オープンドア トラベルコを検証レビュー！ホテル予約サイトの選び方も紹介

ホテル予約サイトには、複数サイトの横断検索ができるメタサーチのサイトとそうではないサイトの2種類があります。できるだけホテルに安く泊まるなら、メタサーチのサイトから選びましょう。メタサーチなら複数の予約サイトの料金をまとめて比較して、最も安いサイトに遷移して予約できる点がメリットです。

たとえばメタサーチとそうでないホテル予約サイトで検索したところ、メタサーチで表示された最安値のほうが、1つのホテル予約サイトで調べた料金と比較して約7,000円安い結果に。メタサーチ以外のサイトではホテル探しと予約しかできないので、サイト間の料金の違いに気づけない可能性が高いといえるでしょう。

メタサーチで最安のホテルを見つけたら、そこから別のホテル予約サイトに遷移し、会員登録や個人情報の入力をして予約します。各ホテル予約サイトに遷移したときに、まれにメタサーチに表示された料金と異なる場合がありますが、情報が反映されるまでのラグによるものです。遷移先のサイトの料金が正しいと考えて問題ありません。

また、メタサーチだとホテルの選択肢も豊富なので、たくさんの種類のなかから探せる点もメリットです。ホテル予約サイトのなかにはリゾートホテルの取り扱いが少ないサイトもあったため、いろいろな予約サイトの情報をまとめて見られるメタサーチのほうが豊富な選択肢から選べるといえるでしょう。

基本的にはメタサーチがおすすめですが、PayPayを使っている人は、Yahoo!トラベルも選択肢になるでしょう。オンラインカード決済であればPayPayポイントが10%還元されるのがメリット。支払い方法に条件はあるものの、還元されたポイントを即時利用できるため、10％OFFで予約できます。

なお、お得にホテルを予約するためにポイント還元率を気にする人もいますが、Yahoo!トラベル以外のポイント還元率は1〜2％程度が一般的です。ポイント還元を狙うよりも、安くホテルを予約できるサイトを使うほうがお得なので、ポイント還元率はそこまで気にしなくてよいでしょう。

ちなみにYahoo!トラベルなら、一度会員登録すれば簡単に予約できるのもメリットです。メタサーチは料金を比較したあとそれぞれの予約サイトに遷移し、都度会員登録や個人情報の入力などの手間が発生します。

PayPayを使っていて、メタサーチ以外のサイトでお得に手っ取り早く予約したいなら、Yahoo!トラベルも検討してみてくださいね。

信頼できるホテル予約サイトを選びたいなら、海外サイトは避けるのが無難です。基本的にどのサイトもキャンセル料がいつからいくらかかるのか明記されていますが、日本の旅行業登録がない海外サイトは日本の旅行業法が適用されないので、トラブル時の対応が不十分な可能性がある点に注意が必要です。

海外サイトの多くは、日本の旅行業登録がありませんでした。トラブルが発生した場合に相談窓口が日本になかったり、日本の法律ではなく海外の法律に則って処理されたりするため、日本の旅行業法では受けられるはずの弁済が受けられないことがあります。

大きなトラブルが起こるケースは稀ではあるものの、信頼できるサイトで予約したいなら、日本のホテル予約サイトを選びましょう。なお、Yahoo!トラベルも旅行業登録がありませんが、そもそも旅行業登録が必要なサービスを行っていないので気にする必要はありません。

また、海外系のホテル予約サイトは、チャットや電話の問い合わせで日本語が通じにくくコミュニケーションが取りづらいという口コミも見受けられました。

予約の手間を省きたいなら、交通機関とホテルがセット予約できるサイトがおすすめです。ホテル探しとあわせて新幹線や飛行機を同時に予約できれば、別々のサイトで比較したり予約したりする手間が省けます。

今回検証したホテル予約サイトのなかでは、多くのサイトでホテルと航空券や新幹線・特急とのセット予約が可能でした。ただし、予約できる時間帯が朝や夜に限られているケースが多く、時間帯の変更に追加料金がかかることがある点はデメリットといえます。