HiKOKI 165mm丸のこ ブレーキ付 FC6MA3は、低予算で購入できるコード式丸ノコを探している人におすすめです。実際に使うと、切断パワー・スピードともに十分。比較した14.4V以下のバッテリー式商品は切断中の失速やぐらつきが目立つこともありましたが、こちらはモニターから「とても早く切り落とせる」「安定していた」と好印象でした。詰まり感・振動も「ほとんど気にならない」と好評。比較したなかには力を入れないと止まってしまうものもあったのに対し、こちらはスムーズです。集中力が途切れることなく、最後まで快適に作業できるでしょう。比較したところ、コード式はバッテリー式に比べて取り回しにくい傾向がありましたが、こちらはコードが4.9mと長く使いやすいですよ。本体重量は3.02kgで、比較した商品は2kg台が多かったことを思うと口コミどおりやや重めです。とはいえ比較した結果、軽すぎる商品は安定感が少なくブレやすい傾向がありました。2.5〜3.0kg程度の商品は取り回しやすさ・安定感のバランスがよかったため、ほぼ3kgのこちらもほどよい重さといえるでしょう。付属品も充実。平行定規を使えば、長さ・幅を揃えてカット可能です。仕上がりの精度を高める工夫も十分。平行定規の接地面が広いため材料に密着し、まっすぐ切れるようサポートできます。傾斜調整目盛りの精度はわずかにズレがあったものの、DIYに使うには問題ない程度。ベースプレートも歪みにくいアルミ製なため、精度を保ちやすいでしょう。安全性にも十分な配慮が感じられました。ブレーキ機能・ハンドルグリップ・安全カバーなどを実装しています。ただし、上位にランクインしたBOSHの「GKS18V-57-2H」とは異なり、誤作動防止のセーフティボタン・キックバック反動低減機能はありません。機能面は高評価に一歩届きませんでした。価格は税込1万円前後(執筆時点・ECサイト参照)。比較した商品には2万円をオーバーするものも多く、低価格ながらパワー・取り回しのよさを兼ね備えた一台といえます。とはいえ、DCMの「CS-180D」は同価格帯で充電式・セーフティボタン搭載と、より機能性が充実していました。スペック重視で選ぶなら、ほかの商品を含めて検討するのもよいでしょう。
マキタ 電気丸ノコ M565は、コード式の丸ノコをお探しの人におすすめです。本体重量は3.13kg(実測値)と、「少し重い」との口コミどおり。しかし、比較したなかで重く扱いにくかった、MAFLENのノコ刃外径190mmの商品に対し、ほどよい重量による安定感がありました。外径は165mmで対応刃の種類が多く、仕上がりにこだわって変えたい人にもおすすめです。コンセントが必要なコード式ですが、4.7mのコード長により取り回しやすさは良好。比較したBoschなどのコードレスタイプにはおよばないものの、「コードがわずらわしい」という口コミほどではなさそうです。ブロア機能搭載により、切粉により下書き線が見にくいといったことも少ないでしょう。電圧100Vかつコード式ならではのパワーは、切断時の抵抗や振動をほぼ感じさせません。実際に使用したモニターからは「安定した速さで切り続けられた」とスピードも好評。比較した商品には、同電圧のコード式でもパワー不足を感じたものもあったなか、「パワーがあって切れ味がよい」との口コミどおり。大きな木材でも問題なさそうです。付属品には、まっすぐな切断に役立つ平行定規。チップソーは取りつけ済みでした。届いてすぐに使えるのはうれしいポイントです。また、切断精度を保つために必要な六角レンチを同梱していたうえ、本体への収納も可能でした。異常を察知してもすぐに締め直せるだけでなく、紛失リスクも低いでしょう。ベースプレートは耐久性が高いアルミ製で、補強設計までついている点も魅力です。平行定規は材料にしっかり密着。傾斜角度も、90度・40度ともに調節しやすくブレもほぼありませんでした。一方、表面は無加工。表面加工が施されたハイコーキなどの比較した商品に比べると、操作性には欠けます。両手ハンドルもなく、初心者には慣れが必要でしょう。安全機能もやや物足りない印象です。電源オフとともに刃を止めるブレーキ機能はついているものの、誤操作を防止するセーフティボタンが非搭載。刃の交換や本体調節時には必ずコードを抜きましょう。本体の跳ね返りを軽減するキックバック反動低減機能も備わっていないため、安全面を気にする人はほかの商品を検討してみてくださいね。
Bosch GKS 18V-57-2H PROFESSIONAL
ボッシュ コードレス丸ノコ GKS18V-57-2Hは、セルフリノベーションにも使えるパワフルな1台がほしい人におすすめ。実際に2×4材・1×8材を切断したモニターからは、「パワーがあり切断作業速度が速い」という口コミ同様の声が聞かれました。比較した抵抗を感じた商品とは違い、「高いパフォーマンスを発揮」という謳い文句どおりスムーズに作業できるでしょう。安全性もトップクラスです。誤作動を防ぐセーフティボタンや、指を離せばすぐに回転が止まるブレーキ機能を装備。比較した商品のわずか1割弱にしかなかった、機械の跳ね返りを低減するキックバック反動低減機能も搭載していました。破片の飛散を防げるうえ、作業効率の向上も期待できます。「コードレスで使いやすい」との口コミどおり、バッテリー式で場所を選ばず使えるのもメリット。重量は3.3kgとやや重いぶん、材料に密着して安定して使えました。比較した2〜3kgほどの軽さの商品とは、また違った取り回しやすさがありますよ。取りつけ済みのチップソーや平行定規が付属しているのも利点。商品が到着したらすぐに使えます。ただし、六角レンチは日本で主流の丸ノコに比べるとサイズが大きめ。他社の丸ノコには使えないので、覚えておきましょう。傾斜調整目盛りを45度に設定すると、若干ブレるのも気になるところ。とはいえ、使用に差し支えのない範囲といえます。大型の木材も短時間で切断できるので、とくにDIYやセルフリノベーションを考えている人は、ぜひ検討してみてください。
