トリオ イノベーター INV-60は、周囲を気にせず静かに持ち運びしたい人におすすめです。実際に走行音を測定したところ59.1dBとかなり静かで、比較した商品に見られたガタガタ音はありませんでした。点字ブロックや段差での突っかかりもない滑らかな操作性で、夜間の移動が多い人にも重宝するでしょう。重量の実測値も約4.2kgと、そこまで重くありません。階段での持ち運びもしやすく、実際に使用したモニターからは「階段でもすんなり持ち上げられた」と好評でした。やや持ち手部分の狭さがありますが、比較したなかに多かった重量感のある商品と比べると、階段移動が多い旅先でも不便を感じにくいですよ。海外旅行先での荷物検査で備えておきたいTSAロックや、荷物を中に収納しやすいフロントドアがついているのも魅力です。比較した商品には少なかったタイヤストッパーもつき、電車や坂道でも転がってしまう心配は少ないでしょう。太いチャックと頑丈な本体で、専門家からも「大型スーツケースと同じつくり」と好印象です。しかし中に大きな仕切りがあり、収納力はいまひとつ。62Lと6日分の荷物を詰められる容量がありながら、実際の収納量は5日分がギリギリでした。比較したなかにはシンプルなスペースでたっぷり荷物が入る商品もあるのに対し、口コミどおりパッキングしにくい印象です。また耐水性も低く、シャワーをかけると中まで水が染み込んでしまいました。取り回しのよい商品ですが、収納力があり雨に強いスーツケースをお探しの人は、ほかの商品をチェックしてみてくださいね。
サムソナイト スーツケース モメンタスは、国内旅行用のMサイズのスーツケースを探しているすべての人におすすめ。比較した商品の平均重量が4168g(※執筆時点)だったのに対し、3350gと非常に軽量でした。持って階段を上がったモニターは、「軽くて持ち手も柔らかく手の負担が少ない」とコメント。小柄な人や力に自信のない人でも扱いやすいでしょう。動きも非常になめらかです。キャスターがクルクルとスムーズに動き、ストレスをほぼ感じず走行できました。ハンドルは4段階に調節可能で、使いやすい高さに合わせられる点もメリット。走行音も控えめで、比較した全商品の平均61.9dB(※執筆時点)に対して60.4dBでした。外で使っても悪目立ちすることはなさそうです。収納力も十分あり、5泊分の荷物を余裕を持って入れられました。底が深いつくりなので、かさばるアイテムも容易に収納できます。7L分の容量拡張機能も備わり、帰りの荷物が増えても対応できるでしょう。内部はメッシュポケットつきで、視認性も良好。TSAロックがついていた点も評価アップにつながりました。耐久性も高く、内部までしっかりとしたつくりです。比較したなかにはキャスターのつけ根がガタつく商品もありましたが、スーツケース修理の専門家である棚井さんからは「キャスターのつけ根が太く、回転もスムーズ」と好評。内装のフレームには丸い穴が多数空いており、軽量化や通気性をよくする工夫がされていました。ただし、防水性があまり高くなかったのは惜しいポイント。シャワーを30秒当ててから内部に入れた半紙の濡れ具合を確かめる検証では、半紙が半分以上濡れてしまいました。防水性はあまり期待できないため、雨の日はカバーをかけるなど工夫が必要です。ソフトタイプの商品で防犯性が高くないため、海外での使用は避けたほうが無難。とはいえ、使用感は全体を通して非常に優れていました。国内旅行用のMサイズのスーツケース探しで迷っているなら、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
Legend Walker スーツケースは、使い勝手のバランスがよいものがほしい人におすすめです。本体の重量は約2.9kgで、今回比較したなかでは軽め。重さが気にならないぶん、階段を上るときもそれほど苦労せずに運べそうです。縦向きだけでなく横向きでも持ち上げられるうえに、持ち手が伸縮してしっかりと握り込めるのもよい点といえます。水をかけると中に入れた半紙がわずかに濡れましたが、小雨程度であれば荷物にはあまり影響しないでしょう。持ち手など細かな部分の耐久性については若干不安があるものの、ボディはそれなりに頑丈です。運ぶときに路面のガタつきが手元に伝わるため、長時間の使用には向いていませんが、操作性が悪いわけではありません。実際に2泊3日ぶんのアイテムを入れてみると、ギリギリすべて収納できました。3つのメッシュポケットは小物が取り出しにくそうですが、荷物が少なめの人であればおおむね問題なく使えるでしょう。一方で、キャスターが回転する音がゴーゴーと響くのは惜しいところ。夜間に使うとうるさく感じる可能性があるものの、それ以外には全体的に大きな欠点はないので、ぜひこの機会に検討してみてください。
