Panasonic 電気衣類乾燥機 NH-D603は、お手入れの手間を軽減したい人におすすめです。使い捨ての紙フィルターが使えるため、比較した一般的な不織布フィルターのように掃除機でゴミを吸い取る必要がありません。「フィルター掃除がめんどくさい」との口コミに反し、フィルター交換だけでお手入れが完了します。衣類の乾きやすさはおおむね良好です。実際に標準モードで衣類を乾燥したところ、ワイシャツはしっかり乾燥できました。厚手の衣類はやや湿り気が残ったものの、「乾きがいい」との口コミどおり、薄手の衣類であれば十分に乾きます。乾燥にかかった時間は約3時間強と速くはないものの、不満のないレベルです。振動や運転音は比較的抑えられており、夜間や集合住宅でも使いやすいといえます。実際に計測した稼動音は54dBと、家庭用クーラーの室外機ほどの大きさでした(参照:日本騒音調査)。また、サイズは幅63×奥行50.5×高さ67.7cm。「少し大きく重い」との口コミどおり、スペースに余裕がある家庭向きです。一方、1回の電気代が111.6円と高めである点はネック。比較したなかには、1回あたり50円以下と約半分で済む商品もありました。対してこちらは1日1回の使用を1年間続けた場合、電気代は年間約40,734円と光熱費を抑えたい人には不向きです。お手入れのしやすさや静音性は優れていますが、電気代を抑えたい人やよりコンパクトな商品がほしい人はほかの商品も検討してください。<おすすめの人>お手入れの手間を軽減したい人集合住宅で使いたい人<おすすめできない人>電気代を安く抑えたい人設置スペースに余裕がない人
Yoqunaは大阪に拠点を置くポスティッチ株式会社の家電ブランドで、「機能性×デザイン×リーズナブル」を目指した商品を展開。衣類乾燥機「moondry 6kg pro」は4万円台で買えるリーズナブルな点が特徴で、UVでの除菌・消臭やタッチパネルなど、お手入れや操作性などにも意識が向けられた商品として販売されています。使い捨てフィルターを採用しており、お手入れするために掃除機を出す手間は少ないでしょう。乾きやすさの検証では、パーカーが多少湿っていたものの、ワイシャツとチノパンはともにカラリとした仕上がり。静音性の評価は平均的ですが、うるさいという印象はありませんでした。一方で、乾燥時間は約2時間40分と長め。また、電気代が85.87円と高めでした。電気代が気になる人は、本商品よりも電気代が安い商品を一度チェックしてもよいでしょう。本体サイズは幅59.0cm・奥行50.5cmとやや大きい印象。設置場所に制約がある場合には事前確認をしておいたほうがよさそうです。とはいえ乾燥性能やお手入れの手軽さを重視する人にとって、扱いやすいバランスモデル。本体価格も同じ6kgのモデルのなかで比べるとリーズナブルなので、コスパを重視する人にもおすすめできます。
ニトリの「3kg衣類乾燥機 NH30DE1」は、設置スペースが限られており、薄手の衣類を乾かしたい人に向いています。本体は幅48.0×奥行46.0×高さ67.5cmと、比較したなかでもコンパクトなサイズ。乾燥容量は3kgで、1〜2人暮らし向きです。限られたスペースを有効活用できる小型の衣類乾燥機といえます。標準モードで乾燥すると、ワイシャツは完全に乾きました。しかし、チノパンのポケットやパーカーのフードの奥などは湿っており、厚手の衣類は乾き切らない結果に。ワイシャツやTシャツを着る機会が多く、薄手の衣類をメインにしっかり乾かしたい人ならよいでしょう。静音性も高く、稼動音は平均57.3dBと検証したなかでは静かでした。ガタガタという大きな振動やモーターの駆動音を感じにくいため、集合住宅でも迷惑になりにくいでしょう。乾燥時間は3時間14分と長め。厚手の衣類を完全に乾かそうとすると、さらに時間がかかる可能性があります。また、電気代は1回62.00円で、1日1回稼動すると年間22,630円と高めに。毎日乾燥機を使う場合は、光熱費の負担が気になりそうです。お手入れサインがなく、使い捨てフィルターに非対応なのも惜しい点。吸気フィルターは月に一回、排気フィルターは使用ごとにお手入れする必要がありますよ。乾きムラがあり乾燥に少し時間がかかるものの、薄手の衣類がカラッと乾いたのはうれしいポイント。2人以下の家庭で、ワイシャツなど薄手の洗濯物が多いなら検討してみましょう。
