結論からいうとアイリスオーヤマの富士山の強炭酸水は、サイダーのようなさっぱりした飲み心地が好きな人におすすめです。きめ細かな泡で、シュワシュワと心地よい刺激が楽しめます。炭酸濃度は4.43GVと数値的には強炭酸ですが、泡が小さいためやや弱めに感じる傾向にありました。しかし、飲んだ瞬間に泡が口の奥まで広がり、飲みごたえは十分です。水自体にも天然水らしいおしさがあり、試飲した6人のモニター・専門家の両方から好評を得ています。一方、3時間後に飲んでみると炭酸が少し抜けているような感覚があり、持続性はいまひとつ。ハイボールにしてもすぐ抜けてしまい、口コミにもあるように炭酸は抜けやすいといえます。飲みやすさはありますが、ガツンとした飲み心地を求める人には物足りなさを感じそうです。炭酸の強さ・持続性にこだわる人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
TOPVALU SPARKLING WATER 炭酸水
トップバリュ SparklingWater炭酸水は、フレッシュな甘さと香りが魅力です。白ぶどうのような甘みが口に入れた瞬間から感じられ、酸味もすっきりしています。モニターからは「単体で飲んでもおいしい」と好評でした。鼻から抜ける香りも爽やかで、後味にも余韻が残ります。炭酸は強めですが、気泡の粒が細かく、ごくごくと飲み進められました。また5時間常温で放置しても、炭酸はほとんど抜けず、甘い香りもしっかり残っています。時間をおくとデトックスウォーターのような味わいになったため、ガッツリ系の食事ともよく合うでしょう。500mLあたりの価格も68円と安く、購入し続けやすい点も高く評価されました。フルーティな味わいで飲みやすいので、炭酸水を飲み慣れていない人もぜひ一度試してみてください。
結論からいうと、スパークリングウォーター ノンフレーバーはサイダー代わりに飲みたい人におすすめです。クセがなく、泡がきめ細かいので口当たりのよさを感じます。炭酸濃度を表すGV(ガスボリューム)は4.61GVと比較したなかでもトップクラス。しかし、同程度の強炭酸でも、泡が大きな商品と比べて飲みやすかったのが印象的です。実際にmybestのモニター5人で試飲したところ、「さっぱりと飲める感じ」と支持を集めました。炭酸の持続性もまずまずですが、繊細な泡ゆえにハイボールにすると炭酸が抜けやすくなります。キレのない味わいになってしまうのに惜しさを感じました。雑味や苦味がないのでウイスキーの香りは立つものの、炭酸の弱さに物足りなさを感じる可能性があります。飲みやすい分そのまま飲んでもそこまで刺激は強くないので、ガツンとくる炭酸水を求める人はそのほかの商品もチェックしてみてください。
キリン キリンレモン キリンレモン スパークリング 無糖
結論からいうと、キリンレモン スパークリング 無糖は、脂っこい食事のお供におすすめです。試飲した専門家からは、「後味にかすかな塩気を感じ、さっぱり飲める」と好印象でした。謳い文句どおり、キリンレモンの味を感じたモニターも。一方で、レモンの香りや味をあまり楽しめず、口コミと同様に「レモン感がいまいち」と回答した人がいました。味・酸味がそこまで強くないため、ウイスキーとの相性もいまひとつです。炭酸濃度を計ってもると、3.49GVでした。「炭酸が弱い」という口コミがありましたが、全商品の平均を少し下回る程度です。強炭酸が好きな人には物足りませんが、適度に楽しみたい人には十分といえるでしょう。内容量は450mLで、価格は税込100円(執筆時点・公式サイト参照)です。砂糖が使われておらず、ゼロカロリーに抑えているのも魅力。キリンレモンを飲みたいけど、糖質やカロリーが気になるという人は試してみてはいかがでしょうか。
西田酒造の田酒 特別純米は、キレのある辛さ・渋みが魅力です。口に含むと、フルーティな軽めの甘みが広がります。舌先がピリッとするような辛み・渋みも感じられ、甘口・辛口好きどちらのモニターからも「おいしい」との声があがりました。飲み込んだあとでは米のコク・旨みが口内に現れ、後味はさっぱりしています。また720mLあたり1,502円と、今回検証した商品のなかでも購入しやすい価格帯なのもうれしいポイントです。口に入れた瞬間から飲み終わりまで変化する味わいを楽しめるので、ぜひ日本酒単体で飲んでおいしさを感じてください。
ビーフィーター ジンは、柑橘系の爽やかなお酒が好きな人におすすめです。実際に試飲した5名のモニターのうち4名が「飲みやすい」と回答。シトラスのフルーティさがメインで、アルコールの主張が強すぎません。比較したなかには、薬草の風味がするなど個性が強い商品もあったのに対し、クセのない万人受けする味わいで支持を集めました。キリッとした辛口で、謳い文句どおりのキレのある味わいです。後味には、オレンジピールのような苦味も楽しめました。毎日晩酌をするモニターからは、「ドライな飲み心地」との声が。口コミには「特徴のない味」との感想がありましたが、「王道のジンといった味わい」と好評でした。また、フルボディのワインが好きなモニターからは、「飲み疲れにくく、日常的に楽しめる」との意見も。「どんな料理にも合わせやすそう」との声もあり、幅広いシーンで楽しめるでしょう。本商品はジン王道の4銘柄のひとつ。原産地はイングランドで、華やかさが特徴です。香りは口コミどおり控えめながらも、レモンやライムのようなすっきり感がありました。ぜひライムをたっぷりと絞ったジントニックで、爽やかな風味を楽しんでみてはいかがでしょうか。