肌にうれしい成分をたっぷり配合していると評判の、CANMAKE(キャンメイク) パーフェクトセラムBBクリーム ナチュラル。「ヨレにくい」という声もある人気商品です。しかし、なかには「カバー力がない」「ムラになりやすい」などの口コミもあり、購入しようか迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、キャンメイク パーフェクトセラムBBクリーム ナチュラルを含むBBクリーム全31商品を実際に使って、毛穴カバー力・シミカバー力・厚塗り感のなさ・崩れにくさ・使用感を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
マイベストが行っています
「ノンコメドジェニックテスト済み」は、すべての人にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。「アレルギーテスト済み」は、すべての人にアレルギーが起きないということではありません。「パッチテスト済み」は、すべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。
本記事における「透明感」は、メイクアップ効果により肌が明るく見えることを指します。
目次
良い
気になる
キャンメイク パーフェクトセラムBBクリーム ナチュラルは、手軽に購入できる商品をお探しの乾燥肌さんにおすすめです。商品を使ったモニターからは、崩れにくさが好評。比較した大半の商品と同様に塗布直後のうるおい感を長く保て、カサつきやメイク割れを防げました。「乾燥しにくい」という謳い文句どおりの結果です。
一方、「ヨレにくい」との口コミに反し、皮脂崩れにはやや弱めです。比較した商品には乾燥・皮脂の両方に強いものもありましたが、こちらはモニターから「ドロッとした」「汗でベトベトになった」と指摘があがりました。暑い夏場には使いづらい場合があるため、乾燥しやすい秋・冬に使うのがよいでしょう。
使用感はもう一歩といったところ。コンパクトで中身を取り出しやすい容器はモニターから人気でしたが、クリームの質感はモニターの意見が二分。みずみずしいテクスチャが伸ばしていくうちに固くなり、「伸ばしにくい」「ムラになりやすい」という口コミどおりの声が聞かれました。比較したなかにはサッと塗布しやすい商品もあったため、惜しい結果です。
カバー力もそこそこ。塗布前後の肌を肌診断器で撮影し比較したところ、目立つ毛穴の数の減少率は61%ほどでした。比較した商品には80%近く減ったものもあったため、物足りなさを感じます。そのうえ、目立つシミの数の減量率は32%と少なめ。塗布後はセミツヤ肌に仕上がるもの、塗っている感が出やすいのも気になりました。
執筆時点の値段は税込880円(公式サイト参照)で、全国のドラッグストアやバラエティショップなどで気軽に購入できます。はじめての人でも挑戦しやすいでしょう。とはいえ、よりカバー力や仕上がりにこだわる人は、ほかの商品を検討してください。
BBクリームとは、日焼け止め・下地・ファンデーションなど多数の機能を持つメイクアイテム。メイクの時短が叶うほか、毛穴や色ムラなどのカバー力が高い商品が多い傾向にあります。
今回は、手頃な価格帯で人気を集めるキャンメイクの、パーフェクトセラムBBクリームをご紹介。マスクをしていても乾燥しにくく、モチッと肌が長続きすると謳っています。
UVカット指数は、SPF50+・PA+++。日常使いだけでなく、マリンスポーツ・スキーといったレジャーシーンにも適した数値です。
BG・グリセリン・プロパンジオールをはじめとする、美容液顔負けの29種の保湿成分を配合。肌をひきしめるユキノシタエキスも入っています。
敏感肌の人も手に取りやすいよう、以下の成分は使っていません。
<フリー成分>
キャンメイク パーフェクトセラムBBクリームでは、01 ライト・02 ナチュラルの2色をラインナップ。なお、検証では02 ナチュラルを使用しました。
明るい肌に仕上げたい人には01が、健康的な印象が好みの人には02が好適。とはいえ、あまりに素肌の色とかけ離れていると、白浮きしたり肌がくすんで見えたりします。色選びの際は、首との境目が目立たないかを必ず確認してくださいね。
公式サイトでは、色選びを助けてくれるベースメイク カラーチャートも公開中。ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
単品使用であれば、洗顔料や石けんでオフできます。ただし、フェイスパウダーやファンデーションを併用した場合は、クレンジング料を使ってしっかり落としましょう。
今回は、キャンメイク パーフェクトセラムBBクリーム ナチュラルを含むBBクリーム全31商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
20~40代の5人の女性モニターが、BBクリームを肌に塗ります。塗布前後の肌の状態を肌診断器で撮影して比較し、目立つ毛穴・シミの数の変化を確認しました。さらに、モニターが実際に商品を使って、厚塗りに見えにくいかどうかをチェックします。
カバー力は、高評価までもう一歩といったところ。目立つ毛穴の数は塗布前と比べて61%減少に留まりました。比較したなかには80%近くカバーできたものもあったのに対し、毛穴カバー力はやや物足りません。
目立つシミの数の減少率も32%の減少と、そこそこの結果に。比較したなかには50%近くカバーしたものもあるため、こちらはシミカバー力もさほど高くありません。
比較したBBクリームはハイカバーで毛穴やシミを隠すのに特化している傾向がありましたが、こちらの補正力は控えめです。「カバー力が物足りない」という口コミどおりなので、肌のアラを隠したい人はコンシーラーを併用しましょう。
仕上がりについてのモニターの意見は二分。「素肌に近い」と答えた人がいた一方で、「塗っている感は出やすい」との声も聞かれました。きれいに仕上げるにはややテクニックが必要です。
仕上がりはセミツヤタイプです。比較したツヤタイプの商品は、若々しい印象に仕上がる傾向がありました。こちらはモニターに「もったりと見える」「ボソボソしている印象」とコメントした人がいたため、ハリ感のある肌を目指す人には物足りない場合がありそうです。