VARNICのスーツケースは、軽さと持ち運びやすさにこだわりたい人におすすめです。重量は約3.4kgと、今回比較したなかでもトップクラスの軽さ。持ち手にゴムが付いており、滑りにくいのもポイント。階段を上がる際も片手で楽に運べました。操作性も良好で、小回りしやすく段差でも引っかかりませんでした。ただし、長時間引くとやや重く感じるので、腕に負担がかかりすぎないよう注意しましょう。走行音は静音性上位のものに比べると大きめですが、早朝や深夜以外の時間帯であれば問題なさそうです。一方、気になるのは耐久性の低さ。ボディは頑丈につくられていますが、伸縮ハンドルのガタつき・持ち手の細さ・内部のバリ(不要な出っ張り)など、気になる点が見受けられました。持ち手のゴムも劣化が早そうなので、長く使いたい人はやや不満に思うかもしれません。とはいえ、肝心の収納力は十分で、5泊を想定した荷物はすべて収納できました。内部には2つのポケットがあり、荷物を整理するのに便利です。さらに、高い防水性やTASロック機能を備えているので、検討の価値は十分といえます。
トリオのイノベーター INV50は、小さな荷物が多い人におすすめです。ポケットが豊富についているので、仕分けしてきれいに収納できますよ。パソコンも入れられるフロントポケットつきで、貴重品の取り出しも簡単です。また、フロントポケットが、内部のメイン収納につながっているのもこの商品ならでは。比較したほかの商品よりも、出したい荷物へ素早くアクセスできました。3.3kgとやや重さはあるものの、横持ちにすれば階段の移動に大きな負荷はかかりません。小回りの利く操作性や静音性も優秀です。悪路や夜道もストレスなく運べるでしょう。ボディやキャスターに使われている部品の強度が十分で、耐久性もまずまず。防水性の低さは惜しい点ですが、TSAロック・タイヤストッパーなどの便利な機能もそろっています。雨の日の対策をしっかりすれば、旅行先を選ばず快適に使える一品です。
リモワ オリジナル チェックイン Mは、海外旅行にうってつけのMサイズスーツケースです。専門家による耐久性の検証では、アルミ製のハード・フレームボディや、質のよいコーナー・キャスターなど全パーツが支持され、比較したなかでもトップレベルの評価でした。布製やボディが薄い商品に比べ、破損の心配がある環境でも使いやすいでしょう。防水性も高いほか、TSAロックがついているのもうれしいポイント。海外の空港で荷物検査の際、施錠したまま荷物を預けられます。ロックダイヤルなので、カギをなくすリスクがないですよ。操作性の検証では、荷物をたくさん入れた状態で走行しているにもかかわらず、驚くほど軽い引き心地でした。小回りも利きやすく、アピールどおり360度どの方向にもスムーズに動かせます。点字ブロックなどの段差でも負担は少ないほか、走行時の耳障りな音もなく静音性も上々でした。拡張機能はないものの、容量は60Lと十分。実際に収納性をチェックした検証では、用意した5泊分の荷物がすべて入ったうえ若干のゆとりもありました。内部には、雑誌が入るほど大きなメッシュポケットが2つ。細かい仕分けはできませんが、ざっくりと荷物を分けられて便利ですよ。気になるのは、口コミにもあった重さ。約5.6kgと、比較したハードタイプのなかでも重めです。実際に商品を持って階段を上がったモニターからは、「腕の負担が大きい」「重労働」などの声が。また、税込 212,300円(執筆時点・公式サイト参照)と非常に高額です。とはいえ、その重さや価格に見合う頑丈さがあるので、長く愛用したい人はぜひ検討してみてください。
