夜釣りや現場作業に便利だと評判の、グッド・グッズ 充電式 LED投光器 YC-45U。インターネット上では高評価の口コミが多く見られますが、「大きいわりに明るくない」「明るいが、広く遠くは照らせない」などの声もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気の高儀やアイリスオーヤマなどの投光器とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、投光器選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
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目次
良い
気になる
グッド・グッズ 充電式 LED投光器 YC-45Uは、夜釣りなどで狭い範囲を明るく照らす充電式の投光器を探している人におすすめです。高さ2.5mから最大照度で照らした床の平均照度は98.81ルクスと、比較した全商品の平均値93.16ルクス(※執筆時点)を上回りました。比較したなかでも明るい傾向があったコード式にも引けを取らない記録で、充電式としては非常に優秀です。
ただし、75ルクス以上の明るさで照らせたのは京間5畳程度と狭い範囲。「明るいが、広く遠くは照らせない」という口コミどおりの結果です。コード式の高儀のLEDワークライトは141ルクス・約33畳と広範囲を明るく照らせたのに対し、こちらは用途が限られるでしょう。バーベキューやスポーツの自主練習には不向きです。
とはいえ、機能面は充実しています。コード式にはなかった明るさの4段階調節や、スマホの充電ができるUSB出力を搭載。マグネットつきで金属面に貼りつけられるのも特徴です。防塵防水規格はIP65で、雨に濡れやすい場所でも故障のリスクは少ないでしょう。
やけどするほど発熱しなかったのもポイント。広範囲を明るく照らせた高儀やアイリスオーヤマの投光器は使用1時間で70℃ほどまで温度が上がったのに対し、こちらは43.3℃に留まりました。本商品のような充電式は発熱しにくい傾向があり、子どもやペットがいる家庭でも使いやすいですよ。最大光量での連続点灯時間は5時間1分で、作業や夜釣りに十分な時間照らし続けられます。
公式サイトでの販売価格は税込15,708円(※執筆時点)。重量は1.610gとやや重くかさばるものの、投光器としては珍しい充電式のため、防災グッズとしても備えておきたい一品です。スポーツや屋外レジャーなどで広範囲を照らす目的なら、ほかの商品もチェックしてみてはいかがでしょうか。
そもそも投光器とは、反射鏡やレンズによって特定の方向を強く照らす照明器具のこと。現在の光源はLEDが主流で、安全面やコスト面をとっても家庭用ならLEDを選ぶのがおすすめです。バーベキューやスポーツの練習、夜釣りやガレージ作業など、さまざまなシーンで活躍します。
今回紹介するグッド・グッズの充電式 LED投光器 YC-45Uは、4種類の点灯モードを搭載を搭載した商品。HIGHなら5時間、MIDなら10時間、LOWなら65時間照射できるとしています。災害時に使えるSOSモードは、点灯と点滅を繰り返して信号を送ることが可能です。USB出力ポートからは、スマホの充電もできますよ。
販売元は、大阪に本社を置き中国にも支社を構えるグッドグッズ。LED製品に特化してオリジナル製品の製造から販売までを手掛けており、防犯灯やイルミネーションまで幅広い商品を展開しています。
充電式のため、電源のとれない場所でも利用可能。マグネット・スライドハンドル・多機能U字型アームも備えているため、吊り下げ・床置き・手持ち・金属面への貼りつけという4通りの使い方ができます。仕事や趣味はもちろん、防災対策としても有効です。
光源にはLEDチップを9個搭載。消費電力は45Wです。防水等級はIP65の生活防水を備えています。
床置きで設置した際のサイズは、幅23×奥行14×高さ18cm。重量は1.61kgです。
今回はグッド・グッズ 充電式 LED投光器 YC-45Uを含む、投光器全9商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
はじめに、明るさ・照射範囲の広さを検証しました。
高さ2.5mの位置に固定した投光器を最大照度にして床を照らし、照らされた3m四方の範囲の四隅と中央の照度を計測。数値の平均照度の高いものを高評価としました。
同様の条件で照度が75ルクスを超えた範囲を計測し、照射面積の広いものを高く評価。なお、夜間の野外活動に必要な最低限の明るさとして75ルクスを基準値としています。
投光器の給電方法にはコード式と充電式があります。比較したところ、コード式は平均100ルクス程度と明るい傾向があったのに対し、充電式は平均69ルクス程度と大きな差がありました。
本商品は充電式ですが、コード式の平均値にあと一歩届かなかった程度。「大きいわりに明るくない」という口コミに反し、本商品は充電式ながらコード式と匹敵するほどの明るさです。近くにコンセントがない場合や、夜釣りなどで活躍するでしょう。
