キレートレモン キレートレモン 無糖スパークリング
結論からいうと、キレートレモン 無糖スパークリングはジュース感覚で飲みたい人にはよいでしょう。レモン専門家の国吉純さんと一般モニター5人が試飲して検証したところ、酸味や苦味がしっかりと感じられ、味がかなり濃いめでした。しかし、人によっては好みが分かれる可能性があります。モニター5人のうちおいしいと回答したのは3人だけで、「酸っぱさが強い」との声も。専門家の国吉さんは「後味があまりよくない」とコメントしています。ウイスキーとの相性もいまひとつで、割り材としては不向きでしょう。本物のレモン果汁が使われていますが、国吉さんからは「粉のビタミンCの味が強い」という意見が寄せられています。しぼりたての果汁感が楽しめるほかの商品もあったのに対し、こちらは苦味が口の中に残りやすく「たくさん飲めない」とのことでした。炭酸量を測定した検証では、炭酸濃度を示すGV(ガスボリューム)は2.28GVを記録。「炭酸が弱い」という口コミがあったとおり、比較した全商品のなかでは炭酸が控えめです。すっきりしたい運動後には飲みにくく感じるかもしれません。炭酸の刺激とレモンフレーバーのバランスが取れたものがほしいなら、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
サンペレグリノは、微炭酸×硬水の組み合わせが好みの人におすすめです。「炭酸が弱い」との口コミどおり、炭酸の濃度は2.76GVと低め。比較した商品内では、3.5GV以上だと炭酸の強い刺激を感じられましたが、本品は泡のきめが細かくクリーミーな口あたりでした。胃にたまりにくいうえにゴクゴク飲めるため、普段の飲料水としてもよいでしょう。味わいの評価もまずまず良好です。冷やした状態のものをモニター97人が試飲したところ、57人が「おいしい」と回答。口あたりがやわらかく、「単体で飲むのにぴったり」「クセが少なく飲みやすい」など好評でした。ともにアクアソムリエであるガイドと監修者の江口さんにも試飲してもらうと、「ほのかな甘味のある上品な味わい」とコメント。比較したほかの商品には酸味が強くて飲みづらいものがあったなか、クセや雑味がなくすっきり飲めました。しかし、時間とともに味わいが変化したのは気になります。カルシウムなどを含むナチュラルミネラルウォーターを使用し、硬度は633mg/Lと硬水に分類。「あまりおいしくない」との口コミがありましたが、ぬるくなると硬水特有の苦味が強まりました。飲む際にはキリッと冷やし、1〜2時間程度で飲み切るようにしましょう。炭酸感が控えめでクセがなく、飲みやすいのが特徴の本品。とはいえ上位商品には、炭酸の爽快感をより楽しめるものもありました。パチパチした強い刺激が好きなら、ほかの商品もチェックしてみてください。
結論からいうと、スパークリングウォーター ノンフレーバーはサイダー代わりに飲みたい人におすすめです。クセがなく、泡がきめ細かいので口当たりのよさを感じます。炭酸濃度を表すGV(ガスボリューム)は4.61GVと比較したなかでもトップクラス。しかし、同程度の強炭酸でも、泡が大きな商品と比べて飲みやすかったのが印象的です。実際にmybestのモニター5人で試飲したところ、「さっぱりと飲める感じ」と支持を集めました。炭酸の持続性もまずまずですが、繊細な泡ゆえにハイボールにすると炭酸が抜けやすくなります。キレのない味わいになってしまうのに惜しさを感じました。雑味や苦味がないのでウイスキーの香りは立つものの、炭酸の弱さに物足りなさを感じる可能性があります。飲みやすい分そのまま飲んでもそこまで刺激は強くないので、ガツンとくる炭酸水を求める人はそのほかの商品もチェックしてみてください。
サントリー ジャパニーズジン 翠は、柚子・緑茶・生姜などの和素材を使用し、クセのないすっきりとした味わいが魅力。比較したほかの商品には、飲み心地がどっしり重いものがあったなか、モニターからは「喉ごしも後味もすっきりとしておいしい」「ジン初心者向き」などの声が挙がりました。口に入れると柚子のフルーティさが鼻に広がり、「スキッと爽やか」「フルーティで飲みやすい」との口コミにも納得。緑茶や生姜など、一般的なジンにはあまり見られない和素材が使われている点も見逃せません。ジン初心者にもおすすめですが、普段海外のジンを飲んでいる人はいつもと違う味わいを楽しめるでしょう。どのような料理にもマッチしやすい点も魅力です。「和洋折衷なんでも合う」「コンビニ弁当などにもよく合う」などの声が寄せられました。比較した料理に合わないと感じられた商品とは異なり、食事との相性を細かく気にせず気軽に楽しめますよ。食中酒にもぴったりです。ただ「味に深みがない」との口コミのように、すっきりしているがゆえに物足りなさを感じた人も。トニックウォーターの甘さに少し押され気味だった点も気になります。引きしまった豊かな味わいが好きなら、トニックウォーターで割っても奥深さを堪能できた上位商品も検討してみましょう。
結論からいうと、酒千蔵野 川中島 幻舞は、辛口好き・甘口好きの両方の人におすすめです。長野県最古の酒蔵「酒千蔵野」で作られた、女性杜氏の自信作といわれる一品で、華やかな香り・ふくよかな味わいをアピールしています。実際にmybestのモニター10名で試飲してみると、マスクメロンのようなフルーティな香りがふわっと広がり、そのあとしっかりと甘みを感じました。「ほどよい甘さ」「しっかり甘い」との声も。くどい甘さの商品とは違い、スッキリしているので万人受けしやすいでしょう。新しい日本酒にトライしたいけど、失敗はしたくないという人にも向いています。また、飲みこんだあとに感じるコク深さも好評です。口あたりは軽やかですが、飲んだあとにやってくる重厚なコクがあります。加えて、渋みやクセはほとんどなく、ほどよい酸味を感じました。シメサバなどの刺身と相性がよさそうです。数々の受賞歴がある人気商品ですが、販売量が少なく、いつでも購入できる商品ではありません。運よく見かけた際は、ぜひ購入してみてくださいね。
ビーフィーター ジンは、柑橘系の爽やかなお酒が好きな人におすすめです。実際に試飲した5名のモニターのうち4名が「飲みやすい」と回答。シトラスのフルーティさがメインで、アルコールの主張が強すぎません。比較したなかには、薬草の風味がするなど個性が強い商品もあったのに対し、クセのない万人受けする味わいで支持を集めました。キリッとした辛口で、謳い文句どおりのキレのある味わいです。後味には、オレンジピールのような苦味も楽しめました。毎日晩酌をするモニターからは、「ドライな飲み心地」との声が。口コミには「特徴のない味」との感想がありましたが、「王道のジンといった味わい」と好評でした。また、フルボディのワインが好きなモニターからは、「飲み疲れにくく、日常的に楽しめる」との意見も。「どんな料理にも合わせやすそう」との声もあり、幅広いシーンで楽しめるでしょう。本商品はジン王道の4銘柄のひとつ。原産地はイングランドで、華やかさが特徴です。香りは口コミどおり控えめながらも、レモンやライムのようなすっきり感がありました。ぜひライムをたっぷりと絞ったジントニックで、爽やかな風味を楽しんでみてはいかがでしょうか。