無印良品 キャリーバーの高さを自由に調節できるハードキャリーケース
無印 キャリーバーの高さを自由に調節できるハードキャリーケースは、大型スーツケースがほしいすべての人におすすめです。大きな欠点が見られず、比較した商品のなかでも総合力に優れています。容量は8日分の荷物がちょうど入る程度と十分です。内側には雑誌も入る大きなメッシュポケットが2つついています。シンプルな収納性で使いやすさも申し分ありません。本体は4.8kgと比較的軽いうえ、キャスターの動きもなめらかです。荷物を入れても重さを感じにくいので、力が強くない人でも扱いやすいでしょう。また、走行音が静かで音を気にせずに使えます。ハンドル・キャスターのつくりはしっかりしており、ボディの表面は傷がつきにくい仕様。耐久性・防水性が優秀なのに加え、TSAロック機能・タイヤストッパー機能を搭載しています。旅行先の環境にかかわらず快適に使える一品です。
ace.のパリセイド3-Zは、荷物が多くなりがちな人におすすめです。収納性は比較した商品中トップクラスで、2泊3日分の荷物を苦労せずに詰められました。また、フロントポケットは移動中に貴重品を取り出すのに重宝します。操作性も高く、実際に引いてみたところ、道の凸凹や障害物にもストレスを感じませんでした。正方形に近い形状は階段でもひじを曲げずに持ち上げられます。移動時の音も控えめなので、悪夜道も迷惑をかけずに移動できるでしょう。しかし、硬めの持ち手は伸縮しにくく、手が大きな人だと持ちにくさを感じる可能性があります。ボディ表面が傷がつきやすそうなのも気になる点です。しかし、ある程度の防水性があり、軽量ではない分全体的にしっかりとしたつくりをしています。TSAロック・タイヤストッパーと機能も充実。国内・海外どちらの旅行にも使いやすいので、迷ったらまず候補に入れてみてください。
American Tourister フロンテック
アメリカンツーリスター フロンテックは、出張先などで長時間歩く機会が多い人におすすめです。動き方がなめらかで、点字ブロックの上を通ってもタイヤが引っかかりません。ガタつきが手元に伝わりやすいほかの商品に比べると操作性が優れており、悪路での使用にも向いています。防水性が高いので、雨の日でも中の荷物が濡れてしまう心配は少ないでしょう。タイヤの音量は61.2dBで、使っているときにうるさく感じるほどではありません。TSAロックを搭載しているうえに、マチ幅を広げることも可能。フロントドアがあるため、立てた状態のままでも開け閉めできます。フロントドアの中にはメッシュポケット・PCポケットなどがついており、小物の仕分けをしたいときにも便利です。実際に2泊3日分のアイテムを入れてみると、メインの収納部分は底が深くて十分なゆとりがありました。しかし特殊な構造なので、慣れるまでは扱いにくく感じそうです。フロントポケットのファスナーが壊れると、メインの収納部が開けられなくなってしまうため注意しましょう。横向きで持つための取っ手がなく、階段が上りにくいのも惜しいところ。また約3.3kgで特別軽いとはいえないものの、スムーズに動かせるのでぜひ検討してみてください。
hands+ スーツケース ライトシリーズ フロントオープン
hands+のスーツケース ライトシリーズ フロントオープンは、走行音を気にせず使いたい人におすすめです。65dBを超える商品もあるなか、57.9dBと走行音の静音性はトップクラスでした。持ち手は2段階に調節が可能で、段差もスムーズに走行できます。約3.3kgと軽くはないものの、持ち手に安定感があるおかげで持ち上げやすさは良好です。ただし、縦長の形状で横持ちもできないため、階段を上がる際はやや労力が必要でした。収納スペースは2泊分を無理に詰め込めば入るといった具合で、余裕はありません。また、防水性にはほぼ期待できず、ボディや伸縮ハンドルの耐久性も物足りない結果に。とはいえ、壊れやすい傾向にあるキャスターが高強度なのはうれしいポイントです。フロントポケットやタイヤストッパーといった便利な機能も充実しています。気になる点はありますが、荷物が多くない人には十分な使いやすさでしょう。夜間の移動が多い人も、ぜひ検討してみてくださいね。