パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
ドンキホーテ 3枚マルチグリル鍋 PT-GP30は、家族や仲間など大人数でたこ焼きを作りたい人におすすめです。実際に最大火力に設定し、生地を10分加熱。ひっくり返したところ、焼いた場所によるムラはほとんど気にならず均一な焼き色がついていました。比較したなかには鉄板の半分ほどしか色づいていない商品もありましたが、場所を変えることなくスムーズにたこ焼きを作れます。穴は3人以上で食べるのに丁度よい21個。火力は160・200・240℃から選べて、たこ焼きの保温もできました。穴は41mmと大きめで一度に90度ほどしか返せませんでしたが、大きなたこ焼きができるので食べる楽しみは増しそうです。プレートには串ガイドがあり、生地をたくさん流し込んでも均等に分けられます。消費電力は1,300Wと火力は十分です。普段からたこ焼きづくりをするモニターが実際に焼くと、「5分でひっくり返せた」と回答。しっかり焼くには10分かかりましたが、モニターからは「まんべんなく火が入る」と好評でした。予熱も5分と短く、焼き上がりを待つ間に会話をしていればそれほど待ち時間は気にならないでしょう。鉄板は取り外して洗剤で丸洗いできます。比較したなかには本体と鉄板がくっついていて、汚れを拭き取ることしかできない商品もあったのに対し、清潔を保ちやすいでしょう。本体も柔らかいふきんを濡らして拭くだけと、お手入れが簡単でした。電気式のため火災は起こりにくいものの、鉄板の周囲にガードがないところが気になります。簡単に鉄板に手が届くため、子どもと一緒に作るときに誤って触れないように注意してください。「きれいな焼き色がつきます」と謳うとおり電気式としてはきれいな焼き上がりで、待ち時間も許容範囲の本商品。気軽に使えるたこ焼き器を探している人は、ぜひ検討してください。
BRUNO コンパクトホットプレートは、子どもと一緒にたこ焼き作りを楽しみたい人におすすめです。火を使わない電気式なうえに、プレートはガードよりも1cm低めに設計されています。比較したほかの商品にはそもそもガードがないものがあったことをふまえると、プレートに触れにくく火傷の心配は少ないでしょう。予熱時間は5分と短く、肝心の火力もパワフルです。比較した電気式の商品は消費電力が650〜700Wのものが多かったのに対し、本品は1,200Wを備えています。実際にたこ焼きを焼くと調理開始からわずか5分で焦げ目がつき、使用したモニターからは「スピーディに焼けてストレスが少ない」と好評でした。焼きムラが少なかったのも利点。ヒーターは中央の4列分しかないため、「熱ムラがある」との口コミどおり中央と両端では温度差があったものの、焼き色の違いはひと目ではわかりませんでした。温度調節機能搭載により好みの焼き色に仕上げられるのも強みです。高火力かつ均一に火が伝わるため、短時間でどんどんたこ焼きを焼けますよ。返す際にはプレートの串ガイドに沿って串を通せば、生地を均等に切り分けられます。穴の直径がやや大きめなため90度ずつ返さなければならないものの、返しづらさを感じません。プレートはやや生地がくっつきやすいので、調理前には油をしっかりなじませましょう。手入れ時には、プレートを外して丸洗いできました。プレートを外すのに付属の木べらが必要なのは少し手間ですが、清潔に使い続けられます。安全面に配慮された設計かつ、短時間で仕上がりのよいたこ焼きを焼けるので、家族で囲んで使いたい人はぜひ購入を検討してみてください。<おすすめな人>食卓に置いて家族でたこ焼き作りをしたい人短時間でたくさんのたこ焼きを調理したい人温度を調節して好みの焼き色に仕上げたい人<おすすめできない人>手入れの手間をできるだけ減らしたい人
杉山金属 たこ焼き工場トントン KS-2614は、まんべんなく火が通った、おいしいたこ焼きを作りたい人におすすめ。実際に使うとどの穴にも均一に熱がまわり、12個のたこ焼きが同時に焼き上がりました。比較した商品には端がなかなか焼けないものもありましたが、熱ムラはほとんどありません。たこ焼きのサイズは、約45mmの大玉。試食したモニター6名からは、「形がきれいで、中はふんわり」「タコのコリッとした食感も楽しめる」と満足度の高いコメントが集まりました。インターネット上に「おいしいたこ焼きが作れる」という口コミがあるのにも頷けます。熱源は電気式で、温度調節機能付きです。「スイッチを入れるとすぐ熱くなる」との口コミに反し、200℃に達するのにかかった時間は5分20秒とやや遅め。