SENTERNの「衣類乾燥機 7kg」は、静かで大容量な乾燥機を求める人におすすめ。容量は7kgで、オゾン・UV・高温によるトリプル殺菌をコンセプトとしています。実際に使ってみるととにかく静音。稼動音は53.4dBと音は感じられるものの、別の部屋にいれば気にならない程度の静かさです。モーターの駆動音が気になることもありませんでした。振動も少ないため、マンションでも気兼ねなく使えるでしょう。乾燥時間は短めで、2時間40分で乾燥が完了しました。一方、電気代は1回で65.72円とやや高く、1日1回稼動で年間約24,000円かかる計算です。肝心の乾きやすさもいまひとつ。薄手のワイシャツは脇下やポケットの中までしっかりと乾きましたが、厚手のパーカーは乾きムラがあり、全体的に湿り気を感じる仕上がりでした。左脇は乾いていましたが、右脇部分は脱水に掛けたばかりのような濡れ方です。チノパンも乾きムラがあり、全体的にしっとりしていました。厚みのある衣類の乾燥には時間がかかるでしょう。使い捨てフィルターは使えないため、都度掃除が必要なのもネック。お手入れサインがなく、タイミングがわからないのも気になりました。総合的に、乾きやすさやランニングコストより静かさと大容量を重視する人に適した衣類乾燥機といえるでしょう。傷みを気にしてニットやパーカーに乾燥機を使う予定がないなら、十分候補に入るでしょう。
韓国のメーカー、イルコ電子の家電ブランドESTILOの衣類乾燥機「ILD-321UPB-JP」は3kgの乾燥容量がある小型の商品。部屋の景観を乱さない、シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴の1つです。本商品は、衣類の乾きが甘かった点が乾燥機として大きな弱点。ほかの商品が乾かせていたワイシャツですら乾き残しがあり、目で見て明らかなほど色の違いがありました。パーカーのような厚手の衣類も乾きムラが強く、乾いていない箇所の水分は20%以上と、触ったときにじっとりとした感触を感じるほどの数値でした。乾燥時間が2時間24分と比較的短め。しかし、衣類がしっかりと乾いていなかったことを考えると、むしろ短すぎるといえます。最後まで乾かすならさらに長く乾燥する必要がありますが、その分衣類が長時間熱に当たることになり、傷みや縮みの原因になることに注意が必要でしょう。電気代の安さは高評価。1回で47.12円と1日1回稼動した場合でも年間で2万円を越えない程度。衣類乾燥機の電気代が総じて高いため、本商品はそのなかでも経済的な選択肢といえます。お手入れするフィルターは槽内にあるリントフィルター・排気フィルター・投入口手前にある吸気フィルターの3枚。本商品はお手入れランプがなく、いつ頃お手入れをすべきかの目安となるサインがありません。乾燥するたびにお手入れをするよう心掛けることがおすすめです。稼動中は振動がやや大きいものの、ガタガタとひどく揺れるほどではありませんでした。しかし、運転音は58.6dBと大きめ。リビングのような生活の中心でまわすときは、運転音が少々気になるかもしれません。
シー・シー・ピーの「レイアウトフリー衣類乾燥機ZJ-CD43」は乾燥容量は2.5kgの商品。商品名にもあるようにレイアウトフリーを謳っており、小さいサイズと丸みを帯びたフォルムが特徴的suです。重量が12.2kgと女性でも比較的運びやすい重さですが、取っ手がないことと丸みを帯びた形状はやや持ち上げにくい印象です。乾燥力はそこまで高くない結果で、ワイシャツのような薄い衣類はカラリと乾かせたものの、チノパンはポケットの中に水分が残っていました。また、パーカーも全体的に乾きムラが強く、乾いたとはいえない仕上がり。乾燥させる量を減らすか、厚手の衣類は乾燥後に軽く干しておくといった対策をする必要がありそうです。乾き具合には難ありですが、電気代が安い点は魅力。1回の使用で37.51円と、年間でも1.5万円かからない程度です。洗濯の頻度が低い一人暮らしの人であれば、電気代もさほどかからず、手軽に乾燥機を使えるでしょう。振動が少なく、運転音が静かな点もよいところの1つ。