motorola moto g64 5Gは、3万円前後の予算で購入したい人におすすめです。比較した同価格帯のエントリーモデルを1歩上回る処理性能を備えています。ベンチマークスコアは約50万点と、SNSやサイト閲覧など日常使いには十分なレベル。口コミに反してバッテリー持ちもよく、ヘビーに使わなければ1日持ちます。30分間で52%まで素早く充電できるのもメリットです。IP52の防水性能・おサイフケータイ・デュアルSIM対応といった便利機能もひと通り搭載しています。液晶ディスプレイは色鮮やかさに欠けるものの、リフレッシュレートが最大120Hzに対応している点は魅力です。応答速度が速く、なめらかにスクロールできるでしょう。なお、利便性を高めるためのAI機能は非搭載です。価格のわりにはカメラ性能もよく、高発色で見栄えのする写真が撮れます。実際に写真を見たモニターからは「SNSにそのまま投稿してもよい出来栄え」というコメントが寄せられました。明暗差のバランスがよく、夜景もきれいに撮影可能です。比較したエントリーモデルの多くで発生していた白飛びは見られませんでした。しかし、写真にこだわりがある人には物足りないでしょう。比較した上位商品のように細部まではくっきり写せず、ポートレート・ズーム撮影は苦手な印象です。動画の解像感も低く、全体的に色味が暗めできれいには撮影できませんでした。口コミと違って手ブレ補正はある程度効いていたものの、細かなブレは気になります。負荷をかけると本体が発熱するため、重いゲームをプレイしたり、長時間使用したりするのも向きません。基本機能はしっかり抑えたエントリーモデルなので、コスパで選ぶなら選択肢になります。より快適にゲームしたり撮影を楽しんだりしたいなら、ほかの商品もチェックしてみてくださいね。
Google Pixel 8 Proは、写真や動画をきれいに撮れる、高性能なAndroidスマホがほしい人におすすめです。比較したPixel 8・Pixel 8aやほかのハイエンドモデルのなかでもとくにカメラ性能が優秀。「夜景もズームもきれいに撮影できる」との評判どおり、シーンを問わず高発色・精細な写りを堪能できました。写真を見たモニターも「拡大してもぼやけず、実物そのままのよう」と絶賛しており、思い出を美しく残したい人にぴったりです。動画撮影のクオリティも比較したなかでトップレベル。歩きながら被写体を追っても手ブレがしっかり補正されていました。動画の発色や解像度も写真と遜色ないほど高く、動きのある撮影にも活躍するでしょう。画面は有機EL・最大輝度は2,400nitと高性能で、日中の屋外でも画面を見やすいですよ。スクロールも引っかかりなく軽やかに動きました。処理性能も高く、「Antutuベンチマーク ver10.6.2」で測定したスコアは約104万点と高評価。比較したPixel 8が100万点・Pixel 8aが約87万点と高スコアでしたが、それを上回る性能です。高負荷時にも本体はそれほど熱くならず、重い3Dゲームも問題なくプレイできるでしょう。「もたつきなくサクサク動作する」との評判が寄せられるのにも頷けます。「バッテリー持ちはあまりよくない」との口コミに反し、バッテリー持ちも優秀。100%から20%まで減少するのにかかった時間は約17時間でした。Pixel 8を含めた多くのハイエンドモデルより長持ちするため、1日中使っても電池切れの心配は少ないでしょう。充電スピードも30分で44%まで回復するため、朝急いで充電したいときにも便利です。Google独自のAI機能も魅力。写真に写った不要なものを消去する「消しゴムマジック」や、指でなぞるだけで検索できる「かこって検索」・リアルタイム翻訳などに対応。さらにPixel 8 Pro・Pixel 8ならではの機能として、集合写真をきれいに撮影する「ベストテイク」も備わっています。普段使いからビジネスまでさまざまなシーンで役立つでしょう。そのほか、おサイフケータイやIP68の防水性能などの便利な機能も充実。執筆時点での公式価格は税込124,800円~と、Pixel 8シリーズのなかでは高額です。とはいえ気になる点がなく、比較した同価格帯の商品のなかでもとくにカメラ性能が高かったので、写真や動画のクオリティにこだわるならぜひ候補に入れて検討してみてくださいね。
AQUOS R9は予算を抑えつつ、処理性能は妥協したくない人におすすめです。ハイエンドモデルながら、SIMフリーモデルは10万円以下(※2024年9月時点)とお手頃価格。ベンチマークテストの実測値は約135万点と、比較したなかには100万点以下のモデルもあったなか高い数値をマークしました。日常的な操作はもちろん、3Dゲームも快適にプレイできるでしょう。「液晶がとてもきれい」との口コミどおり、画面性能も上々です。有機ELディスプレイ搭載で、鮮やかな色を再現可能。最大輝度は2,000nitと高く、日中でも明るく見えます。最大リフレッシュレートは240Hzに対応し、スクロールもなめらか。負荷をかけても本体が熱くなりにくく、長時間使いやすいといえます。比較したなかには10時間使用できないモデルもありましたが、本品は約17時間使用でき、バッテリーの持ちが良好。充電速度も速く、30分間で59%まで回復しました。