<厚塗り感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
20~40代の女性モニター5人がBBクリームを肌に塗り、6時間普段どおりに過ごしました。6時間後、乾燥崩れ・皮脂崩れしにくかったかをチェックします。
モニターが使ったところ、長時間経っても乾燥崩れしにくく、カサつきによるメイク割れや粉吹きはあまり見られませんでした。比較した多くの商品と同様に、モニターから「うるおい感がキープできた」「乾燥感は気にならなかった」とプラスの声が寄せられています。
「乾燥しにくい」という謳い文句どおり、乾燥肌の人でも使いやすいでしょう。
<乾燥崩れについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
一方、皮脂崩れにはやや弱めです。モニターには「ペトペト感がない」とコメントした人もいましたが、多数が「ドロッとした」「汗でベトベトになった」と皮脂崩れを指摘しました。「ヨレにくい」という口コミとは少々異なる結果です。
比較した商品には乾燥・皮脂崩れの両方を防ぎやすいものもありましたが、こちらは脂性肌の人にはやや使いづらい場合があります。とくに皮脂分泌の多いTゾーンや小鼻周りは、フェイスパウダーで抑えましょう。
<皮脂崩れについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
20~40代の5人の女性モニターが実際に商品を手に取り、塗りやすさ・ベタつきにくさ・容器の使いやすさをチェックしました。
塗りやすさはいまひとつです。手に出した瞬間はみずみずしい質感でしたが、速乾性が高いため「伸ばしにくい」という声がモニターから集っています。とくに肌に伸ばしきる前にクリームが固まりやすい点が指摘されました。
比較したなかではサッと塗ってもムラになりにくく、塗布しやすいものが高評価を獲得しましたが、固めのテクスチャで伸びにくいものは評価が伸び悩んでいます。こちらも同様で、「ムラになりやすい」という口コミどおりの結果でした。
少量ずつクリームを出して伸ばしたり、スポンジを使ってきれいに伸ばしたりするとよいでしょう。
<塗りやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
塗布後はベタつきが感じたモニターが多く、「パウダーをしたくなる」という声も寄せられました。
比較したなかにはティッシュオフをしなくてもベタつきにくいものもありましたが、こちらはティッシュオフをしてもベタつきがあり、オイル感が強めです。サラッと軽いつけ心地が好みの人には不向きでしょう。
<ベタつきについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
比較した商品はほとんどがチューブタイプで、なかでも先端が細めのものは量の調節がしやすく人気を集めました。こちらも、はじめてでもスムーズに使いこなせるでしょう。
<容器についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
仕上がり | セミツヤ |
---|---|
テクスチャ | サラサラ |
良い
気になる
分類 | 化粧品 |
---|---|
保湿成分配合 | |
シリコーン成分配合 | |
石鹸で落とせる | |
検証で使用したカラー | [02]ナチュラル |
特徴 | プチプラ |
内容量 | 30g |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
968円
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メリハリのある顔に仕上げるためには、パーツによってつける量を変えることが大切です。顔の中央やカバーしたいところへは濃く、フェイスライン・首などへは薄く伸ばすよう意識しましょう。
パフや密度の高いファンデーションブラシを使うのもおすすめ。スポンジや毛が余分なBBクリームを吸い取るので、自然に仕上げられます。
キャンメイクのコスメは、ドラッグストアやバラエティショップなどで販売しています。値段は30g入りで、税込880円です(執筆時、公式サイト参照)。
また、Amazonや@cosme SHOPPINGといったECサイトでも購入できますよ。
最後に、カバー力が高かった商品をご紹介します。
キュレル ベースメイク BBクリームは、高いカバー力が魅力の一品です。肌診断器で塗布前後の肌を測定すると、目立つ毛穴の数は80%、シミの数は58%減少しました。それでいてツヤのある素肌感を残した仕上がりが叶います。肌の上に伸ばすとなめらかな質感になり、扱いやすいのも魅力です。
雪肌精のホワイトBBクリーム モイストは、テカリ・皮脂ヨレが気になりにくい商品。カバー力が高いのに透け感のあるテクスチャが素肌感を残す仕上がりで、厚塗り感が出にくいといえます。検証では高いカバー力を発揮しており、毛穴やシミなどの肌悩みが気になりはじめた大人肌にもぴったりです。
仕上がり | セミツヤ |
---|---|
テクスチャ | なめらか |
良い
気になる
分類 | 化粧品 |
---|---|
保湿成分配合 | |
シリコーン成分配合 | |
石鹸で落とせる | |
検証で使用したカラー | 自然な肌色 |
特徴 | プチプラ |
内容量 | 35g |
キュレル BBクリーム 自然な肌色をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
仕上がり | ツヤ |
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テクスチャ | なめらか |
良い
気になる
分類 | 化粧品 |
---|---|
保湿成分配合 | |
シリコーン成分配合 | |
石鹸で落とせる | |
検証で使用したカラー | 02普通の明るさの自然な肌色 |
特徴 | プチプラ |
内容量 | 30g |
雪肌精 ホワイトBBクリームをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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