの移動中
  4. 在宅ワーク中
  5. ウォーキング中
  6. 愛犬との散歩中
  7. 家事中(料理やアイロンがけの最中など)
  8. 猛暑日の帰宅直後
  9. お風呂上がりやドライヤー中

しかも最近では、ウィークポイントであった持続時間も改良されてきており、弱点を徐々に克服しつつあります。


また、クールリングはお手頃な価格なこともメリット。電動タイプには2万円を超える商品もあるなか、クールリングなら数千円ほどで手に入ります。さらに、汚れたら水で洗い流す、ぬるくなったら冷凍庫で冷やす、など手軽に扱えるのも魅力です。


今回紹介するマストバイは、そんなクールリングのなかでも、とくに冷却力が高く、持続時間も長いアイテム。『マイベスト』の14商品比較でNo.1を獲得したネッククーラーです。

暑さ対策には、帽子や日傘と併用するのがマスト

暑さ対策には、帽子や日傘と併用するのがマスト

「首を冷やすだけで本当に暑さ対策になるの?」と疑問に思う人も多いでしょう。結論、太い血管(頸動脈)がある首を冷やせるので効率的にクールダウンできて、体感的に涼しくなれるんです。


ただし、身体の深部の体温まで下げることはできません。しっかり暑さ対策するには、頭の温度を上げないことが大切。帽子や日傘と併せて使うことで、ネッククーラーでの冷却効果を高めるのがポイントです。

ネッククーラーのマストバイ:WIZ「SUO RING 18° SUO WBAND グラデチェック」

ネッククーラーのマストバイ:WIZ「SUO RING 18° SUO WBAND グラデチェック」
  1. おすすめスコア:★4.58(1位 / 14商品中)
    1. 冷却力の高さ:★5.00(1位)
    2. 持続時間の長さ:★4.38(7位)
    3. フィット感の高さ:★4.70(3位)
    4. 首への負担の少なさ:★4.09(10位)
    5. 着脱のしやすさ:★4.15(12位)

今回のマストバイは、WIZの「SUO RING 18° SUO WBAND グラデチェック」(販売価格:4,180円)。進化を続けるネッククーラーのなかでも、抜群の冷却力を誇ります。


冷却力の高さでは、14商品中No.1の評価を獲得。まるで氷のような、キーンとした冷たさを感じられました。「SUO RING 18°」は、今までの定番だった細めのクールリングとは違う、リング幅が太めのタイプ。首に当たる面積が広いので、より効率的にクールダウンできるんです。


持続時間が短いのがクールリングの欠点ですが、なんと「SUO RING 18° SUO WBAND グラデチェック」は電動タイプに迫るほどの持続時間の長さを記録。検証では、クールリングは1時間足らずでぬるくなる商品が多いなか、1時間45分もの間、冷たさをキープしました。


また、「ちょっとユルい…」「ちょっと苦しい…」と思っても、ボタンで首周りの長さを調節して閉じることができます。もちろん装着感に個人差はありますが、自分の首のサイズに合わせてぴったりフィットするように調整できるのはメリットです。


炎天下で外に出るのがキツい……。でも今行かないといけない……。そんなときに役立ってくれるネッククーラー。冷却力と持続力の高さを両立した「SUO RING 18°」で、外出のツラさを軽減しましょう!

14商品を比較してわかった!「SUO RING 18° SUO WBAND グラデチェック」がマストバイな3つの理由

ここからは、ネッククーラー14商品を「冷却力の高さ」や「持続時間の長さ」から、「フィット感の高さ」まで、5項目を徹底検証してわかった、マストバイの理由3つを深掘りしていきます。


理由①:まるで氷のような冷たさ!首の後も横もキンキンにクールダウン

理由②:冷たさが1時間強つづく!買い物やペットの散歩が長引いても大丈夫

理由③:動いてもズレにくい!サイズ調整できるから、首にぴったりフィット


詳しく検証方法や結果を知りたいという方は、マイベストのネッククーラー検証コンテンツもご確認ください!

理由①:まるで氷のような冷たさ!首の後も横もキンキンにクールダウン

理由①:まるで氷のような冷たさ!首の後も横もキンキンにクールダウン

「SUO WBAND」の最大の魅力は、群を抜いた冷却力の高さです!


検証では、装着前と装着後の首の体表温度が10分間でどれだけ下がったかを計測。「SUO WBAND」は表面温度(※)を平均1.55℃も下げられることがわかりました。電動タイプを含む14商品中、No.1の評価です。

サーモグラフィー「FLIR EX-Series」を使用。ネッククーラーを装着した周囲への冷却作用を見るために、冷却部分から1cm上かつ耳の穴の直下の表面温度を計測。

検証した商品のなかには、首の体表温度の低下が1.0℃以下のものが8商品もあったことを考えると、かなり性能が高いといえます。


実際に試してみたモニターからも、満足の声が上がりました。

  1. 首全体が覆われててしっかり冷たいので、ちょっと涼しい感じがする
  2. かなりひんやり感は強く、特に首の後ろがすごい冷える
  3. キンキンに冷たい感じでアイスを食べた時のキーンが若干ある

検証した商品のなかには、冷却部が首にしっかり当たっていなかったり、接触する面積が少なかったりして冷たさを感じにくいものも。その点「SUO WBAND」は、首の後ろ側に最大6cmもある大きな冷却部分がしっかり首に接触するので、よりひんやり感を得られやすいんです。

横山歩香(よこやまあゆか)
マイベスト キッチン・食品担当
横山歩香(よこやまあゆか)

電動ネッククーラーと比べても飛び抜けて温度が低く、冷凍庫で凍らせると、まさに氷のようにキーンと冷えます。ただ、使いはじめは結露が出ることがあるので、服を濡らさないように注意してください!

