マキタ 電気丸ノコ M565は、コード式の丸ノコをお探しの人におすすめです。本体重量は3.13kg(実測値)と、「少し重い」との口コミどおり。しかし、比較したなかで重く扱いにくかった、MAFLENのノコ刃外径190mmの商品に対し、ほどよい重量による安定感がありました。外径は165mmで対応刃の種類が多く、仕上がりにこだわって変えたい人にもおすすめです。コンセントが必要なコード式ですが、4.7mのコード長により取り回しやすさは良好。比較したBoschなどのコードレスタイプにはおよばないものの、「コードがわずらわしい」という口コミほどではなさそうです。ブロア機能搭載により、切粉により下書き線が見にくいといったことも少ないでしょう。電圧100Vかつコード式ならではのパワーは、切断時の抵抗や振動をほぼ感じさせません。実際に使用したモニターからは「安定した速さで切り続けられた」とスピードも好評。比較した商品には、同電圧のコード式でもパワー不足を感じたものもあったなか、「パワーがあって切れ味がよい」との口コミどおり。大きな木材でも問題なさそうです。付属品には、まっすぐな切断に役立つ平行定規。チップソーは取りつけ済みでした。届いてすぐに使えるのはうれしいポイントです。また、切断精度を保つために必要な六角レンチを同梱していたうえ、本体への収納も可能でした。異常を察知してもすぐに締め直せるだけでなく、紛失リスクも低いでしょう。ベースプレートは耐久性が高いアルミ製で、補強設計までついている点も魅力です。平行定規は材料にしっかり密着。傾斜角度も、90度・40度ともに調節しやすくブレもほぼありませんでした。一方、表面は無加工。表面加工が施されたハイコーキなどの比較した商品に比べると、操作性には欠けます。両手ハンドルもなく、初心者には慣れが必要でしょう。安全機能もやや物足りない印象です。電源オフとともに刃を止めるブレーキ機能はついているものの、誤操作を防止するセーフティボタンが非搭載。刃の交換や本体調節時には必ずコードを抜きましょう。本体の跳ね返りを軽減するキックバック反動低減機能も備わっていないため、安全面を気にする人はほかの商品を検討してみてくださいね。
マキタの充電式インパクトドライバ TD173DRGXは、セルフリノベーションにも対応できる高機能なものがほしい人におすすめ。比較したほかの商品にはモードの切り替え機能がないものが多かったのに対し、木材・ボルト・薄板テクス・厚板テクスの4つを選択できる楽らく4モードを搭載。素材に合わせて使い分けできるのがメリットです。木材モードでは、トリガーを全開にしてもスタート時の締めつけスピードがゆっくりになり、ビスの落下や外れを防止。トリガーの引きやすさも良好で、力加減の調節をスムーズに行えました。トルクは弱〜最速まで4段階に切り替えできるのも利点。夜間に便利なリング状LEDライトもついています。充電式のため取り回しのよさも優秀。総重量は1.54kgとやや重めですが、重さのバランスがよく安定して操作できました。比較した全商品のヘッドサイズの平均が約152.1mm(執筆時点)だったのに対し、110mmとコンパクトな点も高評価。狭い場所でも作業しやすいでしょう。肝心のパワーも十分です。実際にホームセンターで購入できる木材SPFの2×4材に使用したところ、平均0.54秒でビスの締めつけが完了。比較した全商品の平均が0.71秒(執筆時点)だったことをふまえると、スピーディに作業を進められますよ。ビスを締めつける際の最大パワーを示す最大締めつけトルクも180N・mと大きく、パワフルな性能が備わっています。作業を快適にするための機能・パワーがそろっているため、ウッドデッキ作りといった本格的なDIYにも役立つでしょう。この機会にぜひ購入を検討してみてください。
京セラ インダストリアルツールズ 充電式インパクトドライバー BID-1415は、DIYに十分なパワーがある商品です。ビスを締めつける速さは、比較商品中トップレベルの0.53秒。比較した商品の平均時間0.71秒(※執筆時点)を下回る高成績です。優れたパワフルさがうかがえます。使いやすさも良好。トリガーの絞り方で、速度の調整が簡単にできました。また、バッテリーを含む重量は約1.4kgで、比較的軽量かつ重心も安定した設計です。比較では、総重量1.4kg以内かつ重心が手元にある商品だと、長時間の作業でも腕が疲れにくい傾向がありました。「軽くて使いやすい」という口コミと違わぬ使用感です。なお、モードの切り替えはありません。慣れていない初心者は口コミと同様に難しく感じる可能性があるものの、トリガーの絞り自体はなめらかにできます。また、コンパクトサイズを謳っていますが、ヘッドサイズは168mm。98〜110mm程度の商品が使いやすい傾向があったことを思うと、サイズ感はやや大きめです。細かい点で多少気になった部分はあるものの、総合的に使いやすくパワーもある本品。価格も比較したなかでは手頃な部類のため、DIYなどで手軽に使えるものを探している人によいでしょう。より使いやすいものがほしい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