防水防塵性能はIP68と、浸水・砂塵の影響を受けにくいのもポイント。おサイフケータイとして使えるうえ、デュアルSIMで電話番号を2つ所持できます。一方で、撮影した写真は発色が少し不自然で、解像感も高いとはいえません。全体的に明るく写る傾向があり、明暗差も控えめ。ポートレート撮影時には背景に強いボケ表現が入り、モニターからは「被写体と背景に一体感がない」など違和感が指摘されました。動画撮影時に手ブレをあまり抑えられなかったのも気になります。総合的にみると、処理性能・画面性能・便利機能などの基本スペックが高く、コスパのよいハイエンドモデルです。しかし最新のAI機能は非搭載。写真・動画のきれいさにこだわる人にもあまり向かないので、カメラ性能も高いスマホがほしいなら、ほかの商品もチェックしてみてください。<おすすめな人>予算を抑えつつ、処理性能に優れたスマホがほしい人バッテリー持ちのよさを重視したい人防水防塵・おサイフケータイなど、機能が充実したスマホがほしい人<おすすめできない人>写真・動画のきれいさにこだわる人
SHARP AQUOS sense9は、普段使いに快適なスマホがほしいけど予算は抑えたい人におすすめです。価格は6万円台(※2025年1月時点)のミドルレンジモデルで、SoCにはSnapdragon 7s Gen2を搭載しています。ベンチマークスコアは前モデルのAQUOS sense8から約7万点アップし、約60万点を記録しました。動画閲覧・容量の軽いゲームなどのエンタメを快適に楽しめ、発熱も気になりません。口コミに反してカメラ性能は高く、自然な発色で解像感の高い写真撮影が可能です。ズーム撮影はやや苦戦したものの、逆光下や夜景はきれいにに写り、シチュエーションを問いません。AQUOS senseシリーズ初の電子式手ブレ補正を搭載し、前モデルよりも手ブレ補正が強力です。滑らかで見やすい動画を撮影できました。画面サイズは6.1インチと、片手でも持ちやすいサイズです。有機ELディスプレイを採用し、最大リフレッシュレート240Hzに対応。色鮮やかで動きが滑らかに表示されます。バッテリー持ちも、比較したミドルレンジのなかではトップクラス。バッテリー残量が20%になるまでに19時間41分かかったので、1日中余裕で使えます。IP68の防水・防塵機能を備えているうえに、高耐久な設計です。米国国防総省が制定したMIL規格に準拠し、メーカーによる防水・落下などのテストをクリアしているので、長く使いやすいでしょう。デザインは「miyake design」が監修し、カメラ周りに曲線のある個性的なレイアウトに仕上げてあります。メーカーが日本のSHARPということもあり、おサイフケータイ・SDカードスロットなど日本人が好む機能もそろったコスパのよいスマホです。しかし、高グラフィックなゲームをサクサクプレイするのは難しく、最新のAI機能には対応していません。ハイスペックなスマホがほしい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。<おすすめな人> 6万前後のミドルレンジモデルで検討している人カメラ・画面の美しさなど基本性能は妥協したくない人バッテリー切れを気にせずに1日中使いたい人<おすすめできない人>高グラフィックなゲームをサクサクプレイしたい人かこって検索など最新のAI機能を使いたい人
Redmi 12 5Gは、3万円以下と低価格ながら処理性能は高めですが、口コミで指摘されていたとおりカメラの画質はいまひとつです。比較した上位商品のように鮮やかに発色せず、色味は薄暗く写ります。インカメラの画質はよかったものの、夜景写真では白飛びやノイズが気になりました。ズーム撮影した写真をチェックしたモニターからは「全体的にぼんやりと粗い」という意見もあがっています。動画の解像感は比較的良好ですが、手ブレ補正が効きづらく、上下左右のブレが生じました。また、ディスプレイは液晶で、比較した有機ELよりも鮮やかさが物足りません。視野角が狭いうえに最大輝度も550ニトと低く、日中だと暗く見えます。一方でリフレッシュレートは最大90Hzに対応し、スクロールはスムーズでした。処理性能は、比較したエントリーモデルのなかでは優秀です。同価格帯の商品はベンチマークスコアが30万点前後のものが多いなか、約41万点を記録しました。重たい3Dゲームには不向きですが、SNSやサイト閲覧などであればサクサク行えます。15分負荷をかけた際の本体温度は41.2℃で、発熱も比較的抑えられていました。バッテリー持ちはよく、画面を点灯・起動し続けた状態で11時間32分持ちました。急速充電に対応しており、30分で29%まで充電できます。AI機能はないものの、防水性能やおサイフケータイ・eSIMなど普段使いに便利な機能はしっかり搭載。microSDにも対応しており、記憶容量を最大1TBまで増やせます。価格は執筆時点で税込29,800円(※公式サイト参照)です。この価格帯では処理性能が優れており、日常生活で使うには十分な機能を備えています。予算を抑えたい人は購入を検討してもよいでしょう。ゲームを遊びたい人・動画や写真にこだわりたい人は、ほかの商品もチェックしてみてくださいね!