フンドーキン 吉野杉樽天然醸造醤油は、青魚に合う醤油を探している人におすすめです。実際に試食したところ、とくに刺身との相性がよく、魚の臭みを消しつつマグロの旨味をしっかり感じられました。比較したほかの商品には、醤油の味が勝って刺身の味が消えてしまうものがあったなか、「刺身と合う」との口コミどおりといえます。本商品は吉野杉の木樽でじっくり発酵・熟成された、大分県産の濃口醤油。豆腐にかけても食材の味を消すことなく、醤油の旨味がマッチしました。試食したモニターからは「豆腐の甘味がアップした」という声も。「素材の味を引き立てる」との口コミにも頷ける結果です。しかし、煮物との相性はまずまず。調味料ソムリエプロのMICHIKOさんは、「味が濃く大根の味がほとんど感じられない」とコメント。反対に、「醤油の味が薄く大根の苦味が強い」と回答したモニターもいました。煮物に使う場合は、好みに合わせて煮込む時間や醤油の量を調節する必要がありそうです。醬油をそのままなめると、塩味・甘味・旨味のバランスがとれたまろやかな味わいでした。ただ調味料ソムリエプロからは「味が濃すぎる」との意見もあったので、好みが分かれるかもしれません。比較したほかの濃口醤油には塩味が強いものもあったなか、「塩気が強い」という口コミのような意見はありません。香りを嗅ぐと、甘味のある熟成した醤油の風味をしっかり感じました。きのこを焼いているような独特な風味も印象的です。とはいえ、比較したなかには鰹節や鯛など定番の香りの商品も。万人受けしやすい香りを求める人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
ニビシ醤油 特級うまくち醤油は、これ1本で煮物の味つけもできる甘じょっぱい味わいが特徴的。大根の煮物を作ったところ、モニターからは「甘味・旨味があり煮物はこれだけで十分」との声が聞かれました。比較したほかの商品には甘味が少なく物足りないものもあったなか、砂糖なしでも煮物の味が決まりますよ。マグロと合わせたところ、試食に参加した調味料ソムリエプロからは「甘味で魚の臭みが消えた」との声があがりました。豆腐にかけても「ほどよい甘味と塩味が豆腐の味とマッチ」との意見があり、総じてどの食材とも相性は良好。「いろいろな料理に使えて万能」という評判どおりの結果でした。実際になめて醤油自体の味も検証すると、モニター7人中5人が「おいしい」と回答。比較した同じ甘めの醤油では「甘すぎる」という声がでたものがあったのに対し、醤油の塩味もしっかり感じられます。「甘さが足りない」との口コミがありましたが、九州出身のモニターも含め同様の感想はありませんでした。香りは、甘味と同時にもろみのような酸味のあるにおいが漂い、人によって好みが分かれる結果に。比較したなかでは、再仕込み醤油・たまり醤油のような強い塩味を感じる香りが高評価を獲得しており、甘味を感じる本商品はあまり支持を得られませんでした。比較的どの素材とも相性がよく、煮物の味つけにも便利な本商品。とはいえ比較したほかの商品のなかには、香りや旨味をより楽しめるものもありました。食材の魅力をさらに引き出せる醤油をお探しなら、ほかの商品も検討してみてください。
大野醤油醸造協業組合の大野紫は、淡白な味の食材に合う醤油をお探しの人におすすめです。実際に豆腐にかけて試食したところ、モニター7人中5人が「相性がよい」と回答。比較したほかの商品には醤油の塩味が強く、豆腐の味が薄れてしまうものもありましたが、本品は醤油の旨味がうまく絡まり、豆腐の甘味・クリーミーさが増しました。甘じょっぱい風味が魅力の甘口醤油で、単体での味わいは塩味・甘味・旨味とのバランスがとれています。後味はマイルドでしつこさがなく、専門家からは「王道の醤油」と好評でした。鼻を近づけると濃厚な香ばしさが広がり、香りからも食欲をそそられますよ。料理との相性もよく、大根の煮物に使うと醤油の味が染み込んで甘さを感じられました。