【徹底比較】キッチンマットのおすすめ人気ランキング

家具やインテリアを多く取り揃えているニトリの「踏み心地にこだわった拭けるキッチン用フロアマット」は、約1.5cmと極圧さが特徴で、立ち作業に集中できると謳っています。

手入れのしやすさの検証では、撥水性が高く高評価に。表面にきめ細かいくぼみがあるにも関わらず、小麦粉・コーヒー・油を垂らした結果、すべて一度できれいに拭き取れました。また、マットのフチが緩やかな斜めカット加工で、ロボット掃除機が引っかかることなく掃除ができたことも加点ポイント。

すべりにくさの検証でも、マットを踏み込んだ際もまったく動かず、高評価を獲得しました。マットの裏に汚れがついている状態で踏み込んでもずれないので、床に水や油が飛び散ってもすべる心配がほとんどありません。

一方、衝撃吸収力が約50％と低めだったうえ、防臭・防炎加工がないことは気になりました。ただし、体圧分散効果は実証されているので、長時間料理をする際でも足に負荷が少なく、楽に料理ができるでしょう。

手入れのしやすさ、ずれにくさを兼ね備えており、体圧分散効果で疲れにくく、キッチンマットとして申し分なくおすすめできる商品です。

特筆すべきは裏面全体についたすべり止めシール。マットを踏み込んでもまったくすべらず、すべりにくさの検証では高評価を獲得しました。すべりにくさを重視する人にはもってこいの商品です。ただし、裏面のシールを保護するカバーをはがす作業に時間がかかったため、カッターの刃などを使ってはがすとよいでしょう。

手入れのしやすさの検証でも高評価を獲得。さっと拭き取るだけで、小麦粉・コーヒー・油のすべてを落とせました。毎日料理をする人でも、日々の手入れが楽に済みそうです。

一方で、衝撃吸収力はマットを敷かない状態とほとんど変わらず、惜しい結果に。床にものを落とさないよう、注意したほうがよいでしょう。

検証の結果、手入れのしやすさとすべりにくさにおいて高評価。特筆すべきは、水や油もはじく撥水性。水だけでなく、油汚れも拭くだけできれいになる点は魅力です。また、ロボット掃除機を走らせてもピタッと床に密着し動きません。

さらに、カットによる自由なサイズ調整が可能な点もうれしいポイント。床暖房に対応しており、防臭機能もついているので、機能の多いマットがほしいなら確実におすすめできるといえます。

一方、粉ものが落ちにくいという難点も。洗濯・拭き取りともに小麦粉が表面の繊維に絡まったため、お菓子作りなどを頻繁に行う人は避けたほうがよいかもしれません。

すべりにくく、洗えて拭けて油もはじくキッチンマット。「とにかく手入れが楽なものがよい」「すべりにくさを重視したい」という人におすすめしたい商品です。

すべりにくさの検証では両面テープのすべり止めがずれを抑制し、かなりの高評価。ロボット掃除機が角を通ってもめくれませんでした。日常生活のなかでマットのずれに悩むことはほとんどないでしょう。また、手入れのしやすさも良好に。コーヒーをこぼしても色移りせず拭き取れました。ただし油汚れは少しベタつきが残ったので、拭き掃除を念入りに行いましょう。

一方で、衝撃吸収力は十分とはいえない結果に。マットを敷かない場合と差があまり見られなかったため、落下の衝撃から床を守りたい人や、ふかふかの疲れにくいマットを探している人には合わないかもしれません。

素材に工夫がなされており「巻きグセが取れるまで使えない」ということは起きにくいでしょう。床暖房にも対応しているので、床暖房を使っている人や買ってすぐに使いたい人におすすめです。

大創産業の「キッチンマット」は、カラー展開が4色の商品。長さが95cmとやや小さいため、狭いキッチンにおすすめです。

検証では、すべりにくさが高評価に。汚れていない床ではもちろん、水やホコリがついた床の上でもほとんどずれませんでした。また、ロボット掃除機もスムーズに通過できるので床掃除も簡単でしょう。

