洗える敷布団のおすすめ人気ランキング【2025年12月】

洗えると謳っている商品でも、サイズの問題から洗濯機では洗えないものが多くあります。その場合、コインランドリーか自宅の浴槽で洗うことに。分割できるタイプならコンパクトサイズになるため、自宅の洗濯機で洗うことが可能になります。コインランドリーへ持ち込んだり浴室で洗ったりする手間を省けるでしょう。

分割できるもののなかには、3層構造など何層かに重なったタイプや、3つ程度のブロックに分けられるタイプがあり、汚れが気になるパーツだけ洗えるのが利点です。子どもがおねしょした場合などは汚れた部分だけ取り外して洗えば、丸ごと洗うよりも負担を軽減できるでしょう。

扱いやすいものを選びたいなら、素材選びは大切。高反発ファイバーなどのファイバー素材を使用したものは、軽くて扱いやすいのが魅力です。水はけがよいため、シャワーで流すだけで簡単に洗えます。また、汚れがひどくなければ洗剤が不要な点もメリットでしょう。

ファイバー素材は通気性のよさもポイント。洗ったあとは陰干しするのが基本ですが、浴室に立てかけておくだけでも乾きます。素材によっては水に濡れると重くなる場合があるものの、ファイバー素材は水を含まないので洗ったあとも楽に持ち運べるでしょう。

衛生面にこだわりたいなら、機能面にも注目してみましょう。洗える敷布団には、衛生加工が施された商品も展開されています。寝汗をよくかく人や、においが気になる人は、抗菌・防臭加工が施された商品がおすすめです。

また、アレルギーが気になる人は防ダニ加工がされたものをチェック。防ダニ加工には、ダニを寄せつけない薬剤を使っているものと、高密度の生地でダニの侵入を防ぐものがあります。薬剤が使われていることに不安を感じる人は、後者を選ぶとよいでしょう。

ただし、衛生加工のある敷布団でもこまめなメンテナンスは必要です。定期的に丸洗いすることで、より清潔で快適な睡眠環境を作れます。

寝心地の目安を知りたい場合は、商品説明欄や口コミを確認しましょう。購入前に好みの寝心地かどうかを知るのは難しい場合もあります。実際に試してから購入するのがベターですが、試すのが難しい場合はメーカーの公式サイトやECサイトの商品説明欄を参考にしてみてください。

とくに肌触り・厚みに関する記述を見ておくと寝心地をイメージしやすいです。購入者の口コミを参考にする場合は、自分の体型に近い人の意見を参考にするのがよいでしょう。

ソフトな寝心地のものを選びたいなら、ポリエステル素材をチェック。ポリエステル素材のわたは、ふんわりとしたやわらかさが特徴です。適度な弾力があるので、クッション性を好む人にも向いています。

ファイバー素材は通気性がよいぶん冬は寒く感じやすいですが、ポリエステル素材なら保温性があるため温かく眠れます。また、リーズナブルな価格のものが多いので、気軽に買い替えたい場合にもぴったりです。

腰にかかる負担が気になる人は、腰部分に硬さのあるものがおすすめ。敷布団がやわらかいと、腰が沈んで体がくの字に曲がってしまい、負担を感じやすくなります。腰部分が硬めのものなら腰が沈みにくく、負担を軽減できるでしょう。

メーカーによっては、硬め・やわらかめ・標準の3種類に分割できる敷布団も販売されています。腰部分は硬め、頭部はやわらかめ、足元は標準にするなど、体の部位に合わせて組み合わせを替えることで、自分に合った寝心地に近づけるでしょう。

子ども用に洗える敷布団を使いたいなら、年齢に応じたサイズをチェック。子ども用敷布団の種類と対応年齢は以下を参考にしてください。

• ベビー布団（3歳ぐらいまで） 70×120cm
• キッズ布団（6歳ぐらいまで） 90×140cm
• ジュニア布団（15歳ぐらいまで） 90×180cm

それぞれのサイズは目安なので、メーカーにより多少前後します。大人用に比べてサイズが小さい子ども用は、洗ったり干したりしやすいのが特徴です。汗やおねしょなどで汚すことが多いため、扱いやすく洗いやすいのは魅力でしょう。

ただし、ベビー・キッズ・ジュニアと年齢に沿って買い替えていくと、シーツやカバーなども買い替える必要があり、コストや手間がかかります。そのためベビー布団の時期が終わったら、大人用の敷布団を検討するのもよいですね。キッズ布団やジュニア布団は、お昼寝用布団として活用するのも1つの方法です。

0〜2歳頃の子どもには、うつ伏せの状態でも呼吸がしやすい商品を選ぶのが大切です。厚生労働省では、1歳までの赤ちゃんを寝かせるときは仰向けに寝かせるように推奨しています。しかし気をつけていても、知らないうちに寝返りをして、うつ伏せで寝てしまっているケースも。

布団がやわらかいと呼吸の妨げや窒息の原因になる可能性があるため、注意が必要です。高反発ファイバー素材を使用した敷布団なら、万が一子どもがうつ伏せになっても顔が沈みにくく通気性もよいため呼吸の妨げを予防できます。水洗いできる素材なので、衛生的に使用できる点でも子どもの寝具にぴったりでしょう。