比較した同じ電気式の商品には3分程度で到達したものもありました。待ち時間を減らすなら、材料を準備する前に予熱をしておくとよいでしょう。自動でたこ焼きをひっくり返す、自動返し運転機能の使い勝手もいまいちです。生地の量が多かったりプレートが十分熱くなっていなかったりすると、生地がくっついたままに。スルンとひっくり返るとはいえず、使い慣れるのにややコツがいりそうです。プレートは分解すると16パーツあり、「手入れが大変」という口コミどおり、洗うのに時間がかかりました。公式サイトでの販売価格は、税込11,000円(執筆時点)。たこ焼きのおいしさにこだわる人には向いていますが、使い勝手・洗いやすさも重視する人は、ほかの商品をチェックしてみてください。
BRUNO オーバルホットプレートは、おしゃれな見た目と豊富なプレートが魅力ではありますが、煙やにおいが発生しやすく、火力も弱め。お手入れの手間など、いくつか気になる点が見受けられました。また、Amazonなどの口コミでも指摘されているとおり、予熱に時間がかかります。今回の検証では、予熱完了までに5分49秒かかりました。火力は弱くないものの、焼いているうちに水分が飛んでしまうため、肉はややパサつきが気になりました。比較したなかには短時間でジューシーに焼き上がる商品も多かったので、おいしさ重視の人には物足りないでしょう。使用中に煙やにおいが発生しやすい点でも、評価を下げてしまいました。部屋の隅や置いておいた布からも脂臭を感じられたため、換気は念入りに行う必要があります。プレートの取り外しには付属の工具がいるうえ、焦げも落としにくく、お手入れも手間がかかる印象です。付属のプレートは、平面プレートのほかたこ焼きプレート・深鍋と比較した商品のなかでも多く、メニューによって使い分けられます。電源コードはマグネットプラグで安全ガードもついており、お子さんがいるご家庭でも使いやすいでしょう。熱ムラはほとんどなく、予熱の段階でほぼすべての面が均一に熱せられました。ムラになりやすい商品も多いなか、プレートの端までしっかり熱が行き渡ります。油はねもまずまず抑えられており、テーブルの後片付けも簡単ですよ。見た目重視なら検討する価値はありますが、実用性を重視するならほかの商品も検討するのがおすすめ。ぜひ下記の商品と比較してみてください。
BRUNO コンパクトホットプレート BOE021は、高火力で食材をサッとおいしく焼けるのが魅力です。実際に食材を焼いてみたところ、肉も野菜も効率よくスピーディーに焼けました。プレートの熱ムラもあまりなく、豚肉はカリッと香ばしく、野菜も旨味や甘みが残して焼きあげられますよ。一方で、プレートの汚れが落としにくいのは惜しいポイント。表面にフッ素樹脂加工はされてるものの、スポンジでゴシゴシとこすらないと汚れが落ちませんでした。使ったあとはあまり放置せず、すぐに洗った方がよいでしょう。煙の多さやにおい残りも気になりました。火力が強いと煙やにおいも生じやすいので、使用中はこまめに換気するようにしましょう。油も周りに飛び散りやすいので、食材から出た油はこまめに拭きとってください。販売価格は、執筆時点で税込10,450円(公式サイト参照)。おしゃれなデザインかつ省スペースという点は魅力なので、デメリットが気にならないならぜひ購入をご検討ください。一方、煙や油跳ねの多さ・後片付けの手間が気になる人は、ほかの商品をチェックしてみてはいかがでしょうか。
結論からいうと、岩谷産業 カセットガスたこ焼器 炎たこⅡは、たこ焼きの仕上がりにこだわりたい人におすすめです。実際に作ったたこ焼きは表面がカリッとしており、中はトロッとした食感が楽しめました。出汁や具材の旨味が引き立ち、今回比較したなかではトップレベルのおいしさです。あたたまるまでに4分以上かかった商品も多かったのに対し、1分39秒で200℃に到達し火力の強さは圧倒的。U字型のバーナーが使われているため、中央2列はあたたまり方が控えめですが、使いにくく感じるほどではありません。穴の周りに格子状の溝がついており、生地の量がかたよりにくいのもよい点です。火力は3段階で変えられるので、好みの食感に合わせて調節できます。また、生地がプレートにくっつきにくく、スムーズにひっくり返せるのも魅力です。使ったあとは、プレートの裏に凹凸がなく表面がなめらかなため、楽に汚れを洗い流せました。手入れの簡単さを重視したい人にもよいでしょう。公式サイトでの値段は、執筆時点では税込7,981円です。気になる人は、ぜひ検討してみてくださいね。