4つ足でしっかりと本体を支えられており、近くにいてもほとんど気になりませんでした。リビングのような人が多い場所での使用も、ほとんど問題ないといえるでしょう。乾燥にかかる時間は約2時間。衣類乾燥機としてはかなり短い時間で完了していました。ただし、厚手の衣類は乾きが甘いため、放置すると生乾き臭が発生する恐れがあります。長時間出かける前に開始させたい場合は、厚手の衣類は入れないのがおすすめです。お手入れは投入口手前にあるケース型のダストフィルターと、本体背面のスポンジフィルターの2種類。槽の奥はホコリが溜まってきたら掃除機で軽くお手入れする必要がありますが、ほかの商品よりはフィルターについたホコリが取り除きやすい印象です。
サンルック 衣類乾燥機 SR-ASMN206は、短時間でしっかり乾かせる小型の商品を探している人におすすめです。実際に綿麻モードで3時間乾燥させると、ワイシャツとチノパンはカラッと乾きました。厚手のパーカーはポケット内や裏地がやや湿っていましたが、全体的にはしっかり乾いている印象。比較した一部の商品にはワイシャツすら乾きムラがあったなか、小型モデルにしてはパワフルです。容量の約6割にあたる1.8kgの乾燥時間も2時間45分と短く、家事の合間に終わらせられるレベル。旧モデルのSR-ASMN205を含め多くの商品が3時間半以上かかっていたなか、お出かけ前にも使いやすいでしょう。電気代も1回あたり50.22円と、1日1回使っても年間18,000円程度。旧モデルでは年間2.2万・ほかの商品には4万円を超えるものもあったのに対し、光熱費の負担も少なめです。稼動音も54.4dBと比較したなかでは小さく、振動も控えめ。別部屋であればさほど気にならず、夜間や集合住宅でも気兼ねなく使えます。本体は幅48×奥行40×高さ56cmとコンパクトなので、限られたスペースにも置きやすいですよ。15.4kgと女性1人でも持てる重さで、取っ手もあるので場所の移動も簡単です。一方で、お手入れ面には懸念が残る結果に。比較したなかには使い捨てフィルターに対応しているものもあったのに対し、定期的にフィルター3枚分のホコリや糸くずを取り除く必要があります。お手入れサインがなく、掃除のタイミングがわかりにくいのも難点。2〜3か月ごとに別売りのフィルターに交換することが推奨されており、買い換えの手間がかかることも考慮しておきましょう。とはいえ、比較したほとんどの商品で手入れの負担はかかりやすい結果でした。公式サイトでの販売価格は36,060円(※2024念10月時点)と、小型の衣類乾燥機としては一般的。乾燥力が高く電気代も控えめなので、コンパクトな衣類乾燥機がほしい人はぜひ候補に入れてみてくださいね。<おすすめな人>短時間で衣類をしっかり乾かしたい人小型で設置しやすいものを探している人電気代を節約したい人<おすすめできない人>お手入れのしやすさをとにかく重視する人
ハイアール 9.0kg 衣類ケア乾燥機 jz-k90aは、乾燥力の高さを求める人におすすめです。実際に使うとワイシャツは水分がまったく残らず、チノパン・パーカーもポケットの中以外はしっかり乾かせました。比較した商品内ではパーカーの乾燥に手こずるものが多かったことをふまえると、薄物・厚物問わず乾かせ、洗濯の手間を減らせます。1回の乾燥時間は3時間42分と比較した商品内でも長いものの、電気代は安めでした。1回の乾燥にかかる電気代を調べたところ、比較した全商品の平均が65.73円(※2024年10月時点)だったのに対し、本品は54.25円を記録。毎日使用しても年間19,802円と光熱費が少なく済むため、使用頻度が高い人にも向いていますよ。静音性にも優れています。実際に本体から1m離れた場所での運転音の音量は52.9dBと、比較した全商品の平均約58.6dB(※2024年10月時点)よりも控えめでした。ガタガタという振動も気にならず、アパートなどの集合住宅で使用しても騒音の心配は少ないでしょう。ただし、お手入れサインがないのは惜しいポイント。メーカーからは使用ごとに排水タンク・フィルターの掃除が推奨されており、こまめなお手入れが負担に感じる可能性があります。また「サイズが大きい」との口コミどおり乾燥容量9kgと大型で、設置しづらいのも気になりました。