足を置いた瞬間に水気が吸い取られていくと評判のバスマット、トスレ 珪藻土マット。インターネット上では「肌触りが気持ちよい」と高評価の口コミがみられる一方で、「速乾性はあまり感じられない」との気になる声もあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、トスレ 珪藻土マットを含むバスマット全58商品を実際に使ってみて、使用感・吸水性・速乾性を比較してレビューしました。購入を検討中の人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
トスレの珪藻土マットは、使用後もさらっとした感触が長続きするバスマットをお探しの人におすすめです。実際に濡れたマット上に習字紙を置いたところ、含んだ水の量はわずか0.09g。比較した商品には5〜9gも重みが増したものもあったなか、「速乾性はあまり感じられない」との口コミに反して、表面はすばやく乾きました。
肌触りはよく、やや粒感がありながらもさらっとした不思議な感触です。珪藻土マットはざらつきが気になるものもありましたが、本品の触り心地はなめらか。足を乗せると自然に水が吸い取られていき、実際に使用した6名のモニターからは、「さらさらで気持ちよい」「快適な肌触り」と好評でした。
滑りにくさも高評価です。比較した布製の商品は300〜400gと軽かったのに対し、本品は2,500gと重さがあります。専用の滑り止めマットも付属しているため、足をゴシゴシ擦ってもずれませんでした。高齢の家族や小さな子どもが勢いよく乗っても、滑って転ぶ心配は少ないでしょう。
一方で、吸水性は物足りない結果に。2.0kgの水を張った桶に入れたところ、30秒間で0.3kgしか吸水できませんでした。比較したなかには、桶の水をほぼ吸い取れたものもあり、ビショビショのままお風呂から出てくると吸いきれない場合がありそうです。
謳い文句どおり速乾性には優れていますが、お風呂上がりにすばやく足を乾かしたい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
トスレの珪藻土マットは、両面使用可能で長く使い続けられるのが特徴です。吸水性・速乾性にこだわって作られており、使用後は壁などに立てかけなくとも置いた状態のまま乾燥すると謳っています。
販売元は、大正13年の創業より建材・建築工事業を営む東京スレート。同社のブランドであるトスレは、長年にわたって培った知識と技術をもとに、マットをはじめとするさまざまな珪藻土アイテムを手がけています。
マットの原料には、北海道稚内産の珪藻土・水酸化カルシウム(消石灰)・繊維を採用。独自の技術を用い、珪藻土が持つ細かな穴を塗料や樹脂で塞ぐことなく無着色に仕上げています。
強度を高めるため、表面がフラットな形状をしているのも魅力です。表面のロゴデザインには特殊な焼き付け加工を施しており、汚れが溜まる溝はありません。
サイズは幅59×奥行44×厚さ1cm、重量は2,500gです。お手入れ用の紙やすりが付属しているため、吸水力が悪くなってもすぐにメンテナンスできます。
抗菌・消臭効果に加えて、放射線・アスベストの有無は外部機関にて徹底的に検査を行っており、安全面に配慮されているのもうれしいですね。
今回はプレーンシリーズのスクエア型Mサイズを用意しましたが、ほかにもひとまわり小さいSサイズ(大きさ:幅44×奥行29×厚さ1cm)・オーバル型・ビーンズ型が販売されています。表面にモンステラ柄をあしらったハワイアンシリーズもあるので、好みにあわせて選んでみてください。
今回は、トスレ 珪藻土マットを含むバスマット全58商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、使用感の検証です。
6名のモニターが濡らした足を各商品で拭き取り、硬さや厚みをチェック。また使用時にマットが滑らないか・ズレを感じないかといった点にも着目して、総合的に評価しました。
実際に使用したところ、モニター6名全員が「肌触りがよい」と回答しました。素材にはさらさらの肌触りが特徴の珪藻土を使用しており、形は硬い板状をしています。足を乗せると自然に水気が吸い取られ、すぐに乾きました。
比較した同じ珪藻土マットの商品には、触り心地がざらついているものもありましたが、本品はやや粒感のありながらもさらっとした不思議な感触が高評価に。口コミどおりの結果といえ、モニターからは「なめらかな板の上に足を置いているみたい」と好評でした。
<肌触りのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
滑りにくさにおいても、モニター6人全員から「使用時にズレは気にならない」とのコメントが寄せられました。比較したなかには、布製のため重量が300〜400g台と軽いものがあったのに対し、本品は2,500gと本体に重さがあります。
専用の滑り止めマットも付属しており、足をゴシゴシ擦っても滑りませんでした。マット上では足踏みしても動かなかったため、勢いよく乗っても転倒の心配は少ないでしょう。高齢の家族や小さな子どもがいる家庭でも使いやすいといえます。
<滑りにくさのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
続いて、吸水性の検証です。2.0kgの水を張った桶にバスマットを30秒間放置し、吸い上げた水の重さを算出しました。
その結果、マットは0.3kgの水を吸収。比較した全商品の平均値が約0.7kg(※執筆時点)だったことをふまえると、吸水性はそこそこといえます。検証では本品と同じ珪藻土や綿・麻製の商品よりも、マイクロファイバーを素材に使用しているものはとくに吸水性が高いということがわかりました。
マイクロファイバー製の商品に比べると物足りないものの、30秒間で0.3kgの水を吸い取れたため、体がビショビショに濡れた状態でなければ問題なく使えます。入浴後は浴室内である程度体を拭いてから、マットに足を乗せると快適に乾かせるでしょう。
最後は、速乾性の検証です。バスマットに霧吹き50プッシュ分の水をかけて1分間放置したあと、上から習字紙1枚と板を置いて5kgの重りを5往復します。乾いた状態の習字紙と重さを比べ、習字紙が吸った水の量が少ないものほど高評価としました。
実際に習字紙を確認してみると、ほとんど濡れていませんでした。含んだ水の量は比較した全商品の平均値が約2.8g(※執筆時点)だったなか、本品は0.09gとわずかです。口コミに反して、速乾性は申し分ありません。さらっとした感触が長続きするため、家族みんなで使いたい人にも向いています。
トスレ 珪藻土マットは、Yahoo!ショッピング・楽天市場・AmazonといったECサイトで購入できます。形状やデザインの種類が豊富なので、ぜひ検討してみてください。
最後に、ほかのおすすめ商品をご紹介します。
山崎産業のSUSU抗菌ストロングW バスマットは、吸水性に優れています。特許取得のマイクロファイバーモールを素材に使用しており、桶に入れた2.0kgの水をほとんど吸収できました。長い毛足が指の隙間に入るため、すばやく拭き取れます。厚めでクッション性もあるので、肌触りもよいですよ。
チチロバの珪藻土マットは、珪藻土使用ながらやわらかい肌触りが魅力です。ひんやりした感触がないため、冬場でも心地よく使えます。吸水性も高く、30秒間で桶の水2.0kgのうち1.89kgを吸収できました。マットのズレもあまり気にならないので、小さな子どもがいる家庭にも向いています。
幅 | 60cm |
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奥行 | 45cm |
重量 | 474g |
素材 | マイクロファイバー |
滑り止め付き | 不明 |
抗菌加工 | |
防臭加工 | |
洗濯機対応 | |
乾燥機対応 | 不明 |
特徴 | おしゃれ |
山崎産業 SUSU抗菌ストロングW バスマットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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