今回は煮込み時間5分と短めだったこともあり、味付けの感じ方は好みがわかれましたが、素材の味が引き立っています。醤油の風味がほどよく残るため、だし巻き卵やお吸い物に使ってもよいでしょう。一方で、マグロの刺身との相性はいまひとつ。醤油・マグロともに味の主張が強く、それぞれのよさをあまり感じられません。魚の臭みもカバーできておらず、苦手とするモニターが半数以上いました。刺身のように味がしっかりした食材に使いたい人には不向きです。また本品は伝統的な製法で作られる限定品のため、100mLあたりの価格は500円台(※執筆時点)と比較した全商品のなかでも高め。贈り物には適していますが、普段使いにはあまり向いていません。上位商品にはよりおいしく、価格が手頃なものもあったので、気になる人はチェックしてみてください。
ヤマロク醤油の鶴醤は、刺身をよく食べる人におすすめです。実際にマグロの刺身につけたところ、口コミに反して、試食したモニター7人中5人が「相性がよい」と回答。比較したほかの商品には、醤油の塩辛さがマグロの旨味を消してしまったものもありましたが、本品は香りが魚臭さをカバーし、おいしさがアップしました。「香りやコクが感じられない」との口コミとは異なり、鼻を近づけると発酵由来の芳醇な香りが広がります。こってりした再仕込み醤油らしく、味わいは濃厚。酸味・塩味はやや強めですが、まろやかさも感じられます。後味には旨味が残り、モニターからは「甘味・旨味がほどよい」と好評でした。淡白な味の食材とも相性は良好。豆腐にかけると、醤油の香ばしい風味と大豆の甘さを楽しめます。試食した専門家からは「少量かけると大豆の味が引き立つ」とのコメントも寄せられました。豆腐の水っぽさに負けない、しっかりとした風味がありますよ。一方で大根の煮物をつくる際に使ったところ、見た目の濃さとは反対に塩気はあまり感じられませんでした。香りも弱く、複数のモニターが「見た目ほどの塩味はない」「醤油らしさがない」との声も。調理用ではなく、かけ醤油として使うのに向いています。また、100mLあたりの価格は240円(※執筆時点)と高め。濃厚な醤油を味わえるのは魅力ですが、普段使いするにはコストが気になります。上位商品にはどんな食材とも相性がよく、毎日の料理に使いやすい価格帯のものもありました。気になる人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
鎌田醤油 だし醤油は、味にこだわって選びたい人におすすめです。比較したほかの商品には塩味が強すぎるものがあったのに対し、塩味・甘味・旨味のバランスが絶妙でした。「塩味が強い」という口コミがありましたが、ちょうどよい塩加減でおいしく味わえるでしょう。本醸造醬油に加えてかつお・さば・昆布の一番だしをブレンドしており、実際に試食した7人のモニター全員が「味がよい」とコメント。調味料ソムリエプロからも、口コミどおり「単体でもおいしい」と好評でした。醤油自体の味わいを楽しめる商品といえます。香りも非常によく、口に入れるとだしの香りがふわっと広がりました。専門家も「食欲をそそられるよい香り」と評しています。比較した商品には香りが強く不快に感じるものもありましたが、モニターからは「だしの香りが主張しすぎずちょうどよい」と支持されました。豆腐にかけると、だしの風味が豆腐をやわらかくマイルドな味わいに。比較したなかには味が強すぎて豆腐の味を消してしまう商品があったなか、専門家からは「大豆の旨味を引き立てていておいしい」と好印象です。大根の煮物との相性もよく、だしが全体をまろやかにして旨味をしっかり感じられました。一方、刺身との相性はそこそこ。マグロにかけたところ、だし醤油の風味がマグロの味に負けてしまいました。素材の味が強い食材に合いにくいのは惜しいポイントですが、謳い文句どおりこれ1本で味が決まるのは魅力です。淡白な食材のおいしさを引き出したいなら、ぜひ購入してみてくださいね。