Mira beau 充電式レシプロソーは、電動ノコギリを探しているすべての人におすすめです。太さ40mmの白木を切断するのにかかった時間は約16秒。全商品の平均時間である17.45秒(※執筆時点)よりも速く「付属の刃が役に立たない」という口コミに反する切断能力を発揮しました。軽く握るだけでパワフルに作動するため、はじめから安定した切り心地を体感できるでしょう。持ち手がスリムで握りやすい点も魅力。重心のバランスもよく、実際に使ったモニターからは「持ちやすい」「軽くて作業しやすい」との声が続出しました。コードレス仕様であるため、入り組んだ枝の間でも動かしやすいでしょう。騒音レベルを計測したところ、53.9dBと小さめだったのもよい点。比較した商品の平均値57.5dB(※執筆時点)よりも小さく、比較的音が気になりにくいとわかりました。これなら、住宅街でも使いやすいでしょう。「刃の装着・交換が簡単」との口コミどおり、ブレードの着脱しやすさも目を惹きました。比較した商品には着脱にツールが必要なものがあったのに対し、本商品はワンタッチでブレードを着脱可能。LEDライトがついているため、暗い場所でも作業しやすいでしょう。価格も手頃で、ECサイトで税込5,000〜6,000円程度で販売されています。使いやすさ・切断しやすさにも優れているため、DIY初心者にもおすすめです。電動ノコギリ選びで迷った際は、ぜひ購入してみてください。
DCM 充電式丸のこ165mm18V CS-180Dは、DIY初心者でも扱いやすい丸ノコを探している人におすすめです。目を惹いたのは取り回しやすさ。バッテリー式でコードが邪魔になりません。比較した商品のなかでは2.5〜3kgのものは取り回しやすい傾向があり、約2.9kg(実測値)の本品も同様。ほどよい重さで材料に密着し、安定して操作できました。事故や誤作動を減らす工夫が詰まっており、安全に配慮した機能も充実しています。誤ってトリガーを引くリスクを軽減するセーフティボタンや、トリガーから指を離せばすぐに刃の回転が止まるブレーキ機能を搭載していました。丸ノコの扱いに慣れていない人にも向いているでしょう。便利な付属品も豊富です。木材をきれいにカットするのに欠かせない平行定規が付属しています。チップソー(刃)の調整に使う六角レンチもついているので、使用頻度が高い人にもおすすめ。六角レンチは本体に格納できるため、チップソーが緩んだときにサッと締め直せますよ。切断のスムーズさも高評価で、実際に使ったモニター全員が満足。比較した商品には、電圧14.4Vとパワーが小さく切断中に抵抗を感じるものがあったなか、本商品はパワー不足になりにくい18Vです。「パワーがある」との口コミどおり、木材にスッと刃が入りスピーディにカットできました。傾斜目盛りの精度も、90度・45度ともに良好です。一方で、作業の精度や耐久性はいまひとつ。比較したなかではベースプレートがアルミ製だと木材が滑りやすく感じましたが、本品はアルミではありません。補強設計や表面加工もなく、評価を伸ばせませんでした。保管時はプレートが歪んだり破損したりしないよう配慮してください。とはいえ、DCM 18V 充電式工具シリーズとバッテリーの互換性があるのは大きな魅力。電動ドライバー・レシプロソー・ブロワーなどさまざまな電動工具に接続できますよ。これから電動工具を一式そろえたい人にもおすすめなので、ぜひチェックしてみてください。
HiKOKI 165mm丸のこ ブレーキ付 FC6MA3は、低予算で購入できるコード式丸ノコを探している人におすすめです。実際に使うと、切断パワー・スピードともに十分。比較した14.4V以下のバッテリー式商品は切断中の失速やぐらつきが目立つこともありましたが、こちらはモニターから「とても早く切り落とせる」「安定していた」と好印象でした。詰まり感・振動も「ほとんど気にならない」と好評。比較したなかには力を入れないと止まってしまうものもあったのに対し、こちらはスムーズです。集中力が途切れることなく、最後まで快適に作業できるでしょう。比較したところ、コード式はバッテリー式に比べて取り回しにくい傾向がありましたが、こちらはコードが4.9mと長く使いやすいですよ。本体重量は3.02kgで、比較した商品は2kg台が多かったことを思うと口コミどおりやや重めです。とはいえ比較した結果、軽すぎる商品は安定感が少なくブレやすい傾向がありました。2.5〜3.0kg程度の商品は取り回しやすさ・安定感のバランスがよかったため、ほぼ3kgのこちらもほどよい重さといえるでしょう。付属品も充実。平行定規を使えば、長さ・幅を揃えてカット可能です。仕上がりの精度を高める工夫も十分。平行定規の接地面が広いため材料に密着し、まっすぐ切れるようサポートできます。傾斜調整目盛りの精度はわずかにズレがあったものの、DIYに使うには問題ない程度。ベースプレートも歪みにくいアルミ製なため、精度を保ちやすいでしょう。安全性にも十分な配慮が感じられました。ブレーキ機能・ハンドルグリップ・安全カバーなどを実装しています。ただし、上位にランクインしたBOSHの「GKS18V-57-2H」とは異なり、誤作動防止のセーフティボタン・キックバック反動低減機能はありません。機能面は高評価に一歩届きませんでした。価格は税込1万円前後(執筆時点・ECサイト参照)。比較した商品には2万円をオーバーするものも多く、低価格ながらパワー・取り回しのよさを兼ね備えた一台といえます。とはいえ、DCMの「CS-180D」は同価格帯で充電式・セーフティボタン搭載と、より機能性が充実していました。スペック重視で選ぶなら、ほかの商品を含めて検討するのもよいでしょう。