設置スペースを確保できるか、購入前に確認が必要です。手入れの手間やサイズの大きさは懸念点ですが、パワフルな乾燥力でさまざまな衣類を乾燥させられるのは魅力。ECサイトでの販売価格は約13万円と高価(※2024年10月時点)なものの、大容量なので洗濯物が多い家庭でも活躍します。洗濯の時短につながるので、この機会にぜひ購入を検討してみてください。<おすすめの人>乾燥力重視で選びたい人頻繁に衣類乾燥機を使う人集合住宅などで騒音を防ぎたい人<おすすめではない人>設置スペースが限られている人できるだけ短時間で乾燥を済ませたい人初期費用をあまりかけたくない人
東芝ライフスタイル ED-60A4は、短時間で衣類を乾かしたい人におすすめです。実際に使用すると、厚手のパーカーこそ湿り気が残ったものの、ワイシャツ・チノパンはしっかり乾いていました。比較したほかの商品には薄手のワイシャツですら乾きが甘いものもあったことをふまえると、パワフルな乾燥力を備えています。標準モードの場合で1回の乾燥時間が2時間56分30秒と短いのもうれしいポイント。比較した全商品の平均である約3時間15分(※2024年10月時点)よりも短く、家事を時短をできます。1回の電気代は97.03円・毎日使う場合の1年間の電気代は年間約35,416円と安くはないものの、乾燥力の高さや乾燥時間の短さを考えれば気になりませんよ。運転音も控えめです。比較したなかには本体から1m離れた場所の音量が70dB近い商品もあったなか、本品は58.86dBと抑えられていました。モーター音も響かず、ガタガタという振動もみられません。アパートなどの集合住宅の人にも向いています。ただし、お手入れのしやすさは惜しい結果に。搭載のフィルターは糸くずフィルター・花粉フィルター・槽内に固定のバックフィルターの3つで、使い捨てフィルターには対応していません。お手入れ時期を知らせる機能も非搭載でした。メーカーからは使用するたびのお手入れが推奨されており、こまめな掃除が必要です。乾燥容量が6kgとたっぷり入る分、本体サイズは幅65×奥行52.5×高さ65cmと大きく、設置スペースは広めにとらなければなりません。購入前にはスペースを確保できるか確認しましょう。とはいえ乾燥力や静音性はかなり魅力的なので、性能を重視する人はこの機会にぜひ購入を検討してみてください。<おすすめの人>静かで乾燥力が高いものがほしい人集合住宅にお住まいなど近所迷惑を防ぎたい人<おすすめではない人>設置スペースを広く確保できない人お手入れの手間を減らしたい人
パナソニック 衣類乾燥機 NH-D605は、家事や仕事が忙しくフィルター掃除の時間がない人におすすめ。本商品は比較したなかでは珍しく、フィルターを使い捨てできるモデルです。ほかの商品はゴミをこまめに取り除く必要があるのに対し、汚れたフィルターを捨てるだけでよいのは大きな魅力でしょう。静音性の高さもメリット。多少の振動は発生しますが、ガタガタと大きく揺れるほどではありません。比較したなかには運転中の音が62.2dBに達するものもあったのに対し、本商品は55.7dBと控えめ。ときどき金属製の槽と衣類が触れる音が高く響いたものの、常時うるさくは感じないレベルです。デザインにもこだわりが。あらゆる空間になじむマットな質感で仕上げているほか、電源オフ時にはパネルの表示が消え、目につかないよう配慮されています。衣類を出し入れしやすさを考えて投入口を広く設けているのもポイントです。一方、肝心の乾燥力は物足りません。Yシャツ・チノパン・パーカーを乾かした結果、完全に乾いたのはYシャツのみ。チノパンとパーカーは生地が重なった箇所が濡れていました。標準コースは運転から終了まで約3時間30分もかかりますが、衣類によっては完全に乾かそうとするとさらに時間がかかるでしょう。電気代の高さもネック。ワットモニターを使って電気代を試算したところ、年間で40,847円もかかるとわかりました。なお、同時に比較した日立の衣類乾燥機「DE-N60HV」も同程度の電気代がかかりますが、洋服がしっかり乾いたので目をつぶれる範囲内といえます。厚手の衣類もしっかり乾かしたい人は、ほかの商品を検討してみてください。