一方、手入れのしやすさがまずまずの結果に。表面はカーペットのような質感で汚れが染み込みやすく、小麦粉・油・コーヒーの汚れはどれも落とせませんでした。そのうえ、抗菌や防カビ加工も施されていないので、清潔さを維持したい人は避けたほうがよいでしょう。

加えて、衝撃吸収力の検証でも、80%以上衝撃を吸収すれば満足ラインのところ、約73%と物足りない結果に。長時間キッチンで立ち作業する人は疲れを感じやすいといえるでしょう。

すべりにくく、ロボット掃除機も問題なく使えました。大きなすべり止め粘着テープが付属しており、ほこりが付着した際の耐久力にも期待できそうです。

ヨコヅナクリエーションの「拭けるキッチンマット モロッカン」は、防菌・防臭・防カビ・防炎を謳っており、機能性が高い商品です。

手入れのしやすさの検証では、小麦粉と油の汚れは拭き取ることができ高評価でしたが、コーヒーをこぼした際はうっすら汚れが残りました。撥水性があるものの、マットの表面に浅い溝が細かくあるので、汚れた際は溝に染み込む前に念入りに拭き取る必要があります。また、着色されている液体だと目立ちやすいので注意が必要です。

衝撃吸収力は約70%とまずまずの結果に。厚さ6mmでクッション性があり、ほどよく沈み込むのでキッチンでの立ち作業が疲れにくくなるでしょう。

裏面全体にすべり止めがあるので、きれいな床の上や少し水が溢れている程度だとほとんどすべらず使用できました。しかし、床の下にほこりのようなゴミが溜まるとすべりやすかったので、こまめに手入れできる人向きの商品です。

賃貸でも使える壁紙などを販売する壁紙屋本舗の「拭けるキッチンマットパターンコレクション」は、表面のビニールコーティングにより拭くだけで手入れが完了する性質と、インテリアに合わせやすい豊富なデザインを両立させた商品です。

衝撃吸収力においては低評価に。疲れにくさや床の保護ではなく、手入れのしやすさを重視したい人であればおすすめできる商品といえます。

ベガコーポレーションの「キッチンマット」は、ニュアンスカラーのデザインが特徴の商品。サイズ展開が2種類あるので、キッチンの長さに合わせて選べます。

検証では、すべりにくさが高評価に。すべり止めの吸着力が強く、汚れている床の上でもずれずに使えた点が好印象です。ロボット掃除機での床掃除もスムーズにできて便利でしょう。

毛足が長く汚れが目立ちにくいのもポイント。加えて、粉から液体までほとんど拭き取れたので、見た目がきれいな状態を保ちやすいでしょう。

一方、衝撃吸収力は約60%と物足りず、長時間キッチンに立ち続けると疲れやすいといえる結果に。また、防臭や抗菌といった衛生面を保つ加工が施されていない点も、評価が伸び悩む要因となりました。

女性から人気を集めているFrancfrancの「PVCキッチンマット」はクッション性のある、もちもちとした感触が特徴の商品。厚みが8mmと比較的厚く、料理中の足の疲れ軽減にも期待できそうです。

手入れのしやすさの検証では、小麦粉やサラダ油をきれいに拭き取ることができました。一方で、コーヒーは拭き取れたもののマットに染みが残ってしまった点は気掛かりなポイント。防炎機能がついているため、油はねや高温になった鍋が落下しても床を守れるでしょう。

すべりにくさの検証では、普通に敷いた状態でも低評価だったのに加え、水をかけた状態ではさらにすべりやすさが増したことで低い評価につながりました。また、ロボット掃除機はマットの上に乗らないため注意が必要です。

衝撃吸収力の検証では、まずまずの結果に。デザイン性が高く、拭けるタイプのキッチンマットがほしいなら選択肢のひとつに入るでしょう。