ユニクロ エアリズム 3Dマスクをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

まずは、つけ心地の検証です。

実際に4名のモニターがマスクを4時間着用し、フィット感や耳の痛み・ズレ・不快感の有無、呼吸のしやすさをチェックしました。

続いて、耐久性の検証です。手洗いで洗濯したあとに部屋干しで完全に乾かすという工程を20回繰り返し、洗濯前後の繊維を顕微鏡で比較。どれくらい劣化しているかをチェックしました。

その結果、繊維のほつれはほぼ見られず高評価を獲得。マスクの端に若干の毛羽立ちやヨレはあったものの、気にならない程度です。比較したなかには、少し強めに擦るだけでフィルターがボロボロになってしまう商品があったことを考慮すると、十分な耐久性を備えているといえます。

ネットを使用すれば洗濯機での洗濯も可能。お手入れしやすく長く愛用できるものがほしい人におすすめです。

次に、カット性能の検証です。疑似花粉を用意して、鼻や頬の隙間から侵入した疑似花粉の量・マスクフィルターを通過した疑似花粉の量を確認しました。

検証の結果、比較した商品のなかでもトップレベルのカット性能を発揮。マスクの内側には擬似花粉がほとんど通過しておらず、全体の約90％の花粉をブロックできました。

鼻や頬の隙間から漏れが見られなかったのもよい点です。公式サイトに記載されていた花粉粒子捕集効率99％には及ばなかったものの、花粉が気になる季節に大活躍するでしょう。

最後は、速乾性の検証です。マスクの内側に霧吹きで水を1プッシュ吹きかけ、20分後にどれくらいの水分が蒸発したかをチェックしました。

その結果、蒸発した水分量は42.8%と、高評価の基準とした60％を下回りました。しかし比較した全商品の平均は44.5％（※執筆時点）だったため、乾きにくさやムレが特別気になることは少ないといえます。