理由②:冷たさが1時間強つづく!買い物やペットの散歩が長引いても大丈夫

理由②:冷たさが1時間強つづく!買い物やペットの散歩が長引いても大丈夫

どんなに冷却力が高くても、持続時間が短いと実用的とはいえません。その点「SUO WBAND」は冷感の持続力も長く、クールリングのなかではダントツ!


検証では、冷凍庫で凍らせた商品に34℃の風を当て続け、28℃になるまでの時間をチェック。その結果、「SUO WBAND」は1時間45分もの間、冷感をキープしました。


また、同じPCM素材を使ったクールリングでも、持続時間は15分〜2時間近くとかなりの差が。今までは"28℃以下で自然凍結"の商品がメインでしたが、冷たさが1時間以上続くのは最近出てきた「18℃」もしくは「24℃」以下で凍結するものでした。「SUO WBAND」も、18℃以下で自然凍結するタイプです。


さすがに最長4時間ほど冷たさが続く電動タイプに比べると見劣りしますが、クールリングとしては、持続時間がかなり長いといえます。


2時間近くひんやり感が保てるなら、夕飯の買い物やペットの散歩など所用が長引いても、快適に過ごせるでしょう。

横山歩香(よこやまあゆか)
マイベスト キッチン・食品担当
横山歩香(よこやまあゆか)

電動タイプは満充電するのに、最長3時間もかかってしまう商品もあります。一方で、18℃以下で自然凍結する「SUO WBAND」は、冷凍庫に入れておくだけでキンキンに冷やせます。

理由③:動いてもズレにくい!サイズ調整できるから、首にぴったりフィット

理由③:動いてもズレにくい!サイズ調整できるから、首にぴったりフィット

首のサイズに合っていないと、そもそも冷却部がしっかり当たらず、思うように冷たさを感じられないことも。「SUO WBAND」はボタンで4段階の長さ調整ができるので、ぴったりフィットさせられます。


サイズ展開もS・ M・L・LLと豊富。子どもはSサイズ、大人はMサイズ以上が目安です。女性も男性も、ジャストフィットする大きさのものが見つかるはず。


動くのに邪魔にならないか心配になるかもしれませんが、やわらかい素材なので、擦れたり痛みを感じることはほぼありませんでした。


ただし、ぴったりフィットする反面、タートルネックなど首を締めつけるものが苦手な人には不向き。ある程度の圧迫感は許せる、とにかく冷感がほしい!という人のほうがおすすめです。


また、本体重量250gはほかのクールリングの商品と比較すると約100gほど重め。しかし実際に装着してみると、「同じぐらいの重さの電動タイプと異なり、SUO WBANDは重さを感じないほど軽やかな装着感でした」と好印象のコメントが寄せられました。

横山歩香(よこやまあゆか)
マイベスト キッチン・食品担当
横山歩香(よこやまあゆか)

ちょっとした外出に使うだけでなく、意外に家の中でも「あると嬉しい!」という場面が。火を使った料理をしているときや、洗濯・掃除・赤ちゃんのお世話などで体を動かしているときなど、家事や育児中の暑さ対策にもぴったりです。


また、クールリングは電動タイプと違って、汗で汚れても丸洗いできるのもポイントが高いです。

まとめ:冷却力&持続時間が優秀!巻くだけ「クールリング」がズルすぎる

まとめ:冷却力&持続時間が優秀!巻くだけ「クールリング」がズルすぎる

今回紹介したネッククーラーは、帽子や日傘と併用することで暑さを抑えることができるマストバイアイテム。首筋にぴったり装着すると火照った肌を簡単にクールダウンできます。持続時間も長いので、ちょっとした外出のお供になってくれるでしょう。


ちょっとした外出だけでなく、料理や掃除などの家事中にも、お風呂上りのクールダウンにも使えます。もちろん、長さを調節できるので、パートナーや夫婦間でシェアするのも全然アリ。


日本の夏は年々気温が上昇しているので、暑さ対策をしっかり行うのが大切です。手軽にひんやりできる便利アイテム、ぜひお試しください!


なお、長時間ひんやり感を持続したいという方は、電動タイプが第一選択肢になるので、こちらから評価や検証内容をチェックしてみてください。

(執筆/マイべマガジン編集部・坂本知大)


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#ネッククーラー #クールリング #SUO RING #暑さ対策

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