気になる部分の脂肪を減らせると人気の美容施術、脂肪溶解注射。しかし、ネット上には「左右差ができた」「老けた感じになった」との声もあり、リスクが気になる人もいるでしょう。
今回は、脂肪溶解注射の施術を受けるリスクを紹介します。失敗と感じてしまう理由や後遺症についても解説するので、参考にしてくださいね。
コンテンツ内に記載されている「ハイフ」は機器の出⼒や照射⽅法が適切に⾏われなければ、特に顔の神経障害を起こすリスクがある 難しい施術です(参照:消費者庁)。エステサロン・クリニック問わず被害の報告はあるため、リスクを認識した上で技術や知識のあるクリニックで施術を受けることを検討してください。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得し、マイベストでは予約サービス・クリーニング・クリニックなどの無形商材のサービスを担当。以前はローンやクレジットカードなど日常生活に身近なサービスを比較検証してきた。「生活を豊かにするサービスを提供すること」を心がけてコンテンツ制作を行なっている。
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本コンテンツに記載した効果および副作用等のリスクは一般的なものです。ご利用の際は各クリニックのホームページなどをご確認ください。
脂肪溶解注射は、手術をせずに脂肪を減少させられる施術です。しかし、施術後に後悔するリスクもあるので、よく確認したうえで検討しましょう。
脂肪溶解注射は、注入する薬剤の量や位置によって脂肪が減りすぎてしまい、理想とは異なる輪郭になる可能性があります。
一度に薬剤を注入しすぎると脂肪が減りすぎるため、医師と相談して適切な回数・間隔で施術を受けましょう。
脂肪が減少した分、皮膚が余ることでたるみが生じる可能性があります。とくに、もともと肌のハリが不足している人は、たるみが顕著に現れる可能性があるので注意が必要です。
もしたるみが気になる場合は、ハイフ(HIFU)やヒアルロン酸注射など、皮膚の引き締め効果が期待できる施術と組み合わせて行うことを検討するとよいでしょう。
注入部位によっては左右で脂肪の減り方に差が生じ、顔や体のバランスが崩れてしまうことがあります。これは、薬剤の注入量や注入位置が均等でなかったり、薬剤の効果が均一に現れなかったりすることが原因です。
とくにフェイスラインなどは左右差が目立ちやすいので、失敗したと感じる可能性があるでしょう。
思ったような見た目にならないリスクだけでなく、深刻な症状につながる恐れもあります。
脂肪溶解注射の薬剤に含まれる成分に対して、アレルギー反応を起こす可能性があります。かゆみ・発疹・腫れといった症状が出た場合には、クリニックを受診しましょう。
稀に呼吸困難や血圧低下などのアナフィラキシーショックといった重篤なアレルギー反応につながる可能性もあります。安全に施術を受けるためにも、アレルギー持ちの人は、必ず事前に医師に伝えましょう。
誤った部位に薬剤が注入されることが原因で、神経や血管を傷つけるリスクにつながる可能性があるので注意が必要です。脂肪溶解注射は解剖学の知識や高い技術が不可欠な施術なので、医師の経験値が求められます。
たとえば、顔面の神経が損傷すると、顔の表情に麻痺が生じるかもしれません。
脂肪溶解注射によって破壊された脂肪は、主に腎臓で分解・排出されるため、施術直後は一時的に腎臓に負担がかかることがあります。
とくに、一度に大量の薬剤を注入した場合や、もともと腎機能に問題がある人が施術を受けると、腎臓に悪影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。腎臓病などの持病がある人は、必ず事前に医師に相談し、施術が可能かどうかを確認しましょう。
脂肪溶解注射で後悔しないためには、クリニックや医師選びが重要です。施術を受ける回数やダウンタイム中の過ごし方によっても効果の感じ方は異なるので、しっかりチェックしましょう。
脂肪溶解注射の成功は、医師の技術力と経験に大きく左右されます。この施術は、薬剤の注入量・位置・深さを正確に見極める高い技術が必要とされるためです。
実績豊富なクリニックは、症例写真や口コミが豊富で、カウンセリングも丁寧な傾向があります。料金の安さだけでクリニックを選ぶのではなく、複数のクリニックでカウンセリングを受け、比較検討することが後悔しない選択につながります。
クリニックの選び方は、下記コンテンツで確認してくださいね。
脂肪溶解注射は、一度の施術で効果を実感することは難しい場合が多いため、複数回に分けて受ける必要があります。適切な間隔を空けて複数回に分けて注入することで、効果を高めることができますよ。
2〜3週間に1回のペースで、3〜5回ほど施術を受けると効果を実感しやすいでしょう。成功への鍵は、焦らずに医師の指示に従って施術を続けることです。
施術後のダウンタイムの過ごし方やホームケアは、リスクを軽減するために非常に重要です。
施術後は、腫れや内出血、むくみなどの症状が出ることがあります。ダウンタイム中は、注射部位のマッサージは控え、飲酒・激しい運動も避けましょう。クリニックから指示されたアフターケアを行い、術後の経過で異変を感じたときはすぐに医師に相談してください。
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