マキタ 165mm充電式マルノコ HS631DZSBは、シーンを選ばず使いたい人・マキタ製品にこだわる人におすすめです。「コードがなく作業が楽」との口コミどおり、コードレスタイプで取り回しやすさは優秀。比較した半数以上の商品が非対応だった手元を照らせるLEDライトも搭載し、場所を問わず活躍するでしょう。カットした木材の粉塵を吸い上げる集じん機との連動など、便利な機能も豊富です。比較したほかの商品にはチップソーが別包装のものがあったなか、独自の鮫肌チップソーはすでに取りつけ済み。平行定規や六角レンチもあり、付属品の充実度もトップクラスでした。マキタの18Vバッテリー対応商品であれば、バッテリーを使い回せるのも強みです。安全性への配慮も十分です。誤作動を防ぐためのセーフティボタンや、トリガーを離せばすぐ回転が止まるブレーキ機能を搭載。ハンドルグリップや安全カバーも付属していました。キックバック(本体の跳ね返り)を低減する機能はないものの、丸ノコに慣れていない人でも扱いやすいといえます。「サクッと切れる」との口コミどおり、切断しやすさも上々。実際に2×4材・1×8材をカットしたモニターからは、「切断スピードが速くスムーズ」との声が多く寄せられました。比較した商品には抵抗を強く感じたものもあったなか、「特殊加工で抵抗を軽減」との謳い文句どおり振動を感じにくいのも利点です。重量は3.12kgと軽くはありません。ただほどよい重量が材料に密着し、安定感があったのはよい点。「重くて扱いにくい」との口コミがありましたが、持ち上げる動作がそれほど多くなければ比較的負担は少ないでしょう。一方、ベースプレートに表面加工が施されてなく、少し滑りにくい点は惜しいところ。傾斜調整目盛りで合わせた角度より、約1〜2度のズレが生じることがあったのも気になります。付属品や機能の豊富さはメリットですが、仕上がりの精度を重視する人はほかの商品も検討してみてください。
ハイコーキ 36V コードレス丸のこ C3606DBは、大規模なDIYを効率的に楽しみたい人におすすめです。実際に使ったところ、電圧36Vのハイパワーでスムーズに材料を切断し、モニターからも「安定したスピードでカットできた」と好評。比較した18Vや14Vの商品よりも抵抗感なく気持ちよく切り進められ、「素早くきれいに切れる」という評判どおりでした。安全機能も充実しており、セーフティボタン・ブレーキ機能のほか、刃の跳ね返りを防ぐキックバック反動低減機能も搭載。チップソーを上にして置きやすいフラットカバーもついているので、誤作動による事故のリスクを減らせます。バッテリー式のコードレス仕様で、取り回しのしやすさも上々。3.3kgという重量もほどよく、安定感を保ちながら扱えました。従来品よりも切れ味がアップしたと謳うチップソーがつき、付属品の充実度も申し分なし。六角レンチは本体に取りつけられるので、わざわざ収納する必要がありません。ベースプレートに補強設計が施され、歪みにくいのも高ポイントです。さらにニッケルメッキの表面加工によって滑りがよく、なめらかに材料を切り進められました。ただ、傾斜目盛りは45度のみ少しだけズレてしまった点が惜しいところです。「メーカー従来品の約1.5倍の切断スピード」という謳い文句どおりの切断の速さは、大きな木材をカットするのにぴったり。ウッドデッキ作りなどワンランク上のDIYを楽しむなら、ぜひ検討してみてくださいね。
DCM 充電式丸のこ165mm18V CS-180Dは、DIY初心者でも扱いやすい丸ノコを探している人におすすめです。目を惹いたのは取り回しやすさ。バッテリー式でコードが邪魔になりません。比較した商品のなかでは2.5〜3kgのものは取り回しやすい傾向があり、約2.9kg(実測値)の本品も同様。ほどよい重さで材料に密着し、安定して操作できました。事故や誤作動を減らす工夫が詰まっており、安全に配慮した機能も充実しています。誤ってトリガーを引くリスクを軽減するセーフティボタンや、トリガーから指を離せばすぐに刃の回転が止まるブレーキ機能を搭載していました。丸ノコの扱いに慣れていない人にも向いているでしょう。便利な付属品も豊富です。木材をきれいにカットするのに欠かせない平行定規が付属しています。チップソー(刃)の調整に使う六角レンチもついているので、使用頻度が高い人にもおすすめ。六角レンチは本体に格納できるため、チップソーが緩んだときにサッと締め直せますよ。切断のスムーズさも高評価で、実際に使ったモニター全員が満足。比較した商品には、電圧14.4Vとパワーが小さく切断中に抵抗を感じるものがあったなか、本商品はパワー不足になりにくい18Vです。「パワーがある」との口コミどおり、木材にスッと刃が入りスピーディにカットできました。傾斜目盛りの精度も、90度・45度ともに良好です。一方で、作業の精度や耐久性はいまひとつ。比較したなかではベースプレートがアルミ製だと木材が滑りやすく感じましたが、本品はアルミではありません。補強設計や表面加工もなく、評価を伸ばせませんでした。保管時はプレートが歪んだり破損したりしないよう配慮してください。とはいえ、DCM 18V 充電式工具シリーズとバッテリーの互換性があるのは大きな魅力。電動ドライバー・レシプロソー・ブロワーなどさまざまな電動工具に接続できますよ。これから電動工具を一式そろえたい人にもおすすめなので、ぜひチェックしてみてください。