明るさと同様に照射範囲が広かったのはコード式。平均で充電式の4倍、約21畳ほども照らせました(※執筆時点)。高儀のLEDワークライトは約33畳、アイリスオーヤマのLEDベースライトAC式5000lmは約23畳を記録しており、コード式のパワーが伺えます。スポーツの練習などにも活用したいなら、コード式を選びましょう。
投光器を1時間使用しても温度が高くなりすぎず、使いやすいといえるでしょう。サーモグラフィーで計測すると、比較した全商品の平均が60.7℃(※執筆時点)だったのに対し、43.3℃とやけどをするほどの温度になりませんでした。
比較したところ、広範囲を明るく照らせたコード式は60℃を超える高温になった商品が多く、なかには73℃を計測したものも。対して本商品は充電式のため、それほど発熱せず子どもやペットがいる場所でも使いやすいですよ。
バッテリー持ちも十分で、満タンに充電したのち最大光量に設定したところ、連続点灯時間は5時間1分を記録しました。夜通しの作業には持ちませんが、ちょっとした作業なら対応できそうです。電源スイッチを搭載しているので、作業を一時中断するときはOFFにしておきましょう。
重量1,610g・体積5,796cm3と、どちらも比較した商品の平均を上回る結果です。全商品の平均値は重量1,291g・体積4,448cm3(※執筆時点)だったのに対し、大きくて重たいといえます。カバンに入れて重く感じないのは1kg程度。投光器としてはかさばるうえに重いため、持ち運びはしやすいとはいえません。
比較したところ、充電式の商品は重たい傾向がありました。全商品の約8割がコード式で、KIWENやMORSENのLED投光器は880gと軽かったのに対し、本商品は充電式ゆえに気軽に持ち運べるとはいえません。とはいえ、持ち手があるので、持ちにくさは感じにくいでしょう。
比較したところ、機能面でもコード式と充電式で違いが見られる結果に。コード式の商品にはなかった、明るさ4段階調節とUSB出力に対応しているのが魅力です。同じ充電式のEletorotのLED投光器にも2つの機能が搭載されており、充電式を選ぶメリットといえるでしょう。
USB出力はいざというときにスマホの充電などができるのが利点です。さらに本商品は投光器に珍しいマグネットも搭載。金属面があれば、好きな高さに自由に設置できますよ。
なお、比較したすべての商品が防水機能IPX4以上でした。本商品は防塵機能も備えているため、雨や砂ぼこりのある場所での作業にも使いやすいでしょう。
良い
気になる
幅 | 23cm |
---|---|
奥行 | 14cm |
高さ | 18cm |
重量 | 1.61kg |
設置方式 | スタンド式 |
光源 | LED |
消費電力 | 45W |
色・明るさ調節機能 | |
照射範囲選択機能 | 不明 |
USB出力ポート付き | |
マグネット付き |
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グッド・グッズの公式サイトは15時までの注文で最短翌日お届け。一部地域を除き全品送料無料です。1年保証もついています。
最後に、持ち運びがしやすく広範囲を照らせる商品をご紹介します。
高儀のLEDワークライトは、約33畳と広範囲を照らせるのが魅力。検証での平均照度は141ルクスと比較したなかでもトップクラスの明るさで、大人数が屋外で使用するのにぴったりです。コード式ですが1.29kgでコンパクトなため、持ち運びもしやすいでしょう。
KIWENのLED投光器は、0.89kgと軽量で奥行きが3cmと小さいため持ち運びに向いています。照射範囲は17畳と十分な広さで、屋外での使用にもぴったりです。電源スイッチがなくコードの抜き差しが必要なのは惜しいものの、1時間点灯しても53℃までと熱くなりすぎません。
良い
気になる
幅 | 26cm |
---|---|
奥行 | 5cm |
高さ | 22cm |
重量 | 1.29kg |
設置方式 | スタンド式 |
光源 | LED |
消費電力 | 60W |
色・明るさ調節機能 | 不明 |
照射範囲選択機能 | 不明 |
USB出力ポート付き | 不明 |
マグネット付き | 不明 |
高儀 EARTH MAN LEDワークライト WLT-60LAをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
良い
気になる
幅 | 20cm |
---|---|
奥行 | 3cm |
高さ | 16cm |
重量 | 0.89kg |
設置方式 | スタンド式 |
光源 | LED |
消費電力 | 60W |
色・明るさ調節機能 | 不明 |
照射範囲選択機能 | 不明 |
USB出力ポート付き | 不明 |
マグネット付き | 不明 |
KIWEN LED投光器をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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